【藤﨑宗兵衛商店】長瀞蔵に行ってきた2019年09月04日 06時32分

週末に行った長瀞、最後に、ちょうど1年前に創業し、1周年を迎えた、藤﨑宗兵衛商店・長瀞蔵に行ってきました。

【藤﨑宗兵衛商店】長瀞蔵

長瀞は毎年行くのですが、岩畳のすぐ近く、寳登山神社へ行く途中に蔵が出来るなんて!
Facebookを見て、前から行きたいと思っていたんですよね。

【藤﨑宗兵衛商店】長瀞蔵

【藤﨑宗兵衛商店】長瀞蔵

まだ出来て1年だけあって、きれいなところです。
藤﨑摠兵衛商店自体は、亨保十三年(1728年)創業と非常に歴史のある酒蔵で、現在は十三代目、場所を長瀞に移してまだ1年ということで、これからが期待できる酒蔵です。

長瀞蔵店内

長瀞蔵のお酒は、まだ外販はしておらず、この酒蔵でのみの販売です。希少なお酒ということになります。
通販も、現時点ではやってないようですね。

長瀞蔵にごり酒と無濾過原酒

最終的にはこの写真にある3種類買いました。
左に見切れている1周年記念の純米大吟醸、にごり酒、無濾過原酒です。
写真のは冷蔵庫にありますが、どのお酒も火入れ酒のようです。


酒米はさけ武蔵

酒米はさけ武蔵。埼玉県産の酒米で、八反流と五百万石系の若水の交配で作った酒米です。

店内は非常におしゃれで、お酒以外におつまみやおちょこ、グラスなども販売していました。

藤﨑宗兵衛商店の看板

藤﨑摠兵衛商店・長瀞蔵の店内

藤﨑摠兵衛商店・長瀞蔵の店内

藤﨑摠兵衛商店・長瀞蔵の店内

長瀞方面に行ったら、必ず寄りたいところですね。

長瀞に流しそうめん食べに行ってきた2019年09月02日 06時20分

毎年恒例になりつつある、長瀞の流しそうめんに行ってきました。
本当は、娘の誕生日にあわせて7月後半あたりに行く予定だったのですが、まさかの胃腸炎からの入院となってしまい、先送りとなっていました。
でも、この時期の気温のほうが過ごしやすいかな。

長瀞の岩畳

順番待ちの間、長瀞名物、岩畳を観光。去年は釣れない感じだった子供達が何故か今年はハマるw
割とあちこち見て回りました。
岩畳の上はさすがに暑い。岩が熱を持つんでしょうねぇ。

長瀞の岩畳

もう少し晴れていたらね。

長瀞長生館の流しそうめん

長瀞長生館の流しそうめん。
予約はできませんが、その場でタブレットで番号を発券して、順番が近くなったらメールでの呼び出しも可能です。
自分が来た時点で20組近くの待ちでしたが、客回転は割と早めなので、待ち時間は1時間弱。
その間に、観光するのもよいかと。

流しそうめんの薬味

順番が来ました。
流しそうめんは食べ放題、薬味もなくなったら追加できます。
飽きたら味変出来るので、結構楽しめるかと思います。

茹でたそうめんをどんどん流してくれます

こんな感じで、向こうの番台?ブース?で茹でた麺を流してくれます。
対岸にも同じ用に竹筒があり、同時に8組程度が楽しめます。

ほとんどのお客さんは、15分くらいで終わってしまうっぽいですが、我が家は1時間近くいましたw

流しそうめん中

流しそうめん堪能中

流れた麺は桶に貯まる

流しそうめんの麺をすくうのは難しい

流れてくる麺のキャッチ、全部は無理! 箸から流れてしまいます。
流れた麺は桶に貯まるので、すくい上げて頂きます。

流しそうめんの流し撮り

流しそうめんの流し撮りにチャレンジ! 戦闘機の流し撮りより難しいです。なぜなら麺の塊は動くから! 被写体ブレするんですね。

お口直しのミニトマト

お腹いっぱいになったら、その旨を番台に告げると、最後にお口直しのミニトマトが流れてきて終了です。
もう9月ですが、まだまだ暑いので、涼し気な流しそうめんはおすすめです。

奥多摩 水と緑のふれあい館2019年06月03日 06時31分

青梅でお蕎麦を食べた後、奥多摩湖の小河内ダムへ移動。

奥多摩 水と緑のふれあい館

ダム湖畔には「奥多摩 水と緑のふれあい館」があります。
上のPlanarの開放で撮りましたが、被写体が遠いと開放でも収差多めながら、それなりに解像しますね。これが被写体が近いほど解像力低下、収差もぐっと増えます。そういう特性のレンズなんですね。

奥多摩の歴史 人形

奥多摩の歴史の展示。人形の後ろに黒子の人形がいます(笑

水と緑の展示

雨です(笑

木のボールの遊び場

こういう子供向けの遊び場があり、家の子供達はこういうのが大好きで…ずーっと遊んでいました。

お迎えがきそうだよ…

息子よ、お迎えがきそうな写真になったぞ…
Planarでf2に絞って撮影。1つ上の木のボールの遊び場写真はAF-S 35mm  f/1.8G ED。レンズの違いによる描写の違いがわかりますね。

はるかなる水の旅

ボールサーカスによる水の旅だそうです。東京都水道局凝ってるねぇ。

子供らがずっとここで遊んでいて、なかなかダム湖の方に行けませんでした。
続く…

ニコンミュージアム ウルトラマイクロニッコール展を見た後は…2018年05月04日 08時33分

ニコンミュージアムのウルトラマイクロニッコールレンズ展では、レンズだけでなく、その時代の半導体が使用された製品が展示されていました。

各年代の製品展示

この日、AI AF Fisheye-NIKKOR 16mm f/2.8Dを屋外デビューさせましたが、こうした撮影に最適でした。

70年台の電化製品

カセットデッキやビデオデッキは、昔家ににこういうのがありましたね、という感想を抱く年代です。

●SONY TC-2850SD
SONY TC-2850SD

SONYのTC-2850SD、通称デンスケ。この時代はカセットテープの幕開けの時代で、まだメタルテープはなく、クロムテープ、別名ハイポジションやType IIと言われたテープが上級テープとされていた時代のものです。オープンリールデッキがまだまだ現役だった時代に、カセットテープでより高音質に録音するため、各社が切磋琢磨していた時代です。
ドルビーシステム(DOLBY B NR)搭載の、当時の高級なポータブルカセットデッキです。この時代は生録ブームだったそうで、こうしたカセットデッキにマイクを付けて録音するのが流行りだったそうです。

ドルビーノイズリダクションも、過去のものになってしまいましたね。
最近カセットブームが来ているようですが、もはや90年台をピークに、技術的は後退してしまいました。
今売られているカセットデッキは、この時代のものより劣るかもしれません。


●National(現Panasonic) NV-5500
National(現Panasonic) NV-5500

SONYのベータ方式に対抗して、Nationalこと松下電器(現Panasonic)が発売したVHS方式のビデオデッキ。
我が家は東芝のベータデッキでしたが、この時まさかベータが衰退し、VHSが主力になるとは誰も考えていなかったでしょう。
この当時はまだ電子チャンネルではなく、いわゆるガチャガチャダイヤルで選局する方式でした。
カセットも、フロントローディングではなく、まだ上からがちゃんとセットする、カセットテープと同じ方式が取られていました。この機種は、初めてタイマー録画が可能となった機種です。
当時画期的だったこのビデオデッキも、HDD録画に慣れた世代には、あまりにも不便でしょうね。


●SONY CDP-101
SONY CDP-101

80年代はデジタル時代の幕開けです。
1982年、音楽用CDプレーヤーが初めて発売されました。SONYの記念すべき第1号のCDP-101です。
当時、他社が縦にCDを入れる方式が主流だったのに対し、最初からフロントローディング方式を採用していました。そのため外観もスマートで薄いのが特徴です。すでにこの当時、CDプレーヤーの外観が完成されていたSONYはやはり凄いです。
面白いのが、この機種のみ、リアパネルにアンチショックの切り替えスイッチがありました。
恐らく振動に対する音飛び対策として、ピックアップの追従性を上げるためのサーボ電流を増やす切り替えと思いますが、わざわざそんな切り替えがあったのも時代ですね。


●SONY MZ-1
SONY MZ-1

そして90年代は、デジタル機器の小型化の時代。
こちらは、ワタシもかつて所有していたSONYのポータブルMDレコーダー第1号、MZ-1です。
当時、画期的だったMD、MDは小さいのに、この初代機は技術的課題があったためか、ポータブル機でありながら、ディスクに対しかなり大きかったのです。
バッテリは専用ニッカドで1時間しか持ちませんでした。なので追加バッテリは必須でしたね。
大きいのはメリットも有り、テンキーを装備し、タイトル入力も楽でした。また液晶ディスプレイも比較的大きく、メーターも見やすく、使いやすさはこれ以降のポータブル機より格段に良かったですが、圧縮音源ATRACの初期のモデルのため、音質はイマイチでしたね。
それでもデジタル録音できてヒスノイズを気にせず、編集もカセットテープとは比較にならないくらい楽になり、かなり使い込みました。初期モデルだけに、ローディングしないとか不具合も多かったですけどね。
後輩くんにあげてしまいましたが、残していればよかったな。


懐かしの展示

展示は多くはありませんが、懐かしく見れる世代、逆に新鮮に映る世代もいらっしゃると思います。

ニコンミュージアム 通常展示も充実

展示は工夫されていて、誰でも楽しめるものとなっています。
ぜひニコンミュージアムへ足を運んでみてください。

息子にSTRIDERを買ってあげた2018年04月23日 06時16分

今流行りのペダルのないミニバイク、STRIDERを2歳になった息子の誕生日プレゼントとして購入しました。

STRIDER SPORT

SPORTという、パッドや座面を伸ばすスポークが同梱されたモデルにしてみました。

STRIDERの組み立て前

組み立て式ですが、前輪とハンドルを取り付けるだけで、組立自体は簡単です。
工具も付属しているので、自分で準備する必要はありません。

STRIDER組立完了

完成しました。息子の身長だと、まだ座面もハンドルも一番下がちょうど良さそうです。
それにしても軽いですね。

樹脂製のノーパンクタイヤ

タイヤはゴムではなくプラスチックで、空気を入れる必要がないノーパンクタイヤです。
D-bikeという似たようなミニバイクも同じようなノーパンクタイヤでしたが、車体重量はSTRIDERのほうが軽く感じました。

高さ調整はワンタッチストッパー

座面もハンドルも、このようにワンタッチストッパーで固定できるので、工具いらずでその場で高さ調整が可能なのは便利です。
ただし、ストッパーのボルトをある程度調整しておかないと、ストッパーを掛けても位置がずれてしまう、あるいはストッパーが外れないこともあるので、はじめにしっかりとボルト調整をする必要があります。

初めてSTRIDERに乗る?息子

さて息子ですが、まだあまり関心がないかな?
座面に座るということが分かっておらず、ちょっとだけ進んで終了、後は砂遊びに興じていました。
写真はどうせまだ大して乗らないだろうと帽子のままですが、本来はヘルメットを着用します。一応今回ヘルメットも持っていったのですけどね。

GWには妻の実家に行くので、そこで乗れるようになるといいかな。

関東降雪につき2018年01月23日 06時25分

週末、娘がインフルエンザになってしまい、娘とお出かけの予定が急遽息子になったりと、色々バタバタしていまして、昨日もまだ娘の熱が少し高かったので、仕事はお休みしました。

結果的に仕事を休んで正解な天気でしたね。
関東では4年ぶりとなる大雪。北国では普通ですが、普段全く雪が降らない関東で、20cm以上積もると、これはもう交通機関は麻痺しますね。多分出社していても、早期帰宅命令が出ているはずです。

娘の看病で家から出られないので、確定申告のデータ入力をしたり、写真撮ったり。

日曜のTweetで…
studio9さんのこんな記事があったので、これを見て早速実践。

降雪をスピードライトで表現

Nikon D850 + Carl Zeiss Planar 1.4/50 ZF.2に、スピードライトSB-900をマニュアルでフル発光。
雪っぽい写真が撮れました。絞りはf5です。

ちなみに絞り開放だと…

絞り開放だとボケすぎて雪が表現できず

古典的なレンズ故、口径食で雪がラグビーボールのような形になっていますね。また被写界深度も浅すぎて、雪もボケすぎてあまりわからない感じに。50mmの場合、適度に絞ったほうが良さそうですね。
夜も撮ってみましたが、現在カメラをタイムラプスでベランダに出しっぱなしなので、データをまだ拾えていません。

D850のタイムラプスで雪景色を撮る

こんな感じで昨日夜からタイムラプス撮影中。さて結果はどうなるやら…。

クリスマス~2017年12月25日 06時25分

クリスマスイブは、妻が料理やら準備のため、子供らを連れ出して小さな動物公園へ。
小さいサンタになっていただきました。

動物公園にて

羊もふもふ

固まる2人

ちょっと怖がってたけど、モフモフの羊に触って楽しそうでした。


ローストチキン

クリスマスケーキ

美味しかったよ!

Nikon D850 + MB-D18導入2017年09月09日 06時33分

主役の登場です。

Nikon D850

これまで、デジタル一眼レフはD300とD800、その後D300とD810という2台体制でした。
サブ機としては、OLYMPUS PEN E-P5もあるものの、操作性の違いや、レンズがマイクロフォーザーズ用で別に必要など、フォーマットの違うカメラをD810と同時にサブに使うのは難しく、これはD300のDXフォーマットとD800/D810のFXフォーマットにも言えることでした。
まだD300は同じFマントなので、レンズのやりくりは出来るものの、同じレンズでも、お互い画角が変わってしまうことが最大の悩みでした。

Nikon D850 + MB-D18

今回はD810は手元に残すことで、D850と共に使用していきます。
これで、FX機2台体制となりました。
MB-D18とEN-EL18bも導入し、これで最初から秒9コマ連写も可能です。

では両者を比較してみましょう。
使い勝手の面で、大きく変わった点は以下の通り。

・画素数アップ(3635万画素→4575万画素)
・液晶が高画素化、タッチパネル化、チルト式に
・D800/D810では内蔵していたフラッシュが非搭載に
・ボタン配列がD5/D500シリーズと同様になり、イルミネーション搭載に
・4K/30p動画対応(フルHDまではフォーカスピーキング対応)
・最大秒9コマ連写へ高速化
・CF/UHS-I SDカードスロットから、XQD/UHS-II SDカードスロットルへ変更
・D5/D500譲りの153点AF搭載
・RAW-S/M搭載(12bitのみ)
・Nikonデジタル一眼レフ最大のファインダ倍率0.75倍
・WiFi/Bluetooth搭載でSnapBridge対応

もっとたくさん違いはありますが、大きな変化点はこんな感じ。

画質については、D810で何ら不満はないので、D850で不満が出ようはずもなく、むしろ余裕のある画素数を活かして、航空機撮影のDXクロップはもちろん、状況に応じてRAW-M(2556万画素)やRAW-S(1136万画素)を設定できるので、データ量の節約もできます。
D810もRAW-Sはあったのですが、中間のRAW-Mができたことで、より使いやすくなったと思います。RAW-Sだけだと画素削りすぎですから。

Nikon D850

サイズは殆ど変わりませんが、重量は980→1005gと少し重くなりました。
最近D7500やD5600などで採用しているモノコックではなく、従来からのマグネシウム外装のため、軽量化はできなかったのでしょう。
また、ファインダ倍率0.75倍という、Nikonデジタル一眼レフで最も高い倍率のため、ペンタプリズムも大きくなっているのも重量増の1つでしょう。

フィールドでの使用はまだ先ですが、D810との比較で家でちょいと触ってみた限りの印象は…

・重くなったようだけど、ほとんど誤差範疇(レンズの重量差のほうが大きい)
・ファインダ大きい!見やすい!
・AF爆速!(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRとの組合せで)
・暗所AFが大幅に向上(AF補助光がなくなったが、中央のセンサは正確にフォーカスしている)
・秒9コマ連写できるので、単写でもミラーのスピードがアップしている
・シャッター音はD810より少し大きめで甲高い
・高感度耐性は1段分は向上している
・ライブビュー時のAFは相変わらず行ったり来たりで速くはない(D810よりは少し速い程度)
・フルHDでしか使えないが、電子手振れ補正は恐ろしいほどよく効く
・あれ、4K動画ではフォーカスピーキング出来ないの?
・とは言え、液晶解像度が上がったため、ライブビューでのMFのピント合わせが快適に
・液晶周りが、D300~D810までとは変わっているので、何か違和感
・内蔵フラッシュがなくなったので、D810では出来た赤外線による外部ストロボのワイヤレス発光できないな

ライブビューや動画時のAFは、相変わらず改善の余地ありですが、フォーカスピーキングが出来るようになったため、MFでのピント合せもしやすくなりました。
SnapBridgeの使い勝手は、追々書いていきたいと思います。とりあえずスマホ転送できることは確認しましたが、ちょっと重たいアプリかな。

まだ出たばかりの機種ですが、次(D860?)があるとしたら、こんな改良を望みたい、というのもあります。

・ライブビューのAF速度向上
コントラスト式でも、もう少し速く出来るはず。像面位相差は画質への影響があるが、最小限に留まるなら採用を考えても良い?

・ボディ内蔵手ブレ補正
一眼レフの光学ファインダの像と実際撮れる像が不一致になるリスクはあれど、PENTAXが既に実現していて、既存のレンズ側のVRと連携して、より強力な手ブレ補正を形成すれば、鬼に金棒と思う。

・4K60P
これはどのメーカーも次の機種で出してきそう。

・4K動画のフォーカスピーキング
ファームアップでD850も対応してくれ。

というわけで、新しい相棒を迎えましたので、早く慣れていきたいと思います。

Nikon D850

まずはストラップ付けて、D810と同じカスタム設定しないと…。

夏っぽくない雲2017年07月31日 06時28分

巻雲?
データ:Nikon D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED Aモード(f/8 1/125) RAW現像


早朝に洗濯物を干そうとベランダに出たら、夏っぽくない雲でした。
雲は詳しくないですが、巻雲なのかな?
春や秋によく見る感じです。

飛行機雲もクロスしてよい感じだったので撮ってみました。

レンズは久々のAF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDを。
ここ最近、重量級のAF-S 24-70mm f/2.8E ED VRをメインに使っていたので、2回りも軽くコンパクトな本レンズもまた使いやすくて良いですね。
画質も安定したレンズなので、1本持っていて損がないレンズです。

旧日立航空機立川工場変電所2014年12月15日 23時59分

仕事がお休み、かつ天気も良いので、撮影に行ってきました。ヒコーキも撮りたかったですが、今日は廃墟撮影に決めました。
といっても、保存されている建物です。

旧日立航空機立川工場変電所

旧日立航空機立川工場変電所、東京都は東大和市の市民体育館そばの公園に保存されている戦争史跡です。
1938年に建造された、日立航空機のエンジン工場の変電所として建てられたもので、戦時中は何度か米軍による攻撃にさらされています。

現在は保存されている

公園横に保存されており、周辺は綺麗に整備されています。


旧日立航空機立川工場変電所正面

ご覧のとおり、外壁には無数の銃弾跡があり、攻撃にさらされながらも生きながらえた建物の勇姿を確認できます。


現在は立入禁止に

戦後は所有会社が変わりながらも、変電所として外壁は攻撃を受けた当時のまま稼働し、1993年と近年まで使用されていました。
その後、市が史跡として保存することが決まり、現在に至っています。
入り口は閉ざされ、現状は中に入ることはできません。


無数の弾痕と古い階段

近づくと、無数の弾痕。機銃掃射や爆風に耐え、70年以上の時を経て現在もなお佇む姿は、感慨深いものがあります。
窓越しに古びた階段が確認できます。


奥にはマンションも

奥にはマンションも見え、東大和市の生活圏に保存されているのが興味深い。不思議な対比。


抜けるような青空

2階建てだがなかなかの存在感

クリスマスの装い

周りはこのようにガーデニングされています。


変電所らしき設備が見える

内部の様子は窺い知れませんが、変電所だったと思しき設備は残されています。


変電所の設備が無造作に並べられている建物後ろ

最後に建物の後ろ側を。
碍子など、変電所の設備の一部が無造作に並べられています。建物の後ろには送電線の跡も残っていますね。

小粒ながら、なかなか良い物件でした。
都内は戦争史跡が多く残っているので、せっかく都内住みになったのだから、少しずつ開拓したいです。

この後行った立川の送信所は、ほぼ解体済で、工事の真っ最中でした。少しずつ消えていくだろうから、写真に残したいですね。