DC-NikkorとNEOPAN ― 2019年12月29日 10時20分
データ:Nikon F100 + AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D (1/2000 f2) Aモード Fijifilm NEOPAN ACROS 100
先日15日(http://yamaro.asablo.jp/blog/2019/12/16/9189867)、F100とAI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dで、NEOPAN ACROS(販売終了)にて撮影した写真、現像上がりましたので、スキャン開始。
プライベートな写真が多いので、あまりWebに公開できるものがないですが、その中かはあまり顔がわからない写真を1枚。
DCリングはR側の2に設定。
子どもたちを遠距離から切り取りましたが、この距離でも背景は大きくボケています。
少しコマ収差の影響は出ているのかな? 背景の木の葉の部分は少しうるさい感じもありますが、もう少しDCリングの効きを強めにすれば、解消されそうです。
更に奥の暗い部分は、きれいにボケていると思います。
デジタルでは、撮影条件によっては軸上色収差の影響が見られるこのレンズですが、モノクロフィルムであれば、それらもまたレンズの味になりますね。
先日15日(http://yamaro.asablo.jp/blog/2019/12/16/9189867)、F100とAI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dで、NEOPAN ACROS(販売終了)にて撮影した写真、現像上がりましたので、スキャン開始。
プライベートな写真が多いので、あまりWebに公開できるものがないですが、その中かはあまり顔がわからない写真を1枚。
DCリングはR側の2に設定。
子どもたちを遠距離から切り取りましたが、この距離でも背景は大きくボケています。
少しコマ収差の影響は出ているのかな? 背景の木の葉の部分は少しうるさい感じもありますが、もう少しDCリングの効きを強めにすれば、解消されそうです。
更に奥の暗い部分は、きれいにボケていると思います。
デジタルでは、撮影条件によっては軸上色収差の影響が見られるこのレンズですが、モノクロフィルムであれば、それらもまたレンズの味になりますね。
DC-NikkorとF100にモノクロフィルムで ― 2019年12月16日 06時17分
娘の同級生と公園で遊ぼう、ということで、昨日は公園へ行ってきたのですが、DC-Nikkorを使って、ぜひフィルムでも撮ってみたい
ということで、最後の在庫となったFujifilmのモノクロフィルム、NEOPAN ACROSを2本、ボディはF100にしました。
DC-NikkorはAFレンズですから、AFボディで、他にAF-S 35mm f/1.8Gも持って行きたく、またAI 50mm f/1.2Sも、となると、これらを制約なく使用できるボディは、手持ちではF100のみ。
F90Xは、絞りリングのないGタイプレンズは、絞り制御はPモードでしか出来ないので、やはりF100が使いやすいのです。
ああ、たまにはF90Xも使ってあげたいのですが…。
F100にした理由は他にもあって、この日は天気は晴れ、どのレンズも絞り開放で撮りたい、となると、たとえISO100のNEOPAN ACROSであっても、シャッタースピードは1/8000秒まで使えるカメラが必要です。
今回は、デジタルはスマホのみ、F100で集中して撮りましたが、現在までの一眼レフの操作系の基礎となったF100だけに、使い勝手は良いですね。先にNikonのデジタル一眼から初めた人にも、違和感なく使えるフィルムカメラではないかと思います。
AF-Sレンズも使えますし(AF-Pは使えません)、Gタイプレンズも(Eタイプはだめですが)、VRも機能します。
マグネ外装ですし、ほんと良いカメラです。中古で買った時はたった8千円だったのに(笑
この日持っていった3本。
AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D、AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED、AI Nikkor 50mm f/1.2S、これらのレンズ、AF-S 35mmは2010年代ですが、DCは90年代、AI 50mmに至っては80年代のレンズですが、いずれも全て、このブログ執筆現在、新品で購入可能な現行品レンズです。すごいよね…。
調子に乗って、フィルム時代といえばこれ、スピードライトはSB-28を。逆光撮影で必要です。
久々に使いましたが、ちゃんと動きました。この時代から、Nikonの超高精度はバッチリ、TTL調光で理想的なライティングが得られました。
というより、フィルムなのでその場で良し悪しが判別できないため、フラッシュメーターでも使わない限り、恐ろしくてマニュアル調光なんか出来なかったですね。
この時代のスピードライト、カメラ取り付け側台座部分もプラスチックなんですよね…。デジタルになってからは、台座部分は金属になりましたが。
これはXperia 1の16mm広角レンズで撮影。やや魚眼っぽい(湾曲大きい)のがまたこれはこれで好き。
フィルムは36枚撮り2本、あっという間に撮り終えました。
次のフィルムを調達せねば。
新旧PC-Nikkor 35mm f/2.8の装着可否について検証 ― 2018年09月16日 07時59分
ひょんな事から(笑)、現在新旧のPC-Nikkor 35mm f/2.8が手元にあります。
新旧問わず、いろいろな方のブログやHPやらで、新旧問わず、最近のNikonデジタル一眼レフに装着した作例を見かけます。
ところが、フィルム時代でもAF一眼レフ以降の取扱説明書上では、【使用できないレンズ】一覧に、殆どと言っても良いくらい、以下の記載があります。
【使用できないレンズ】
・PC35mm f/2.8(製品No.851001~906200) ※実際には左記レンズ以外にも記載あり
・PC35mm f/2.8(製品No.851001~906200) ※実際には左記レンズ以外にも記載あり
これは、手持ちのカメラで言うと、1994年発売のF90Xsもそうですし、1998年発売のF100、そして最新の一眼レフであるD850も同様です。
しかし、逆に1996年発売のNikon F5の説明書には、このように書かれています。
●下記レンズをご使用になる場合は、カメラの露出系連動レバーを可倒式に改造することにより使用可能となります。
・PC35mm f/2.8(No.906200以前の製品) ※実際には左記レンズ以外にも記載あり
これはつまり、カメラの露出計連動レバー(いわゆるAiガイド)が接触しますよ、ということを意味しています。
実際、Ai方式以前のレンズは、Ai改造しない限り、絞りリングが露出計連動レバーに接触するために、装着できません。
無理に装着しようとすると露出計連動レバーを破損させてしまいます。
ところが、旧型のPC-Nikkor 35mm f/2.8については、装着し、作例も多く見かけます。
では実際に装着できるのか、装着した場合の露出計連動レバーの干渉はどうなのか、新旧で比較してみました。
ボディはD850です。
▼旧PC-Nikkor 35mm f/2.8装着時
オートニッコールのように、完全に絞りリングが当たるというよりは、絞りリングの径がオートニッコールよりわずかに小さい(薄い?)のか、上手いことレバーが逃げているように見えます。
ただ、Nikonからすれば、これは干渉する、ということになり、装着不可としているのではと思います。
干渉といっても、干渉度合いはかなり少ないため、説明書上では装着不可能でも、実際には装着されている方が多いのではと思います。
ちなみに、写真は載せませんが、露出計連動レバーのないエントリークラスのDX一眼レフも、装着は可能でした。
手持ちのD5000は、最小絞り設定警告レバーがわずかに干渉(押し込まれるので干渉とは言わないかもしれない)しますが、装着も撮影も問題ありませんでした。
ただ、D5000の説明書にも、PC35mm f/2.8(製品No.851001~906200)は装着不可となっています。
▼PC-Nikkor 35mm f/2.8(New)の装着時
如何でしょう? (New)では絞りリングが浅くなっているため、露出計連動レバー(Aiガイド)の干渉はありません。
このため、現在の1959年発売のNikon Fから、最新のデジタル一眼レフまで、制約なく装着可能となっています。
というわけで、現実には旧PC-Nikkor 35mm f/2.8は、自己責任ではありますが、事実上問題なく装着可能なようです。
ただし、更に古いPC-Nikkor 35mm f/3.5については、露出計連動レバー可倒式のカメラであっても、装着不可としているカメラが多いです。
例えば、デジタルで言えばNikon Df、フィルム機でも露出計連動レバーを可倒式に改造したF5、最初から露出計連動レバーが可倒式だったF4でも、装着不可としています。
F3以前のボディにはこうした制約はなく、AF関連の何か(CPU接点?)の干渉があるのかもしれませんね。
案外空が明るくならなかった ― 2015年12月14日 23時52分
データ:Nikon F100 + AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRII Aモード(f/8 8s)120mm Fujichrome Provia 100F(RDPIII)
長時間露光、というほど長時間ではないですが、8秒ほど露光してみました。
東京の空の割には、思ったほど空が明るく写らなかったなぁ…と思ったところで、フィルムの「相反則不軌」を久々に思い出しました。
そう、フィルムの場合、長時間露光になればなるほど、露光による化学反応が鈍るので、余計の露光時間を撮らなければならないということなのです。
これはデジタルカメラしか使ったことのない方にはピンと来ないかもしれないので、簡単に説明しますと、今回のケースの場合、「相反則不軌」を無視した場合、
・f2.8 1s
・f4 2s
・f5.6 4s
・f8 8s
・f11 16s
と言った感じで絞りとシャッタースピードを合わせれば、同じ明るさで写るはずなのですが、「相反則不軌」の影響により、例えばf2.8の1秒で適正露光の場合、f11では16秒では適正露光にならず、暗めに写ってしまうのです。
今回の場合、フィルムのデータシートを確認していないので何ともですが、経験上、f8なら20秒程度露光が必要だったと思われます。
長時間露光、というほど長時間ではないですが、8秒ほど露光してみました。
東京の空の割には、思ったほど空が明るく写らなかったなぁ…と思ったところで、フィルムの「相反則不軌」を久々に思い出しました。
そう、フィルムの場合、長時間露光になればなるほど、露光による化学反応が鈍るので、余計の露光時間を撮らなければならないということなのです。
これはデジタルカメラしか使ったことのない方にはピンと来ないかもしれないので、簡単に説明しますと、今回のケースの場合、「相反則不軌」を無視した場合、
・f2.8 1s
・f4 2s
・f5.6 4s
・f8 8s
・f11 16s
と言った感じで絞りとシャッタースピードを合わせれば、同じ明るさで写るはずなのですが、「相反則不軌」の影響により、例えばf2.8の1秒で適正露光の場合、f11では16秒では適正露光にならず、暗めに写ってしまうのです。
今回の場合、フィルムのデータシートを確認していないので何ともですが、経験上、f8なら20秒程度露光が必要だったと思われます。
光線漏れによるコマ間露光 ― 2015年12月13日 23時52分
何でしょうね、年末だからか妙に忙しい…。
写真は撮っているのですが、ほぼほぼ家族写真などプライベートなものばかりです。
というわけで、フィルムスキャンもボチボチ行っていますが、先月の入間基地航空祭の撮影時のフィルムで、面白い現象が発生したので、掲載してみます。
といってもフィルム時代から写真撮っている人なら経験があると思いますが。
以下は、連続するフィルム2コマをスキャンしたものです。わざとコマ間までスキャンしています。
1枚目の右側のコマ端に太陽が写り込み、それがコマ間にまで影響しているのがわかります。
2枚目の写真を見ると、1枚目のコマ間で光線漏れした影響が、2枚目の写真の左上に影響しているのがわかりますね。
太陽の強烈な光がコマの端にあったことで、その光線が漏れて露光してしまい、隣のコマまでに影響してしまった、というわけですね。
題名はコマ間露光ですが、このように隣のコマまで影響してしまうこともあるんです。
帰投 ― 2015年12月03日 23時56分
バーティカルキューピッド ― 2015年11月24日 02時20分
露出アンダー ― 2015年11月22日 23時58分
多用途支援機U-4 ― 2015年11月20日 23時57分
【フィルムスキャン】入間の空 ― 2015年11月13日 23時58分
入間基地航空祭の朝に撮影した、入間の空。
好きなんですよここ。飛行機撮る以外にも、桜の時期も綺麗ですし、ここの空がいいんです。
データ:Nikon F100 + AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR Aモード(f/10 1/320)35mm Fujichrome Provia 100F(RDPIII)
データ:Nikon F100 + AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR Aモード(f/11 1/200)-0.3 16mm Fujichrome Provia 100F(RDPIII)
今回から、スキャナをCOOLSCAN IV ED(LS-40ED)からV ED(LS-50ED)に更新しました。
ダイナミックレンジは広くなった気がします。
その話題はまた。
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