終戦記念日 横須賀に佇む護衛艦郡2019年08月23日 06時45分

磯子での撮影を終えて、たまには厚木基地でも行こうかなと思ったのですが、せっかくここまで来たのでと、今まで撮ったことのない場所から、横須賀の護衛艦でも撮ろうかと、思い立ってやってきたのがここ。

海上自衛隊横須賀基地

飛行機を撮ろうと思って、持ってきていた脚立が役立ちました。

ヴェルニー公園からの撮影だと、下から目線になってしまう護衛艦、ここは高台にあるので、上から撮れます。
遠方に米軍基地も見えます。
あまり間近で撮ってはいけないのですが、この距離ならいいでしょう。

ミサイル護衛艦「はたかぜ」

ミサイル護衛艦「はたかぜ」(DDG-171)のクローズアップ。
すでに艦齢は33年となる古参のミサイル護衛艦です。艦隊防空のための艦艇ですが、イージス艦の出現によって一気に陳腐化してしまったという、ちょっと可愛そうな立ち位置。
ですが、オールガスタービン推進、対艦ミサイル個別搭載(それ以前のミサイル護衛艦は対艦ミサイル未搭載、または対空ミサイルと発射機兼用)と、当時としては割と高性能な艦でした。
昨日ブログに上げた護衛艦「まや」の就役(2020年3月予定)と同時に、練習艦へ種別変更の予定。そして、横須賀を離れて呉に移動の予定です。
練習艦変更に当たり、何らかの工事はするかと思いますが、現時点ではまだ第一線の護衛艦として運用中です。

それにしても、艦齢33年なら、十数年前ならとっくに退役していた艦齢です。
この「はたかぜ」が就航した頃は護衛艦が年に3,4隻就役していた時代(今ではありえない数)で、この頃の艦艇が一句に更新時期に来ていますが、バブル期のような予算が取れない以上、簡単に更新できないという事情があります。
これから練習艦になるのですから、練習艦になっても3~4年程度は現役を続けるかと思います。
「はたかぜ」が練習艦になることで、同時期就役で練習艦に転用された「ゆき」型は退役するでしょう。


護衛艦「いかづち」

遠方のバースには、護衛艦「いかづち」(DD-107)、その奥に護衛艦「むらさめ」(DD-101)、更に奥にはイージス護衛艦「きりしま」(DDG-174)が。
これらの艦艇も、艦齢17~24年経過、中国海軍が米海軍を超える勢いで次々と艦艇を就役させる中、こちらは老朽化が進んでいます。それでも改良は入っているので、第一線級の能力を持っているのですが、従来30年前後で退役させていた護衛艦、今後は40年近く使わざるを得ないでしょうね。

護衛艦「いずも」

ヘリコプター護衛艦「いずも」(DDH-183)を艦尾から。
新しい護衛艦隊の象徴で、先ごろ戦闘機の搭載機も正式にF-35Bに決定しました。
フルスケールの空母と言うよりは、前線の補給基地のように使うのでしょう。さてどう使われていくのか?

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
スパム対策のため、管理人のHN(Yamaro)をひらがな3文字で入力してください。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://yamaro.asablo.jp/blog/2019/08/23/9144444/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。