【千葉遺構撮影ツアー】旧陸軍金谷砲台跡 砲台山ハイランド22019年08月18日 08時22分

弾薬庫跡を見た後は、他の施設も。

トイレと思しき建物

多分トイレかなぁと思しき建物。

やっぱりトイレ…の洗面台

トイレの洗面台。もう1台あったと思われますが、1つだけ残っていました。ここも屋根が崩壊。

男子便所の朝顔便器

男子トイレ側は、懐かしの朝顔便器。上には水洗用のタンク。昔はこういう水洗用のタンクが上に取り付けられていましたね。
こちら側はまだ屋根が残っていました。

腐食崩壊中の屋根

トイレの屋根。錆びが侵食し、崩壊しつつあります。
なるほど、鉄板の屋根が腐食して、コンクリートブロックの壁のみになりつつあるのは、昨日上げたトイレの写真と同じですね。

封鎖中の弾薬庫トンネル

弾薬庫トンネル、こちら側はきちんと封がされていました。扉ではなく、封ですね。

BBQ場跡

BBQ場跡にやってきました。
現代のスタイルのバーベキューが日本に定着したのはいつ頃か知りませんが、1960年代の日本でも、こうしたアウトドアでBBQを楽しでいたのでしょうね。

森に侵食されつつあるBBQ場

おしゃれなレンガ、大きな屋根の下で、雨の日でもBBQを楽しめたのでしょうね。
今でも、こうしたスタイルのBBQ場は普通にありますから、これが1960年代にあったとは、時代を先取りしすぎていたのかもしれません。

王冠付きの瓶ビール

王冠がついたままの瓶ビール、中身は半分くらい残っていました。
残念ながら、王冠は錆つき、ラベルも剥がれてしまっていて銘柄は不明。

みどりおいしぐぇ

BBQ場の横には、何年も管理されていない木々が生い茂っていました。
この撮影日は、直前に大雨が降ったのもあって、特に湿度が高かったのですが、元々この場所の湿度は高めなのでしょうね。
そんな感じの場所です。

大木を魚眼で

レンズを魚眼に交換。こういった場所で使いたかったんですよ魚眼。
左の木は見事な幹です。樹齢何年だろうか? 砲台が出来た時にはあったのだろうか?

屋根が欠落した場所

BBQ場の中

BBQ場の中。頑丈そうな木の柱のおかげで半世紀以上経過しても、倒壊せず現存しているのがなかなか。
木造建築も捨てたものじゃないのです。屋根もほとんどが残っています。

この後、何枚かBBQ場の厨房らしき場所も撮ったのですが、つまらないのでボツ。
で、再びBBQ場の屋根を撮ったのですが…

レンズに油がついてモヤってしまった

ファインダ越しに、なにかエモい描写になってると思ったんです。この日は湿度が高く、レンズも曇ることがあったので、レンズを見てみると、なんと油が付着! そのまま拭き取ろうにも、油なので油膜が残ってしまって…
どこで付着したかわかりませんが、厨房を撮っている途中から描写がおかしかったので、厨房に残っていた油が落ちてきたかもしれません。
残念ながら、魚眼撮影はここで終了。魚眼レンズなので、保護フィルタを取り付けられないですからね。

※レンズは自宅に戻って、フジのレンズクリーナー&ペーパーで何度も拭き取りを行って、やっと取れました。

ぼやで燃えた屋根

レンズを標準ズームに戻して、改めて撮影開始。

屋根で唯一欠落しているこの部分、2010年のボヤ騒ぎで燃えた箇所なののか?
ぱっと見た感じは、燃えたようには見えないです。まあボヤ騒ぎから9年も経過していますから、その痕跡すらわからなくなってくるでしょう。
ただ、大きな屋根のこの部分が欠損したことで、強度的にはネガになると思われます。
すぐには崩壊しないでしょうが、10年後にこのままの状態でいられるか?

昔のコンセント

BBQ場のコンセント。いかにも昭和40年代っぽい形状。
これと言ったものは残っていなかったですね。

ではBBQを後にします。

謎の物体が落ちていた

森に落ちていた謎の物体。標識でもなさそうだし。これは後に正体が判明します。

砲台跡の池

砲台跡だった場所だそうです。そこに池を作ったようですが、今や枯れ葉に覆われて何だかわからない状態に。
何か生き物でもいたんでしょうか?

それでは、この場所の一番の見所?へ向かいます。

続く…