SANWAのソーラーテスターPS-8の電源が入らなくなったので電池交換してみた ― 2019年08月28日 06時35分
Yamaroが中学生くらいの頃、親父からもらったSANWAのソーラーテスタPS-8。現在は後継のPS-8aが販売されていますが、基本的には大きく変わるところはなく、ロングセラー商品です。
ソーラーパネルで充電して使用するテスタですが、もらってから四半世紀、最近は1日充電しても、すぐ電池切れし、とうとう電源が入らなくなってしまいました。
流石に25年も使えば寿命ですね。いやよく持ったほうです。
というわけで、分解してみました。
ネジ2本で留まっているだけのシンプル設計です。
よく見ると、ボタン電池らしきものが2個入っているのがわかります。
PS-8の場合、ソーラー発電なので、このボタン電池は二次電池、つまり充電電池となっています。
型式はVARTA30DKという、見慣れないものです。
電池を外してみると、左側のは液漏れしたようです。ただ漏れはひどくはないので、基板側の接点を清掃すれば問題なさそうです。
調べてみると、SANWAのHPにニッカド電池であること、そして現在は製造中止になっていて、代替のニッケル水素電池V40Hが購入可能であることがわかりました。
こんな古い製品をサポートしてくれるとはありがたい。まあ現行品のPS-8aがこれを使用しているからでしょうけど。
ただ、購入が郵便切手か現金書留で…というのは面倒です。
そこでお得意のAmazonで検索しますが…引っかからない。特殊な電池だからか?
しかし、似たようなものが引っかかりました。

自転車のソーラーテールランプに使われているようです。
確かに形状は似ています。しかし型番が違います。40BVHという型番のようです。
調べるとV40H、GP40BVH、40BVHは互換品番ということがわかりました。
これで改めて検索すると…
というわけで、今回はビックカメラさんをチョイス。なんと午前中に発注すれば、夜までには届く!
ヨドバシもすごいが、ビックカメラも負けていないですね。
でもって、夜に届きました! ビックカメラやるなぁ。しかもヨドバシだとマンションのポストに入れて終了のサイズですが、ちゃんと玄関まで持ってきてくれました。
パッケージの通り、自転車用の部品と言う扱いです。
上2つが、元々ついていたVARTA30DK、下が購入したGP40BVHです。
微妙に形状が違います、上はプラス側にフランジがついていますが、下は一般的なSR-44/LR-44ボタン電池と同じ形状です。
果たして装着できるか?
装着できました! フランジは付いていませんが、径は問題ないようです。
PS-8の電源入りました。ホコリだらけでキッタナイですね。清掃しないと。
これでまた電圧測定できます。もうちょっといいテスタもほしいのですが、結局図るのは電圧だし、必要十分な性能ですしね。
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