【千葉遺構撮影ツアー】旧陸軍金谷砲台跡 砲台山ハイランド32019年08月19日 06時28分

夏休みも終了し、今日からお仕事な方も多いでしょう。おはようございます。
夏休み中の撮影ツアーの写真は、もうちょい継続です。



個人的にこの砲台山ハイランドで一番見たかった場所。

リフト乗り場

廃リフトです。
リフトって廃墟化しても、元々頑丈に作ってあるのですね。奥多摩の廃ロープウェイが現存するのと同様、こちらもしっかりロープが張られた状態で半世紀以上経過しています。

錆びた支柱

リフトの支柱が錆びついてはいますが、まだまだ倒壊する感じはなさそうです。

リフトの座面

昨日のブログで落ちていた謎の物体、どうやらリフトの座面とその支柱のようです。
板状のものは、ささやかな雨除け(日除け?)でしょうね。
昔よくあった、一人乗りのリフトです。

良い錆

んーこの錆感がたまらない! 腐食はしていますが、鉄骨内部までは進行していないのか、折れずに現状を保っています。
さすがに滑車はもう回らないでしょう。

リフト乗り場の下のギヤ

元々は蓋がされていたであろう、リフト乗り場の下には大きなギヤが。

東京変速機製の減速機 昭和41年製造

シャフトの先には減速機が。
減速機の銘板から、東京変速機株式会社(元株式会社トーヘン)が昭和41年(1966年)に製造したことがわかります。
つまり、この砲台山ハイランドは、1966年以降に開園したと思われます。
もっとも、リフトが後から設置されたとしたら、その限りではありませんが…。

東芝製のモータ

減速機のさらに先には、東芝製のモートル(モータ)が。
ところで、モートルという言い方ってドイツ語読みなんですね。今でも日立と東芝は、モータを一部商品名ではモートルと呼称しています。

緑の中に佇むモータが美しい。これぞ廃墟美(自画自賛)。配線もきれいに揃っていて、丁寧な仕事ぶりが伺えます。

リフト制御盤

リフト制御盤。ここでも配線がきれいに整っています。見ていて気持ちがいいです。

リフトの電装一式

もう二度と動くことはないリフトに、自然が繁殖し覆い尽くしつつあります。

一片の光


さらば廃リフト

ロープの張られた先の麓の乗り場も現存していると思われますが、森が深いので散策はしませんでした。

砲台跡

ここも砲台跡と思われ、砲台山ハイランド時代は展望台だったと思われます。
が、今は木に覆われて何も見えず。何もなければ海が見えたのでしょうね。

砲台跡と弾薬庫入り口

散策終了。
ダミー砲台は、この場所から遠く散策せず。
遺構は少なめですが、個人的にはリフトが見れたのが良かったかな。
それ以外はこれと言って見るべきものはなく、戦争遺跡としても、その当時の建築物はあまりなく、弾薬庫やこの場所までのルートにあったコンクリートの施工が、当時のものづくりを感じさせるものでしたが、やはり保存されている遺構とは違いますからね。