2019年終戦記念日におけるJMU磯子で艤装中の巡視船「つるが」と定期整備中の護衛艦「たかなみ」2019年08月22日 06時50分

J-POWERの磯子火力発電所横からの、JMU磯子工場撮影風景。
望遠レンズ用に導入した、GITZOのフルードジンバル雲台、伸びるズームレンズでは重心移動に伴い、取り付け位置を前後させてバランス調整が必要ですが、撮影はすこぶる快適。
何より、3Way雲台や自由雲台のように、カックンとカメラやレンズが倒れてしまう心配がないし、小さな力でレンズを振れるのがありがたい。

ジンバル雲台で撮影中

この日は台風接近に伴い、風が強く、三脚を使っていても、カメラが刻みに揺れるくらいでした。

台風により波飛沫が道路まで

時折、波しぶきも防波堤を飛び越える有様で、写真の場所での撮影はできませんでした。

くにがみ型巡視船「つるが」

こちらは全体は見えませんが、くにがみ型巡視船「つるが」(PL-91)が停泊中。
艤装中(と言ってもほぼ終わっていると思われますが)で、まだ就役していない、最新の巡視船です。
自衛隊もそうですが、海上保安庁も要求される任務は従来より格段に高くなり、ようやく古い巡視船が更新、増強される段階です。
人口が減る日本、省力化も進めなければなりませんが、事件や事故現場にもっとも密接に関わる海上保安庁の場合、そうは言っても人は簡単に減らせないですしね。


定期整備中の護衛艦「たかなみ」

こちらは定期整備中と思われる、護衛艦「たかなみ」(DD-110)。
早いもので、就役からもう16年、護衛艦としては艦齢の半ばと言ったところ。
対空ミサイルが、従来のRIM-7Mシースパローから、発展型シースパロー(ESSM)に改装されるための予算も取られていますが、たかなみがすでに改修を終えたかは不明。
艦齢30年以上経過した古い「ゆき」型護衛艦がまだ残っていますから、「たかなみ」の退役も20年くらい先になるのかな?

終戦記念日 横須賀に佇む護衛艦郡2019年08月23日 06時45分

磯子での撮影を終えて、たまには厚木基地でも行こうかなと思ったのですが、せっかくここまで来たのでと、今まで撮ったことのない場所から、横須賀の護衛艦でも撮ろうかと、思い立ってやってきたのがここ。

海上自衛隊横須賀基地

飛行機を撮ろうと思って、持ってきていた脚立が役立ちました。

ヴェルニー公園からの撮影だと、下から目線になってしまう護衛艦、ここは高台にあるので、上から撮れます。
遠方に米軍基地も見えます。
あまり間近で撮ってはいけないのですが、この距離ならいいでしょう。

ミサイル護衛艦「はたかぜ」

ミサイル護衛艦「はたかぜ」(DDG-171)のクローズアップ。
すでに艦齢は33年となる古参のミサイル護衛艦です。艦隊防空のための艦艇ですが、イージス艦の出現によって一気に陳腐化してしまったという、ちょっと可愛そうな立ち位置。
ですが、オールガスタービン推進、対艦ミサイル個別搭載(それ以前のミサイル護衛艦は対艦ミサイル未搭載、または対空ミサイルと発射機兼用)と、当時としては割と高性能な艦でした。
昨日ブログに上げた護衛艦「まや」の就役(2020年3月予定)と同時に、練習艦へ種別変更の予定。そして、横須賀を離れて呉に移動の予定です。
練習艦変更に当たり、何らかの工事はするかと思いますが、現時点ではまだ第一線の護衛艦として運用中です。

それにしても、艦齢33年なら、十数年前ならとっくに退役していた艦齢です。
この「はたかぜ」が就航した頃は護衛艦が年に3,4隻就役していた時代(今ではありえない数)で、この頃の艦艇が一句に更新時期に来ていますが、バブル期のような予算が取れない以上、簡単に更新できないという事情があります。
これから練習艦になるのですから、練習艦になっても3~4年程度は現役を続けるかと思います。
「はたかぜ」が練習艦になることで、同時期就役で練習艦に転用された「ゆき」型は退役するでしょう。


護衛艦「いかづち」

遠方のバースには、護衛艦「いかづち」(DD-107)、その奥に護衛艦「むらさめ」(DD-101)、更に奥にはイージス護衛艦「きりしま」(DDG-174)が。
これらの艦艇も、艦齢17~24年経過、中国海軍が米海軍を超える勢いで次々と艦艇を就役させる中、こちらは老朽化が進んでいます。それでも改良は入っているので、第一線級の能力を持っているのですが、従来30年前後で退役させていた護衛艦、今後は40年近く使わざるを得ないでしょうね。

護衛艦「いずも」

ヘリコプター護衛艦「いずも」(DDH-183)を艦尾から。
新しい護衛艦隊の象徴で、先ごろ戦闘機の搭載機も正式にF-35Bに決定しました。
フルスケールの空母と言うよりは、前線の補給基地のように使うのでしょう。さてどう使われていくのか?

【飯沼銘醸】スパークリング姿 純米吟醸生酒2019年08月24日 06時52分

今月上旬、栃木で買ってきたお酒。

【飯沼銘醸】スパークリング姿 純米吟醸生酒

飯沼銘醸のスパークリング姿 純米吟醸生酒です。ラベルは輸出を意識したか、まるでワインのような英語表記。
スパークリングですから、海外の方にもとっつきやすいのでしょう。
例によって吹き出し注意ですから、よく冷やしてゆっくりと開栓します。

雄町ベースで五百万石も使用

精米歩合55%、酒米は雄町が90%に五百万石10%という面白い配合。
調べたところ、先に搾った雄町を濾過した後に、五百万石のもろみの上層部分を網で濾して、澱を加えているそうで、なので五百万石が10%なんですね。
別銘柄米をわざわざ添加するあたり、並々ならぬこだわり。

さて開栓ですが…アレ、思ったより吹き出さない。若干拍子抜け。ただ、瓶の中の活性状況にもよるので、これはたまたまと思ったほうが良いでしょう。

とりあえず、上澄みを飲んでみると、案外どっしりとしていて、それでいてシュワシュワの発泡で後味爽やか。
酸味はほどほどで、甘みもしっかりとありますが、すっと引いていくので後味がいい。
澱を混ぜてみると、更に苦味や米の旨味が増す感じ。

2,3日経過すると、よりどっしりとしていながら、甘味も増して、華やかな感じに。
いやはや、東北のお酒に負けないくらい、栃木のお酒も頑張っていますね。

【悲報】PC-Nikkor 35mm F2.8(New)を落とした(涙2019年08月25日 08時11分

先日のJMU磯子工場の撮影時に、PC-Nikkorでも遊ぼうと、レンズをとっかえひっかえしていたのですが…
PC-Nikkorは、その構造上、レンズ鏡胴が360度クルクル回転します。そのため、レンズマウントの頂点が分かりづらいという欠点もあります。
現行のPC-NIKKORならともかく、非CPU時代のものは特に分かりづらい。
で、ちゃんとボディに嵌っていなかったのですね。カメラを持ち上げた際に、レンズが外れてアスファルトの上にゴトン!

一瞬何が起きたか理解できなかった。ええええええ!

フードが歪んでしまったPC-Nikkor 35mm

レンズフードHN-1が歪んでしまいました。
ただ、ネジ山までは歪まず、何とか外せる状態でした。シフト用のダイヤルの部にも傷が…。

PC-Nikkor 35mm F2.8(New) マウント側にも傷が

マウント側にも傷が…。普通のMFのFマウントレンズだと、ここは絞りリングなのですが、PC-Nikkorは構造上ここに絞りがないため、リングの動作不良には関係ないのが幸い。またマウント自体も無事な模様。
しかし、1mも下のアスファルトに落下させて、レンズが割れることも覚悟していましたが、これだけで済んだのは、レンズフート側から落下して、フード自体がある程度衝撃を吸収してくれたからでしょうね、不幸中の幸いです。
フードはまた手に入れなければなりませんが、HN-1なら探せば中古でもあるし、新品でもまだ買えますし。


PC-Nikkor 35mm F2.8(New) シフトなし

落下後のレンズテスト撮影。シフトなしにて。f8まで絞りました。解像力も問題なさそうです。

PC-Nikkor 35mm F2.8(New) シフト最大

シフト最大にて撮影。上に行くにつれてすぼんでいくのが、軽減されています。
最大量でも、直線が真っ直ぐにはなりませんが、これくらいが不自然にならなくて良いですね。

というわけで、オールドニッコールレンズ、頑丈だなぁというお話でした。
これ現行レンズだったら、こうは行かない気がしますが、どうなんでしょうね? 落下試験はやっているようですが。

ドクターフィッシュを体験2019年08月26日 06時27分

だいぶ前になりますが、夏休み中、子供らを連れて行った彩湖自然学習センターで、ドクターフィッシュの体験をしてきました。

ドクターフィッシュことガラ・ルファ

こんなコーナーが有りまして、珍しく娘が体験してみたいと言うもので。
ドクターフィッシュという名前のほうが通りが良いですが、本名は「ガラ・ルファ」。
トルコ・イラン・イラク・レバノン周辺の川に生息しているそうです。

餌やり直後だったので食いつきはいまいち

係の方を呼んで、手をきれいにしてから体験。
ちょうど、餌やりを直前にやったそうで、食いつきがよくないかも…とのことでした。
それでも何匹かはくっついてきます。変な感触です(笑

息子は平気で手を入れてた

言い出しっぺの娘は、おっかなびっくりでなかなか手を入れなかったけど、息子はこういうのは平気なので、手をつっこんでいました。
いつまで展示しているかわかりませんが、体験してみたい方はぜひ。無料です。

富士山と御殿場をタイムラプスで2019年08月27日 06時39分

もう2週間以上前ですが、御殿場で一泊したときに、コテージから撮った富士山と御殿場の様子をタイムラプスで撮影してみました。

まずは夕方。太陽がすっぽり富士山に消えていくと素敵なのですが、さすが富士山の麓、一気に雲が来ますね。

そして、翌日早朝から、日の出からの富士山と御殿場を…と思ったのですが、目覚ましかけたけど二度寝してしまって、撮影開始が遅くなってしまいました。
本当は真っ暗なところから撮りたかったのですが…

もっと撮ればよかったなぁ…。
D850のタイムラプスも、指定の時間から撮影スタートできる機能があればよいのに。

SANWAのソーラーテスターPS-8の電源が入らなくなったので電池交換してみた2019年08月28日 06時35分

Yamaroが中学生くらいの頃、親父からもらったSANWAのソーラーテスタPS-8。現在は後継のPS-8aが販売されていますが、基本的には大きく変わるところはなく、ロングセラー商品です。

ソーラーパネルで充電して使用するテスタですが、もらってから四半世紀、最近は1日充電しても、すぐ電池切れし、とうとう電源が入らなくなってしまいました。
流石に25年も使えば寿命ですね。いやよく持ったほうです。

というわけで、分解してみました。
ネジ2本で留まっているだけのシンプル設計です。

分解するとVARTA30DKが2個入っていた

よく見ると、ボタン電池らしきものが2個入っているのがわかります。
PS-8の場合、ソーラー発電なので、このボタン電池は二次電池、つまり充電電池となっています。
型式はVARTA30DKという、見慣れないものです。

VARTA30DKは1個が少し液漏れ

電池を外してみると、左側のは液漏れしたようです。ただ漏れはひどくはないので、基板側の接点を清掃すれば問題なさそうです。

調べてみると、SANWAのHPにニッカド電池であること、そして現在は製造中止になっていて、代替のニッケル水素電池V40Hが購入可能であることがわかりました。
こんな古い製品をサポートしてくれるとはありがたい。まあ現行品のPS-8aがこれを使用しているからでしょうけど。

ただ、購入が郵便切手か現金書留で…というのは面倒です。

そこでお得意のAmazonで検索しますが…引っかからない。特殊な電池だからか?
しかし、似たようなものが引っかかりました。

GP40BVH
自転車のソーラーテールランプに使われているようです。
確かに形状は似ています。しかし型番が違います。40BVHという型番のようです。

調べるとV40H、GP40BVH、40BVHは互換品番ということがわかりました。

これで改めて検索すると…

ビックカメラヨドバシカメラでも購入可能なのがわかりました。しかも送料無料で、Amazonより安い。
というわけで、今回はビックカメラさんをチョイス。なんと午前中に発注すれば、夜までには届く!
ヨドバシもすごいが、ビックカメラも負けていないですね。

でもって、夜に届きました! ビックカメラやるなぁ。しかもヨドバシだとマンションのポストに入れて終了のサイズですが、ちゃんと玄関まで持ってきてくれました。

GP40BVH(V40H互換)

パッケージの通り、自転車用の部品と言う扱いです。

VARTA30DKとGP40BVHとの比較

上2つが、元々ついていたVARTA30DK、下が購入したGP40BVHです。
微妙に形状が違います、上はプラス側にフランジがついていますが、下は一般的なSR-44/LR-44ボタン電池と同じ形状です。
果たして装着できるか?

GP40BVHをPS-8に装着

装着できました! フランジは付いていませんが、径は問題ないようです。

PS-8の電源入った

PS-8の電源入りました。ホコリだらけでキッタナイですね。清掃しないと。
これでまた電圧測定できます。もうちょっといいテスタもほしいのですが、結局図るのは電圧だし、必要十分な性能ですしね。

半月を撮る2019年08月29日 06時29分

8月7日の夜に撮影した半月。

半月

Nikon D850にSIGMA 150-600mmの600mm望遠端で、超絶クロップ。
この日風が強く、三脚にジンバル雲台での撮影でしたが、微ブレてしまっている…。ミラーアップの電子シャッターで何枚か撮ったのですが、ブレてしまいました。
ピクチャーコントロール、AUTOではあまりにコントラストが高すぎるので、フラットで現像。
フラットは、一般的な撮影ではコントラストが低くなりすぎて締まりがなくなりますが、こういった極端にコントラストが高い被写体には効果的ですね。

それはともかく、半月の影の部分、どれくらい階調が残っているのだろうと思い、遊んでみました。

D-ライティング HS

Capture NX-DのD-ライティング HSを目一杯上げてみました。さすがに100はやりすぎだったので、90にしてみると…

暗部のみD-ライティング HSで持ち上げる

影の部分のクレーターは流石に見えなかった(ほぼ諧調なし…)けど、月の輪郭は何となく見えました。
D-ライティング HSは、明部をほぼ持ち上げずに暗部だけを持ち上げることが出来るので、やり方によってはHDRのような効果が得られます。

Nikonの一眼レフ・ミラーレス、というよりSONYセンサは、割と暗部の階調が残っています。
RAWでナイト撮影で遊んでみるのも面白いですよ。

【豊島屋酒造】屋守(おくのかみ)純米吟醸無調整2019年08月30日 05時58分

いつもの酒屋さんに行ったのですが、このお店でよく買う群馬のお酒「流輝」が、今回はあまり種類がなく、夏酒も売り切れ、ということで、久々に「屋守」をチョイス。

【豊島屋酒造】屋守(おくのかみ)純米吟醸無調整

屋守(おくのかみ)純米吟醸無調整、1回火入れ、八反錦を使用。

【豊島屋酒造】屋守(おくのかみ)純米吟醸無調整

あれっ?と思ったのが、フレッシュでジューシーな味わいが多い屋守の中でも、これについてはどっしりさがあります。
日本酒度も+2.5で、屋守としては高め。
へぇ、屋守でもこういう味わいのお酒もあるんだぁと関心。
もちろん、屋守らしい甘みと酸味もあるのですが、それ以上に日本酒らしい米の旨味とどっしりさが出ています。

ジューシーな屋守を連想するとちょっと違うかもしれませんが、スイスイ呑むというよりは、落ち着いたて、ゆっくり味わいながら飲む感じのお酒です。

ダブルレインボー2019年08月31日 08時28分

ダブルレインボー
昨日の夕方、かなり濃い目に虹が出ているのが見えて、Xperia 1でパチリ。
Xperia 1の望遠レンズ(カメラ業界で言えば52mmなので標準レンズの画角)で撮影。


よく見ると、二重に虹が出ています。
ダブルレインボーと呼ぶようで、これが見れると幸福が訪れるとか♪

原理的には、空気中の水分に光が当たって、水滴の中で1回屈折したのが主虹と言い、2回屈折したのが副虹と呼ぶのだそうです。

なかなか見れないのは、2回屈折したものは、屈折の過程で反射や減衰してしまい、暗くなってしまうからで、実は二重に見えないときでも、原理的には副虹も発生しているのだそうです。

副虹は、主虹と色の並び方が反対になるのも、2回目の反射で色の向きが変わるから。

主虹がこれだけ濃くはっきり見えていると、副虹も見える確率が高いということになります。

Xperia 1のISO200での撮影、ノイズ感もなく解像感もよく、なかなか良く撮れています。
Xperiaのカメラは、iPhoneやGalaxyの後塵を拝していたイメージでしたが、SONYもミラーレス一眼トップシェアとなり、画像処理がうまくなってきたのかな?