EL-NIKKOR 80mm F5.6を入手2018年04月15日 07時35分

引き延ばし機用のレンズ、表題のEL-NIKKOR 80mm F5.6を入手した。(末尾にNがつかない旧タイプ)
※EL-NIKKORはイーエル・ニッコール、ではなくエル・ニッコールと読みます。

EL-NIKKOR 80mm F5.6

引き伸ばし機とは、現像済みのフィルムを印画紙に焼き付けるため、フィルムに光を当てて、その像を引き伸ばし機に取付けたレンズで拡大させて、その下に置いた印画紙に露光し焼き付けるための機材で、今回はそのレンズの部分を初めて入手。

何故そんなレンズを入手したからと言われると、最近読んだニッコール千夜一夜物語「第六十四夜 EL-NIKKOR 80mm F5.6N」のページが妙に気に入ってしまったからだ。

EL-NIKKOR 80mm F5.6

そして、産業用・工業用ニッコールレンズ研究家の秋山満夫氏のHP、RED BOOK NIKKORも、以前から知ってはいたけど、最近記事をリニューアルされたので、再び読みふけってしまったのも、EL-NIKKORに興味を持った一因となった。
もちろん、秋山氏のような、入手が難しいコレクダーズアイテムのようなレンズには手を出しづらいけど、近年のミラーレス一眼の登場で、以前は価値のないレンズでジャンク扱いされていたレンズも、最近はマウントアダプタなどで遊べることが分かってから、レンズ遊びの環境が整いつつあることも確か。
なるほど、カメラで言う、ボディは消耗品(特にデジタルになってからはそんな印象)、レンズは資産、というのも分からなくもないかなと思った次第。

幸いというか、まだカメラ用のレンズと違い、引き伸ばし機用レンズ、そのままではカメラに取り付けが難しいレンズは、まだそこまで価格高騰しておらず、また一部を除き市場在庫はそこそこ豊富なため、入手できるうちに入手したいのです。
ちなみに、EL-NIKKORは、引き伸ばし機のみならず、産業用レンズとして用いられていることもあり、現在も栃木ニコンでは、低倍率産業用レンズ「Nikon Rayfact」シリーズが、EL-NIKKORの後継として販売されています

さて、EL-NIKKOR、マウントはL39マウント、通称Lマウントと称されるスクリューマウントで、バルナックライカに代表される伝統のもので、引き伸ばし機のレンズはほとんどがこのL39マウントです。
もちろん、そのままではNikonのFマントに装着できませんし、そもそも撮影用レンズとして作られたものではないため、このレンズ単体ではフォーカシングができません。フォーカスリング機構がないため、フォーカスリングもなく、絞りリングのみです。

ニッコール千夜一夜物語の中では、

"EL-NIKKORに限らず、一般に引き伸しレンズはライカスクリューマウント(Lマウント)になっているので、Lマウント-FマウントのアダプターでFマウントのボディに取り付けることができる。ただし、EL-NIKKORにはピント合わせのための機構がついていないので、別途繰出し機構を用意する必要がある。焦点距離80mmで繰出し量が大きいので、近距離を優先して使うならベローズを準備するのが便利である。"

とあるものの、では実際にどのような物が必要かは記載されていません。ベローズはわかりますが、既にNikonでは純正のベローズは販売終了です。中華製ベローズはAmazonなどでありますが、繰り出し機構の精度はそれなりだとか。
Nikonのサイトでは、さすがに他社のコンバーターなどの種類を具体的には記載できない大人の事情があるのでしょう。

"汎用性の高いライカL39スクリューマウントなので、 BORGのヘリコイドを介してニコンカメラに装着した。”

と言う記述と共に、実際にEL-NIKKOR 63mmをF2に装着した写真が掲載されています。

BORGはおもちゃでおなじみTOMYTECの望遠鏡ブランドで、望遠鏡に限らず、望遠鏡をカメラに取り付けるアダプタなど各種光学アクセサリを販売しています。
HPを調べると、レンズを繰り出しフォーカシングするための、M42ヘリコイドがラインアップされていて、その中にEL-NIKKORとヘリコイド+マウントアダプタ(とそれらををつなぐ変換アダプタ)、M42をM39(Lマウント)に変換するアダプタの情報(http://www.tomytec.co.jp/borg/uploads/pdf/chartPDF/m42_elnikkor.pdf)が記載されています。

今回80mmのEL-NIKKORを選んだ理由は、適合表を見ると分かるように、Fマウントのカメラに装着した状態で無限遠が出せて、なおかつ近接まで撮影できる汎用性の高さが理由です。
下手に安価で最も流通しているEL-NIKKORの50mmを選択すると、無限遠が出ないため、マクロ撮影に限定されてしまうからです。
また、80mmであれば、中望遠レンズとしても、マクロレンズとしても使いやすい焦点距離でもあります。
ちなみに、引き伸ばし機用のレンズとしては、80mmレンズは、中判フィルムの引き延ばしによく使われていた焦点距離だそうです。
今回は、手始めにEL-NIKKOR 80mm F5.6のみの入手でしたが、いずれはBORGのアダプタ類も揃えていきたいと思います。

それにしてもEL-NIKKORのNがつかない旧型、金属の質感といいい、絞りのクリック感といい、コンパクトさといい、なかなか良いです。
絞りはF45まで設定できますが、実際に引き伸ばし機でもそこまで絞ることは無いと思われます。

EL-NIKKOR 80mm F5.6の絞り(F45)

EN-EL18bをキャリブレーションした2018年04月14日 08時27分

EN-EL18bをキャリブレーション


バッテリのEN-EL18b、初めてキャリブレーションしました。
D850+MB-D18で使用してる、バッテリのEN-EL18bですが、これはボディ側で使用しているEN-EL15/15aとは違い、キャリブレーションが可能なバッテリとなっています。
ボディ側で残量確認した際に、キャリブレーションの欄にビックリマークが表示されたので、バッテリを充電器に接続すると、CALのランプが点滅したので、CALIBRATIONの緑色のボタンを押すことで、放電が開始されます。

EN-EL18bももちろんリチウムイオンバッテリですが、リチウムイオンバッテリは、ニッケルカドミウム・ニッケル水素バッテリのようにメモリー効果はなく、継ぎ足し充電可能と思っていました。
EN-EL18bには、メモリー効果を是正するためなのか、はたまた残量表示の調整を行うためなのか、CALIBRATIONがあります。

なお、手持ちの充電器は、オークションで買った、D4付属の未使用品のMH-26ですが、現行品は、EN-EL4系もアダプタ経由で充電可能な、MH-26aになっています。

MH-26aの新品は非常に高価なため、互換品も売られていますが、互換品ですら比較的高価な部類に入るのは、純正を真似て2個充電可能だからでしょうかね?

互換充電器の場合、このCALIBRATIONが機能しない物が多いようで、上記リンクの商品も、機能しない、あるいは数分で終わってしまう(実質機能していない?)ようです。実際分解して中身と放電機能を確認された方のブログもありました。

純正充電器MH-26/26aの場合は、CALIBRATIONボタンを押すことで、まず残量を0%付近まで放電した上で、充電を行います。放電は時間がかかるので、すぐに充電したい場合は、CALは後回しにしたほうが良さそうです。

サブカメラのPanasonic GX7MK2はROWAの互換バッテリも使っていますが、メインカメラのD850やD810は、安全安心のため純正バッテリのみを使っています。

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E EV VR2018年04月13日 06時20分

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E EV VRの開放で

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E EV VRを導入して1年。

何でしょうね、それまでAF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDをつけっぱなしだったのが、今はこの大きくて重い標準ズームがメインに。

軽快さでは35mmに敵いませんが、単焦点に負けない描写力と個性持っているのが、この24-70mm f/2.8Eです。

それまで使っていたGタイプも良いレンズで、D800登場以前の設計ながら、解像度やボケ味は文句なしでした。

新しいEタイプになり、フィルムカメラでは事実上使用できなくなりましたが、Gタイプではいわゆるプロ用レンズらしく、強い個性はなく、全域で安定した描写でした。
ともすると、それを良しとしている方には、新しいEタイプは少し描写に主張が感じられるかもしれません。

でも、解像度重視のレンズが近年多い中、解像度命ではなく、ぼかしたときと絞った時の描写の差、ぼかした時のピントの合っている部分の解像感と、そこからボケていく部分のなだらかさなど、このEタイプの標準ズームは、他の標準ズームにない個性を持っています。

個性と書くと、この手のズームにはむしろ不要と感じる方もいるかも知れませんが、強い個性ではありません。あくまでGタイプと比較すると、の話です。


もちろん、VR搭載による歩留まりアップ、動画撮影時のVRの効きの良さもこのレンズの良さです。

一眼レフ終焉が見えてきたこの時代ですが、恐らく近い将来、Nikonからフルサイズミラーレスでも、マウントアダプタでこのレンズが使えるはずですから、ぜひ手にして欲しい1本。
ズームだから、単焦点だからという単純な比較を超えた、このレンズならではの良さは、他にない個性と言えます。



面白いことに、お気に入りのこのAF-S 24-70mmのEタイプも、従来のGタイプも、そしてAF-S 35mm f/1.8Gも、同じ設計者のレンズなんですよね。

http://photo.yodobashi.com/nikon/100th/interview/

フォトヨドバシに、このレンズの設計者の原田氏のインタビューが掲載されています。

NIKKOR-H Auto 85mm 1:1.8 + D8502018年04月08日 07時25分

NIKKOR-H Auto 85mm 1:1.8 + D850で娘を撮る

表題のNIKKOR-H Auto 85mm 1:1.8で撮っています。
https://www.yamaro.info/mycam/lenses/auto85/auto85.html

HPでも紹介しています。Yamaroが学生時代に作成したコンテンツなので、軽く20年近く前だったりしますが、高画素機のD850でも、ちゃんと使えるレンズであることがわかります。

コントラストは、やはり半世紀以上前の設計のレンズ故に、今一歩の感があり、それはファインダで見ていてもわかります。
なので、それを逆手に取り、ポートレートに向いたレンズですかね。

ボケは硬め、と当時のHPには書きましたが、この作例に限れば、それほど硬さは感じないですね。

絞り開放ですが、少しふわっとした収差はあるものの、ピントの芯は出ていて、解像度はそこそこあります。
このレンズは絞り開放で撮るのが楽しいですね。ちょっと絞ると、ぐっと解像度も増します。

今時のレンズだと、絞り開放からカリカリに解像度が高いレンズも多いですが、それだとレンズの特性の変化が楽しめない、ただ被写界深度コントロールのための絞りになってしまいがちです。
こうした収差の変化など、特性が変わるオールドレンズも、レンズコントロールの楽しみだったりします。


ピクチャーコントロールはポートレートで、JPG撮って出し、解像度のみブログサイズに。

M.ZUIKO 17mm F1.8用にねじ込み式レンズフードを買ってみた2018年03月22日 06時39分

NinoLite クラシックメタルレンズフード フード径46mm カメラ用
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8用に、ちょっと前ですがレンズフードを購入しました。



中華製でフィルタにねじ込む古典的な方式ですが、ちゃんと金属製、純正の1/4以下の価格です。穴開きで、Leicaっぽい雰囲気で、割と高級感もあります。
黒とシルバーがあり、シルバーは若干高めで、よく見るとレンズと色が少し違いますが、パッと見では違和感ありません。
レビューには、金属製ではなくプラスチック製が来た、という人もいましたが、送られてきたのはきちんと金属製でした。

元々このレンズ、レンズフードがオプションで、純正のLH-48Bは5千円弱と、ちょいと高価。


純正は高価な割に、外れやすい、固定はネジ一点で外れやすいと聞き、躊躇していました。

同時に、純正のレンズキャップはフード付きで外しづらい古典的なタイプなので、センターにつまみが合って外しやすい、これまた中華製を購入。


中国から郵便で直送されてきましたが、この値段で儲けあるのかな(笑

【アウトレット】Nissin Di866 MARK IIを導入2018年03月16日 06時39分

カメラがNikon D810とD850の2台体制になり、不足していたスピードライトですが、ストロボメーカーであるNissinから、旧製品となっていたDi866 MARK IIと、同社の電波式ワイヤレスTTLレシーバーのAir Rがセットとなったものがアウトレット価格で出ていたため、導入してみました。なにせ純正のSB-5000の半額以下の価格!

Nissin Di866 MarkII

今まで安定性と信頼性を重視して、純正スピードライトしか使ったことがなかったのですが、Nissinは定評がありますし、Di866 MARK IIは純正よりガイドナンバーが大きいということで、物は試しです。
SB-900より照射範囲が狭い(SB-900はワイドパネル併用で14~200mmレンズ対応、Di866IIはワイドパネル併用で18~105mm対応)ですが、実用上はそれほど問題ではないでしょう。広角がちょっと弱いかな。
機能的には、Nikonのi-TTL-BL調光にも対応し、後幕シンクロやマニュアル発光や外部自動調光、FP発光にも対応と、Nikon純正と同等です。
また、単体でNikon純正の赤外線式のワイヤレス発光(Nikon CLS)にも対応、ボディ内蔵スピードライト、またはSB-900などをマスターとして、ワイヤレススレーブ発光可能です。TTLやマニュアルの調光も、カメラボディ側から制御可能で、概ね純正スピードライトと同様に使えます。

付属品が、例えば純正はディフューザーやカラーフィルタが付属しているのが、Di866 MarkIIでは付属していない、といった細かい違いはありますが、ディフューザーやカラーフィルタは必要なら別途買えばよく、それよりもGNが大きいスピードライトながら、価格的な魅力があるのが本機種の強みでしょう。ちなみに現役で販売していた頃は3万円台だったようで、純正最上位機種よりはぐっとお安いですね。

Nissin AirR

ワイヤレスレシーバーのAir Rは、今の所Nissinの電波式コマンダーがないので使い道はないのですが、レシーバー自体はNikonの純正ストロボも使えますし、マニュアル発光ならどんなストロボでも使えます。
ですから、そのうちコマンダーを入手したいと思いますが、ワイヤレスコマンダー/レシーバーは、香港のCastus V6やV6IIも割と評判がよく、スピードライトのメーカー問わず使えるようなので、悩みどころですね。

NikonもSB-5000から従来の赤外線式に加えて、電波式ワイヤレス発光に対応していますが、今の所、電波式対応機種がSB-5000のみ、また別途ワイヤレスコマンダーのWR-R10と、D850の場合は変換アダプタのWR-A10も購入しなければならず、電波式へ対応するためのコストパフォーマンスがイマイチで、旧スピードライトへ対応するようなレシーバーもなし。

そんなわけで、ワイヤレス増灯は、最近は多機能で融通が効くサードパーティメーカーのコマンダーとレシーバーのほうが人気となっています。
今はスピードライト自体もGodoxやYoungnoなど中華製の格安品から、Profotoなど、選択肢が多いですからね。


リアパネルは、Nikon純正のモノクロ液晶とは異なり、小型ですがカラー液晶となっています。画面は小さめですね。
ボタンも純正より少なく、十字キーとセンターキーという構成です。
カラー液晶は、ややぼやっとした初期のカラー液晶のガラケーのような映りで、画面も小さいので、モノクロ液晶でも純正のほうがさすが見やすい感じです。

Di866MarkIIのカラー液晶

Nissinのようなサードパーティ製のスピードライトを使う場合のデメリットとして、1つ目は撮影データ(Exif)にスピードライトの情報が正確に反映されないことでしょう。
ちなみに、Di866 MarkIIは、ExifによればNikon SB-800と認識されているようで、上のAir Rを撮った際は、D810にDi866 MarkIIと取付けてマスターとし、ワイヤレス増灯でSB-900を使用しましたが、上記写真のセッティングで撮ったにもかかわらず、Exifでは、マスターもAグループも、Mモード1/1という表示になっていました。SB-900をマスターにしたほうが良いかも?

ViewNX-i上ではDi866MarkIIはSB-800と表示

2つ目は、ディフューザーやカラーフィルタ使用時の色温度情報のカメラへの伝達は本機種では出来ません。
Exifに反映されないことは、さほど大きな問題ではないですし、色温度情報伝達も、これはこの手のアクセサリを併用する場合は、基本的にマニュアルで、事前にテストをしながらの撮影となるので、やはり大きな問題ではないでしょう。

基本的にTTLメインで、難しいことは一切やりたくなければ、純正の安定性が光ると思いますが、ライティングを色々やるなら、純正に拘る必要はないですからね。
もちろん、本スピードライトも、i-TTLやFP発光にも対応するので、実際の使い勝手は今後検証するつもりです。

なお、最新のファームウェアは、Nikon用は以下のバージョンとなり、これが最終アップデートだそうで、最近の機種であるD850やD5600は、動作確認は行なっていないようです。
が、より古いSB-900がD850で何ら問題なく使えていますし、NikonのCLS対応の本スピードライトも、事実上は問題ないでしょう。
Di866 MARK2 ニコン用 Ver 1.4(内部バージョン10-7) 不具合修正ファームウェア(2015/05/18)

当然、Nissinダイレクトでの購入なので、ファームウェアは最新バージョンとなっています。

発光耐性がどの程度あるか気になりますね。古い機種なので、既にレビューは多数出ていて、発光し続けると過熱で唐突に止まる、という意見もありました。
純正のSB-900や最新のSB-5000のように、内部温度表示は本機種にはないので気になるところですが、今の所結婚式のようなガンガン発光させる機会は予定がないので、その点は今の使い方では問題なさそうです。

Nikon Photomic FTN + NIKKOR-S Auto 1:2.8 35mm 限定メンテナンス完了2018年03月07日 06時28分

Nikonが2017年12月1日~2018年3月31日までの期間限定で実施している、旧製品メンテナンスサービスに、昨年末にPhotomic FTNとNIKKOR-S Auto 1:2.8 f=35mmを出してきました。

費用はPhotomic FTNが¥41,472(税込み)と、NIKKOR-S Auto 1:2.8 f=35mmは¥6,372(税込み)でした。
依頼が多いのか、当初1月末完了予定とのことでしたが、結局完了したのは2月末、その間も連絡がなく、こちらから連絡したら、完了していたとのこと。どうなってるのNikonさんよう…。

リンクにもあるように、この期間限定のメンテナンスは、あくまで部品交換を伴わないもので、清掃と調整、モルトの貼替えとなります。
部品交換を伴うものは、Nikonならキィートスに依頼するのが良いでしょう。
メカニカルカメラは、オーバーホールを受け付ける業者はいくつか存在しますが、今回はNikon自体が行うことに意義があると感じ、Nikonに出すことにしました。

そして先日引き取ってきたのがこちら。

メンテナンス完了したPhotomic FTN

ストラップは、元々付いていたのがボロだったので、NIKON MUSEUMで買ったものに交換しました。
いやぁピカピカです。もちろん親父が買って以来、数十年前のものなので、使用感はありますが、ボロながらキレイ、といったところでしょうか。
レンズもきれいになり、カビ跡が取り切れなかったと明細にありましたが、個人的にはメンテ前から特に気にしていなかったので、新品級(笑)に感じます。
ヘリコイドがギリス切れでスカスカだったのが、グリスアップにより適度なトルク感が蘇りました。

ボディもシャッターフィールが良くなり、注油されたせいか心なしか静かに。
露出計とシャッターは精度調整されました。ただ、1秒と1/2秒シャッターが時々止まってしまうのは、以前から変わっておらず、様子見ですね。

修理伝票をアップしておきます。

●Nikon Photomic FTNメンテナンスチェックシート
Nikon Photomic FTNメンテナンスチェックシート1

Nikon Photomic FTNメンテナンスチェックシート2

●NIKKOR-S Auto 1:2.8 f=35mmメンテナンスチェックシート
NIKKOR-S Auto 1:2.8 f=35mmメンテナンスチェックシート

レンズは色々書かれていますが、はっきり言ってその辺の中古よりずっと状態は良い感じに見えます。
元々高いレンズではありませんが、やってよかったと思えます。

CP+最終日で写真を撮ってもらった2018年03月05日 06時35分

カメラと写真の祭典、CP+2018に家族で行ってきました。
その前に横浜中華街で腹ごしらえしての参戦。今回、イベントの1つである「CP+写真館 Fly High! by 安田菜津紀」に応募したところ当選しましたので、家族で出向いた次第。

パシフィコ横浜

ああ、息子よ、どこでも大地を感じるよな最近…

CP+中古カメラフェアで大地を感じる息子

ああ息子よ、まさかそこでやるとはね…。
今回はあまり時間がないので、1階の会場は見ることが出来ず、中古カメラフェアのみチラ見してきました。
うーんと悩むものはありましたが、時間切れで購入せず。
DCニッコールとか、気になるのはあったんですけどね。

CP+写真館 Fly High! by 安田菜津紀

CP+写真館 Fly High! by 安田菜津紀

お若いカメラマンの安田菜津紀さんに撮っていただきます。タイトル通り、ジャンプした瞬間の写真を撮ってくれます。

安田菜津紀さん

カメラはOLYMPUSのE-M1 MarkIIで、EPSONのSC-PX5VIIで、モノクロプリントをいただきました。
個人的には、最近はカメラボディやレンズより、照明機材が気になり見てみたら、Profotoのソフトボックスでした。
ProfotoのA1欲しいんだけどなぁ、お高いです。
今回のCP+は時間があれば照明機材のメーカーを中心に見たかったんです。カメラ本体やボディは、ぶっちゃけお店でも試せますが、照明機材はなかなか試せないですから。

次は、係員さんに声をかけてもらい、行ってきたのがドリームフォト。

ドリームフォト

こちらはクロマキーによる合成写真を撮ってもらいました。

ドリームフォト撮影風景

ドリームフォト撮影風景

子供らを撮ってもらいました。
昔は合成といえばブルーバックだったのが、近年はグリーンバックなんですね。
ちらっと映るディスプレイに、合成した写真がリアルタイムに表示されていました。

今回は1階展示は見れませんでしたが、家族写真をタダで撮ってもらったので、良しとしましょう。
普通に写真館で撮ると、万単位でお金かかりますからね。

さらばNikon D3002018年02月19日 06時44分

お別れです。

Nikon D300のストラップを外す

10年以上使用したNikon D300、D850導入後稼働率も減り、色々思い入れはあるものの、里子に出すことにしました。
使い古したワイドストラップを外します。純正ストラップは未開封です。
あちこち撮影に行った思い出が蘇ります。意外ですが、4万ショット撮っていませんでした。
買った当時は、戦闘機よりも廃墟撮影がメインだったので、案外コマ数が進んでいません。
ちなみにD850は、まだ半年たっていないのに5万3千ショットを超えました。このペースだと、2年でシャッターユニット交換ですね…。

元箱に梱包

購入時の袋が入っていたので、それを使って梱包。ああ、買った時を思い出しますね。
ちなみに、一眼レフを手放すのは、D800に続き2台目です。

Nikonの箱で遊ぶ息子

Nikonの箱があったので、それを使って発送します。目を離したすきに息子が遊んでいました(笑

デジタルは世代交代が早いとは言え、何だかんだで10年使ったのだから、よく使ったほうかな。

Recon Optical KS-87E 前方偵察カメラ2018年02月11日 05時39分

もう9年も前の百里基地航空祭で展示されていた、RF-4E偵察機に搭載されている、KS-87E前方偵察カメラ。

KS-87E 前方偵察カメラ

カメラ好きとしては、どんなカメラなのか、どんなフィルムを使っているのか気になるところですが、あまり日本語の情報はないようです。

ちなみに、まだRF-4Eが現役なので、補修部品の調達が続いています。
こちらを見ると、KS-87Eの調達部品として「CCA,AUTOMATIC EXPOSURE CONTROL」と記載されていて、これはカメラの前方に取り付けられている自動露出計のようです。

KS-87Eのレンズ部クローズアップ

レンズのクローズアップをみると、大きなレンズの右横に取付けてあるのが露出計のようで、昔のセレン光電池露出計のような感じですね。つまり、TTL露出計ではないということです。
そもそも、こいつはデジタルではなくフィルムカメラで、これを撮った2009年時点でも、そろそろ旧式でしたが、デジタルカメラ全盛期となった今、フィルムで撮影し、基地に戻って現像しないと偵察結果を得られません。
フィルム残量を気にすること無く無尽蔵に撮影し、基地に戻る前に撮影データを転送できる、現代のデジタル偵察機材の前では、さすがに旧式感は否めませんね。

レンズを見ると、「18INCH f/4」とあり、mmに換算すると457mm f/4レンズということになります。これが35mm判フィルムだと望遠レンズですが、「FORMAT 4.5x4.5 INCH」と書かれているため、フィルムも相応に大きく、さほど望遠でもないですね。でもこれだけ大きいレンズでf/4なので、いい値段がしそうです。
英語のWikipediaを見ると、KS-87で撮影したフィルムを確認する様子が掲載されています。

なお、レンズに書かれている「PACIFIC OPTICAL DIV OF RECON/OPTICAL INC.」という社名、調べると、現在はRECON OPTICALはGoodrich ISR Systemsになっているようです。

RF-4Eの退役とともに、このカメラも引退でしょう。