【アサブロ最後のブログ】2019年もご覧頂きありがとうございました2019年12月31日 07時37分

2019年最後のブログとなりました。
そして、ここアサブロでのブログもラストとなります。

2020年より、自前サーバーのWordPress版へブログを正式移転いたします
なお、アサブロは、過去十数年に渡り書いてきましたので、アーカイブという意味でも、プロバイダを変えない限りは、データを消す予定はありませんので、過去記事は、引き続きお楽しみいただけるようにします。
これまでアサブロでご覧頂きました皆様も、ブックマーク、RSSの変更よろしくお願いいたします。


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アサブロラストの記事は、一昨日大学時代の仲間と行った横浜での飲み会での模様。つまり昨日の記事の続き(笑

1次会を終えへ向かった2次会は、面白いことにフードコート!
フードコート内のお店でお酒や食べ物を買って、テーブルで飲み食いするという、なかなか斬新なスタイルでした。


【泉橋酒造】とんぼの越冬卵と雪だるまラベル~大雪にごり~

ちょっと良いスーパーも併設されていて、お酒のラインナップも良かったので買ってきました。
【泉橋酒造】とんぼの越冬卵と雪だるまラベル~大雪にごり~、精米歩合80%ですが、変な癖はなく、ガス管があって飲みやすく、普段あまり日本酒を飲まない皆さんにも好評でした。
こうやって日本酒を布教しております(笑

担々麺

ラーメン食いたいってことで担々麺まで。いい歳して2次会にラーメン…いや結構美味しかったよ。

【富美菊酒造】羽根屋 純米吟醸 煌火

4人で4合瓶なんてのはすぐ空いてしまいますね(笑
ということで2本目は【富美菊酒造】羽根屋 純米吟醸 煌火を。

こちらは華やかな味ながら、後味はスッキリ。こちらも万人受けする味と言えます。精米歩合は60%で、もちろんこのくらいになると変な癖は皆無で、スーッと入っていきます。名前の通り、煌火やかかつ上品です。

そんなこんなで忘年会は終了。
2020年は新ブログ、よろしくお願いいたします。

【中野酒造】ちえびじん LOVE PINK2019年12月28日 09時07分

仕事、無事収めてきました。
というわけで、いつもの行きつけのお店に。

炭火串焼

串焼きサイコー!

そして衝撃の1本!

【中野酒造】ちえびじん LOVE PINK
【中野酒造】ちえびじん LOVE PINK

みてください! 先日まで飲んでいた流輝のももいろをも上回る、おりがらみ、かつピンク!

【中野酒造】ちえびじん LOVE PINK

これは混ぜた後ですが、混ぜる前から瓶の8割が澱なんです。
赤色酵母でこれだけピンクになるとは。

そして見た目通りの味。もはや日本酒ではなく、イチゴ味の乳酸菌飲料でした。
ほんと…米だけで出来てるのよね!?

【松屋酒造】流輝 純米吟醸ももいろ無ろ過生2019年12月24日 06時37分

スマホで撮って開けてしまった…スマホだと被写界深度深すぎて、周りが汚いのがバレバレですが(笑

【松屋酒造】流輝 純米吟醸ももいろ無ろ過生

桃色です。もも味です。嘘ですw

赤色酵母で桃色に、そして薄にごりなので、混ぜると良い感じに不透明に(澱が沈殿すると透明)。

なんとも爽やかな感じの日本酒ですが、味はラベルに書いてあるように、柑橘系の酸味とほのかな甘味を感じます。
どっしり系でもなく、軽やかでもない中庸を行く感じです。

【松屋酒造】流輝 純米吟醸ももいろ無ろ過生

赤色酵母を使った赤っぽい日本酒は色々ありますが、赤というより桃色として出てるのは、あまり見ないですね。
個人的には、赤系より桃色のほうが美味しそうに見えますし、実際先入観なしに飲めば、ちゃんと日本酒の味はしますし、飲み放題の居酒屋にあるような日本酒は苦手…という人も、これなら飲める人も多いと思います。

前述の通り、決して軽い系のお酒ではないのですが、スイスイ飲めてしまうのは、爽やかな柑橘系だからでしょうか?
米と米麹と赤色酵母でこんなお酒ができるのですから、日本酒は本当に面白いですよね。

【中埜酒造】國盛 純米どぶろく2019年12月17日 06時46分

どぶろくにハマった妻が、スーパーで安売りしていたので買った、中埜酒造の國盛(くにざかり) 純米どぶろく。

【中埜酒造】國盛 純米どぶろく

スーパーに売っている、常温保存できるタイプなので、そんなに期待はしていなかったのですが…

【中埜酒造】國盛 純米どぶろく

割引シールが眩しい。
「よく振ってからお飲みください」とある通り、瓶の口でごっそり固まっていて、中身が出ない(笑
よくスーパーにあるような濁醪や濁り系は、イマイチなものが多いですが、こちらは常温保存にも関わらず、しっかりとした酒感あり。
どぶろくは甘いものが多い中、日本酒度-30とは思えない、口当たりは甘さより辛さが感じられます。どぶろくでこれだけ淡麗…と言ったらちょっと違うかもですが、辛さや苦味も感じられ、甘みも適度にあります。
甘すぎないので、食中酒としても行けるお酒です。
スーパーで売っているからと見くびってはいけませんね。

【仁井田本家】にいだしぜんしゅ 生酛 しぼり生2019年12月09日 05時54分

前から気になっていたお酒です。初めて買ってみました。にいだしぜんしゅ。

【仁井田本家】にいだしぜんしゅ 生酛 しぼり生

にいだしぜんしゅ 生酛 しぼり生。
精米歩合はなんと80%! 飲んでいても、そこまで削っていないという感覚はありません。
酵母は蔵つき、つまりよくある協会系酵母などは添加せずに、自然の酵母で作ったお酒です。

フレッシュでわずかにプチプチ感がありながら、しっかしとした酸味がまず来ます。そして甘さも適度にあって、バランスが良い。
どっしり系ではないですが、かと言ってフレッシュで軽すぎることもない、実に絶妙バランスです。
スイスイ飲めてしまう系ですね。

【仁井田本家】にいだしぜんしゅ 生酛 しぼり生

透明な瓶なので、酒の色がよくわかります。結構黄色みがかっているのが特徴ですが、色の濃いお酒にありがちな、独特の癖はないですね。精米歩合80%なのに…。
どなたにも飲みやすいお酒です。

【大倉本家】金鼓 水酛仕込み 濁酒2019年11月22日 06時46分

1日開けてしまいましたが、水曜日は、行きつけの日本酒の美味しいお店での定例会でした。

色々飲みましたが、感動の1本はこちら。

【大倉本家】金鼓 水酛仕込み 濁酒

最近我が家でもブームの濁酒ですが、これがまたすごかった!
大倉本家の金鼓(きんこ) 水酛仕込み 濁酒です。

【大倉本家】金鼓 水酛仕込み 濁酒

【大倉本家】金鼓 水酛仕込み 濁酒

水酛仕込という、生酛づくりなどのベースとなったとされる酵母で、なんと600年も前に作られた酵母が蔵に住み着き野生化したとあります。現代の日本酒の起源のようなお酒なわけですね。
日本酒度はなんと-41!
-30までは飲んだことがありますが、-41なんてのは始めて見ました!
でもこれが酸味もあってか、全然甘すぎないんですよ。もっと甘い濁酒はたくさんありますが、これは口当たりのよう甘さで、酸味もあるので、口に甘さが残らない感じです。そしてちゃんと辛さもあります。すごいです。

いつも酒ばかり載せていますが、ここのお店は食事も美味しいです。

鮭の白子

鮭の白子! 鍋以外で初めて食べました。ンマイ~

ハツ!

お店の名前も「串●●」なので、串焼きも美味しいのであります。ハツ美味かったなぁ。

【新政酒造】生成(エクリュ)2014 生米麹仕込 蔵内熟成2019年11月11日 06時19分

なかなか手に入りづらいお酒ですが、あるところにはあるんですね♪
会社の同僚の行きつけの酒屋にあるということで、買ってきてもらいました。

【新政酒造】生成2014 生米麹仕込 蔵内熟成

新政酒造の、生成(エクリュ)2014 生米麹仕込 蔵内熟成です。
「生成」がどうやって「エクリュ」と読むのかはさておき、2014と書いてあることから、一見して古酒なのかなと?


【新政酒造】生成2014 生米麹仕込 蔵内熟成

このお酒の特徴は、「生米麹」「秋田産酒こまち」
紹興酒づくりに使用されるとされている生米麹を部分的に用いて…とあります。
そして2014は、蔵内熟成ということで、5年間蔵で寝かせたお酒です。
新政酒造は、他にない特徴的なお酒が多く、基本的に開栓後の品質維持のために、四合瓶主体、純米酒のみ、そして実験的なお酒も時々出しています。

生成は、新政酒造の酒こまちを使用したボトムライン、とHPには記載されていますが、そのボトムラインのお酒を5年間寝かせた、ということになるわけです。

限定5千本強の生産となるこのお酒、5年寝かせた古酒のイメージで飲むと、全く想像とは違いました。
よくある古酒は、独特の風味や個性(クセ)を感じさせるものが多く、好き嫌いが別れやすいものが多いのですが、このお酒については全くそういったクセは感じません。

「生米麹」を仕様ということで、確かにフレッシュな若い生酒とは違った、日本酒らしい深い味わいと深みはあるのですが、それがいつまでも口に残らず、最後にすっと引いていきます。
ほんの僅かですが、プチプチ感すらあります。ややどっしりしていて、なのに爽やかな酸味と甘味もあって、寝かせたお酒なのに、それを感じさせない口当たりの良さです。

いやはや、なんとも面白いお酒です。
1本あたり900円を寄付するということで、ほぼ利益はないでしょう。酒で復興支援とは素晴らしいです。
ほんとここの社長、やり手ですな。

【寒菊銘醸】どぶろく 銀八2019年10月26日 06時29分

【寒菊銘醸】どぶろく 銀八
我が家に空前のどぶろくブームが来ております(笑

こちらは千葉で買ってきた、寒菊銘醸のどぶろく 銀八。

これを飲む前に、妻が買った黒松仙醸 どぶろく(http://yamaro.asablo.jp/blog/2019/10/16/9165472)を飲んでいたのですが、黒松仙醸がアルコール度数6%とかなり軽いのに対し、この銀八はアルコール度数18%!
3倍もアルコール度数が高い!

ということで、ほとんど甘酒に近い黒松仙醸と違い、こちらはどぶろくながら、どっしりとしています。
甘味も強いのですが、それ以上にアルコールを感じます。
かなり危険なお酒です。普通の日本酒より度数が高いですから。

こちらのお酒は、分類上はリキュールとなっていて、濁酒の扱いではありません。というのも、「糖類」が添加されているからのようです。

どぶろくも、製法によって「清酒(濾した場合)」「濁酒」「リキュール類(米や米麹以外が添加)」など、色々あるようですね。


というわけで、銀八はどぶろくの中では、かなりどっしりとしたお酒ですから、くれぐれの飲み過ぎには注意を。かなり回りますよ。

【森喜酒造場】純米酒 るみ子の酒 9号酵母 瓶火入れ2019年10月23日 06時30分

去年、青山の居酒屋で飲んで感銘を受けたお酒の1つ、るみ子の酒を置いている酒屋が、実はうちからそう遠くないところにあった!

ということで買ってきました「るみ子の酒」。
お酒の名前の由来などは、酒蔵のHPを見ていただくとして、「るみ子の酒」の基本とも言える瓶火入れ純米酒を飲んでみました。

【森喜酒造場】純米酒 るみ子の酒 9号酵母 瓶火入れ

ラベルイラストは、ドラマにもなった「夏子の酒」の作者の手によるものです。

まずは冷酒で飲んでみましたが、やや辛口ながらも、ほんのりと米の甘みが出てくる印象。

【森喜酒造場】純米酒 るみ子の酒 9号酵母 瓶火入れ

ラベルにもスッキリした味、と書かれていますが、冷えた状態では少し辛さとどっしり感があります。

ところが、常温に近づくと、俄然米の甘味とふくよかさが出てくるんですね。
実はこのお酒、去年青山の居酒屋で飲んだ際には燗酒でいただきまして。とても燗に合うお酒なのです。
今回はまだ燗酒は試していませんが、常温のほうが甘味と辛さのバランスが絶妙なので、これは燗にも合いそうです。というか合います。

【仙醸】黒松仙醸 どぶろく2019年10月16日 06時44分

先日木更津のアウトレットで妻が買ってきたお酒です。

【仙醸】黒松仙醸 どぶろく

千葉で買ったけど、長野産です。黒松仙醸 どぶろく。
どぶろくは、濁酒とも呼ばれ、通常日本酒がお米を濾す過程があるのに対し、どぶろくは米と米麹だけで発酵させ、お米を越さずそのまま残した、初歩的なお酒といってよいのかな?
米粒が残っているので、米麹で作った甘酒と同じく、米の糖分が豊富で甘みが多いお酒です。
通常、どぶろくもアルコール度数が10%を超えるものが多いのですが、黒松仙醸のどぶろくは、6%と低め。
よってスイスイ飲めてしまいます。

【仙醸】黒松仙醸 どぶろく

米は何を使用しているかは書かれていません。
いや甘酒ですネこれは! 米の糖分ってこんなにあるんだと実感できます。
かなり甘いので、食中酒と言うより食前食後のデザート酒ですね。

度数が低いので、1日で開けてしまいましたとさ。