怪しい中華製レンズフードHB-N1062019年10月06日 08時08分

妻のD3400用に導入したAF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRですが、レンズフードは別売りです。
純正では、HB-N106という、Nikon 1用の1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6と共通の花形バヨネットフードが採用されています。

従来のAF-SタイプのDX 18-55mmは、切り込みのない丸型フードが採用されていたので、遮光性能は高そうですが、肝心のお値段が、実売で2千円オーバーと高価
AF-P DX NIKKOR 18-55は、前玉が結構前に出ていて、レンズを傷つけそうなので、フードは必須と思います。
かと言って、高価な保護フィルタを付けるほどのレンズでもありませんので。
安価に手に入れたレンズに、この価格は高すぎなので、ここはサード品を買ってみることにしました。


送料無料でAmazonより楽天のほうが安かったので、楽天で買ってみました。
評価を見ると、裏返してはまらないとか、質感が…というのもありましたが、値段が値段ですから、文句言っちゃいけません。

で、2日ほどで届きました。

HB-N106互換フード

使用できるキヤノンAFレンズ!?

日本語表記「使用できるキヤノンAFレンズ」?????

はい? どこからキヤノンが出てきたのか?
英語表記にはメーカーメーはないし、広東語・北京語表記にはきちんと「尼康(ニコン)」ってなっています。
不思議な間違いです。

それはともかく、現物は、確かに純正品より少しつや消しが薄い感じですが、テカテカというわけでもありません。

HB-N106互換フード

HB-N106互換フード

従来の丸型フードと比べると、花形フードってだけで安物感が薄まり、割と様になっていますね。
装着も、正付、逆付けもちゃんと嵌ってガタツキもなく問題なさそうです。
表面の質感以外は、割とよくできていますよ。

面白いもので、安っぽさ丸出しのAF-P 18-55mmも、花形フードをつけるだけで、一気にそれっぽさが増しますね(高級になるとは言わないが)。

D3400用タブルズームレンズ2019年10月04日 06時06分

D3400用に、Twitterのフォロワーさんから安く売っていただきました、新世代のエントリーDXズームレンズ2本。
いずれも、D5000では初代のVR付きを使っていました。



D3400+AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR

一眼レフ用のレンズでは珍しい、沈胴型のズーム標準レンズです。
Lボタンを押しながらズームリングを回すことで、レンズが繰り出します。

外観は如何にも安っぽく、例えば銘板は、以前は文字が凸型に立体表記されているものでしたが、このレンズは平面なシールが貼られているだけです。
思いっきり割り切ったレンズです。
マウントもプラで、かなり割り切られています。ただ、プラマウントが採用されたのは、初代のDX 18-55もそうでしたから、実用上は問題ないのでしょう。
最近のプラスチックは頑丈で、昔のように簡単に割れませんし、レンズ自体が軽量であること、レンズ交換頻度も、このクラスのレンズのユーザーは、そもそもカメラにつけっぱなしで交換しない人も多いので、これで十分なのでしょう。

VR(手ブレ補正)は4段分の補正が可能で、最近のミラーレスほどではないにしろ、かなり強力に効く感じです。

それよりもこのレンズ最大の特徴が、Nikonの一眼レフ用では初めてステッピングモータを採用したAF-Pレンズということでしょう。
ステッピングモータは、すでに販売終了したNikon 1シリーズのレンズが先駆けて採用していました。
また、フルサイズミラーレスのZマウントレンズは、現状全てステッピングモータを採用しています。

ステッピングモータは、パルス駆動により、シンプルな構造で、きめ細やか動作な制御と静粛性が特徴です。正確な位置決めが必要な装置のモータにはよく採用されています。
従来、安価なレンズに採用していた筒型超音波モータは、ギヤ経由による駆動となるために、ギヤの動作音が発生する、速度面で中級レンズ以上に採用されるリングタイプの超音波モータより駆動力が低くて速度が遅い、といった難点がありました。
ステッピングモータは、その難点をクリアし、近年スイッチング制御技術が進んで小型化・省力化も実現できるため、採用例が増えています。
モータの回転角度を、正確に安定して駆動できるため、動画撮影時のコントラストAFの制御もしやすいようです。
従来、静止画のみを考慮すれば、レンズ用のモータは、ピント位置まで何が何でも素早く動けばよかったのですが、動画の場合は速度よりも正確さと追従安定が求められるので、静止画と動画、異なる要求に対応するため、レンズ側も変化が求められています。
つまり、従来のスチル撮影のみ考慮したレンズのモータ制御では、動画撮影時にはスムーズに動かないのです。


技術面はこれくらいにして、なんと言っても、こんな安価なレンズなのに、AFが爆速! AF-Pレンズの特徴はこれに尽きます。
もう、従来の、筒型モータ採用レンズとは比較になりません。何なら、値段が1桁違う、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(リングタイプの超音波モータ使用)に近いくらい速いのです。

最近は、CanonもSTMレンズと称してステッピングモータを多く採用していますし、レンズが大きく素早いAFのため大トルクが必要な大型望遠レンズを除けば、今後はステッピングモータレンズが主流になるでしょう。
従来、NikonのエントリークラスのレンズはAFがやや遅く、Canonに負ける印象がありましたが、このレンズの登場で、その差が縮まったのではないでしょうか?

画質も、従来の18-55mmよりヌケが良いように感じます。解像力も十分にあります。メーカーHPのMTF曲線を見ても、初代DXズームと比較して、明らかに改善しています。

▼AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRの性能曲線図(Wide側)
AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRの性能曲線図(Wide)

▼AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRの性能曲線図(Tele側)
AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRの性能曲線図(Tele)


▼AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRの性能曲線図(Wide側)
AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRの性能曲線図(Wide側)

▼AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRの性能曲線図(Tele側)
AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRの性能曲線図(Tele側)

MTFだけではレンズは語れませんが、こうしてみると、改善しているのがわかりますね。

従来あったAF/MF切り替えスイッチやVRのON/OFFスイッチはなく、カメラ側のメニューで選択となります。
筒型超音波搭載レンズは出来なかったフルタイムMFも、このレンズは特に切り替えなく可能です。これも美点ですね。



D3400+AF-S DX NIKKOR 55-200mm f/4-5.6G ED VR

こちらも旧型AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-EDから更新しました。
といっても、このレンズも現行品ではないため、旧品なんですけどね。同じ焦点距離から後継機はなく、AF-P DX 70-300mmが後継機種を担い、D3500D5600のダブルズームキットの望遠レンズにも採用されています。
何故かコンパクトな55-200mmが廃盤なのは、ちょっと解せませんが、これはエントリークラスも今後はZマウントに移行するという示唆なのか?

それはともかく、こちらも望遠ズームでは珍しい、沈胴式を採用しており、格納状態では標準レンズ程度の大きさしかありません。

銘板もプリントしたシールが貼ってあるだけですが、このレンズにはA/MやVRのオンオフの切り替えスイッチがあります。
AFモータは従来の円筒形超音波モータで、フルタイムMFはできませんが、従来品よりもさらにコンパクトです。

これでフルサイズ換算300mmの望遠レンズなのですから、時代は進化したものです。
従来品より35g軽量ですから、持ち運びもしやすいですね。

画質もよくなっているはず…
MTFは大幅には変わりませんが、コンパクトにしつつ性能は若干向上している印象です。

これで、今度の子どもたちの保育園の運動会、妻も自分もカメラ2台体制で、計4台で撮影となります。

あとは、標準ズーム用にフードの調達ですね。純正は高いので、サード品を検討中。

D3400関連品続々と その22019年10月03日 06時35分

D3400関連品、まだまだ届きます。

●SanDisk Extreme PRO SDHC UHS-I 32GB
SanDisk Extreme PRO SDHC UHS-I 32GB

D5000には4GBのカードでしたが、流石に容量不足ですし、古いですからね。64GBでもよかったけど、妻はそんなにたくさん撮らないので、これで十分でしょう。

さらにもう一箱。

マップカメラの箱

マップカメラの箱で届いたw。
ちなみにマップカメラで買ったのではなく、個人売買です。
Twitterの方に載せたのは、ネタです。あえてマップの箱で送ってくれました。
妻は寛容なので、とやかく言いませんので。

AF-P 18-55mmとAF-S 55-200mm II

中身はこの2本。
いずれもD5000で旧タイプを使っていましたが、D3400では画素数も向上し、画質的に厳しいために購入。
幸いにも、Twitterのフォロワーさんが安く譲ってました。
ところで、AF-S 55-200mm II型は、もう旧製品なんですね。後継製品はなく、DXフォーマット専用の望遠は、やや大きめで少々お高いAF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VRしか選択肢がないようですね。
コンパクトで程々な望遠、中国工場閉鎖に伴うディスコンなのでしょうか?

おまけでバッテリももらいました! 予備のバッテリ買わなくてよかったなぁ…

D3400関連品続々と2019年10月01日 06時30分

D3400用のEN-EL14aバッテリとHAKUBAの液晶保護フィルム

妻が格安で購入したNikon D3400 Bodyですが、レンズは使い回せるとはいえ、アクセサリ類は揃えないと。
ということで、予備バッテリと液晶保護フィルムをまずは購入。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ニコン Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL14a
価格:3280円(税込、送料別) (2019/10/1時点)


純正品となりますとなります、メーカーのパッケージと保証書がありませんが、当社1年間保証付き安心です、簡易包装で発送となりますご了承ください。
◆ 格安販売ですが、正規品希望のお客様購入控えください。

だそうです。
純正品と謳いながら、正規品希望の…は結局本物か偽物なのかどっちやねん!? となりましたが、非純正では有名なROWAは最近評価が別れていて、純正か偽物か一か八かでしたが、上記商品を購入。
Nikonの純正バッテリにはホログラムシールが貼られていますが、D3400付属のものと比較したところ、シールに差異は感じませんでした。バッテリ本体の色や印字も同一で、多分純正品だとは思います。流通ルートがアレなので、ものによっては長期在庫品かもしれませんが、製造年などは特に番号も振られていないので不明。
とりあえず充電できたので、問題はないかな?

液晶保護フィルムは、安心のHAKUBAにしました。硬度が9Hで傷が入りにくいタイプです。過去に多く使ってきましたが、耐久性も高いですね。

さて、関連品はまだ届く予定。
本日から消費税率が上がりましたが、特に意識していませんが、なんだか駆け込み購入になってしまいました。

三井アウトレットパーク木更津に行ってNikonを散々買う2019年09月29日 07時18分

ニコンのアウトレットモールにあるダイレクトショップが、全店閉店になります。
既に、御殿場店と神戸店は閉店となり、最後まで残っていた木更津店も、2019年10月14日をもって閉店となるため、セールも実施しているので、せっかくなので行ってみることにしました。

木更津店は、三井アウトレットパーク木更津内にあります。
消費税増税前の駆け込み需要、年度の半期末というのもあって、激混みになるだろうなと早めに移動したのですが…

車も少ない三井アウトレットパーク木更津の午前9時半

午前9時半、ショップの開店は10時からで、入園のみ可能な時間ですが、この時間で入り口目の前に車が停められるくらい、空いている!
そもそも、アクアラインも、休みの日はいつも大渋滞しているのに、この日はさほど渋滞せずスムーズでした。
これは千葉を襲った15号台風の風評被害なんじゃないのかな?
皆さん遠慮して千葉方面に出向いていないようです。だって、普段なら、この時間でも遠方の駐車場に回されますから。

閑散としたアウトレットパーク内

ショップ開店後の11時位の撮影ですが、普段なら土曜日だと、人がぎっしりといるのですが、この時間はまだまだまばらでした。
三井アウトレットパーク木更津は、台風の被害も殆どないようですから、ぜひ行ってあげてくださいね!
おかげで…と言っては失礼ですが、快適にショッピングできたことは確かで、ニコンに行く前にも結構色々見たり買ったり出来ました。

腹ごしらえして、満を持して(笑)、ニコン木更津アウトレット店へ。

ニコン木更津アウトレット店

安い! 在庫処分で、新品は表示価格から15%OFF、アウトレット品は20%OFF、そして、三井ショッピングパークのカードを提示(三井のカードで支払いはしなくても提示だけでもOK)で更に5%OFFを上乗せ!

宣伝になってしまいましたが、アウトレット品はそもそも安価な上に、更に表示価格から最大25%OFFですから、もう利益なんか度外視じゃないですかね。

とりあえず、自分はワゴンセールのバッテリEN-EL18b(8800円から25%引き)と、妻のNikon 1 J3用のケース(300円)、PORTERとNikonのコラボ商品のアジャスタブルロングストラップを購入。
ストラップは、ニコンダイレクトショップかサービスセンターでしか買えない商品で、通常値引きはないので、20%OFFで買えるのは相当お得なわけです。

で、かなりお得なアウトレット品もありました。

D3400アウトレット品

D3400です。ボディのみですが、2万円! アウトレット品なので、メーカー再調整品ですが、ちゃんと3年保証も付きます。
どう考えてもお買い得です! レンズは、今使っているD5000のを使い回せますし。
妻にお伝えしました。どう考えても安いと。

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Nikon D3400とニコン羊羹お買い上げ

こうなりましたw お買い上げ~
最後のニコンようかんも一緒に。こちらも9月いっぱいで販売終了ですから。
アウトレット品ですが、ニコンダイレクトショップでは、標準で3年保証付き。5%上乗せすると、自損保証も。付けましたが、まあ購入価格が購入価格ですしね。
ボディがブラックなので、女子らしくピンクのストラップも。それもアウトレット品です。

ほかにも色々安くなっていて目移りする中で、あのレンズを見つけたのです。いつかは欲しいなと思っていたやつです。
安くなっているとはいえ、それなりの値段なので、一時保留とし、一旦店を出ました。

その後色々買い物をして、何度かニコンのアウトレットに戻って、眺めてまた出て、ツイートして背中を押され(笑)…

夕方になりました。

4回目の入店です。

AI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dを購入~

買っちゃいました。だってどう考えても安いんだもの。中古より安いんですよ。
AI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dです。お値段は、Amazonのリンク先の価格の半額に近いかな(滝汗
ありえないでしょう? お店のおねーさんも、こんなに安い何んてありえないですと笑いながら言っていました。

このレンズは、ニコンのFマウントの銘レンズです(キリッ!
90年代に登場して以来、現行品ですが、いつ販売完了になるかわかりません。アウトレットに出ているくらいですから、生産量もそれなりに少ないはずです。
なぜ銘レンズなのかは、ニッコール千夜一夜物語をご確認いただくとして、このレンズ、世界でも珍しい、DC機構(Defocus image Control)を搭載し、球面収差をコントロールすることで、前ボケや後ボケを変化させることが出来るという、マニアックなレンズなのです。
Photo Yodobashiに作例も掲載されていますが、小さなWeb用サイズの画像でも、その個性がおわかりいただけるでしょう。

ニッコール千夜一夜物語に登場のDCは、1991年登場のSタイプで、光学系はそのままに、距離エンコーダが組み込まれたDタイプは1995年登場で、以来四半世紀に渡って現行品ですが、販売期間も長いので、中古でもレンズの程度はまちまちですし、そもそも特殊なレンズで数は出ないので、2010年代の販売数は未知ですが、それほど数は出ていないと推察します。

Noct NikkorやAF 28mm f1.4Dなど、販売終了後も人気の銘レンズの仲間入りするかは微妙ですが、製造が新しいものほど、中古は少ないですから、だったら新品ですね。

本日のNikon購入品

ノベルティも色々もらった。こんなに買ってしまった…

ってことで、それぞれまたレビューしていきます。