YS-11FC (12-1160) 退役です2019年10月09日 06時47分

仕事だったので、撮影には行けませんでしたが…

入間基地飛行点検隊所属の飛行点検機、YS-11FC(12-1160)が、昨日10月8日にラストフライトを終えて退役しました。
残り少ない現役の国産機YS-11が、また1機役目を終えたことになります。

飛行点検機は、空港の各種離着陸支援設備に対する検査を行うための機体で、後継機としては、セスナのサイテーション680Aが選定されています。

写真は、去年の入間基地航空祭での撮影です。これが自分にとっては最後の撮影となりました。

YS-11FC(12-1160)

YS-11FC(12-1160)

YS-11FC(12-1160)

YS-11FC(12-1160)


YS-11は、子供の頃は函館空港に散々飛来して、函館市内上空をよく通過していたので、自分にとってはお馴染みの機体でした。
独特のエンジン音で、これを近い将来聞けなくなってしまうのですね…。

去年の運動会の写真と動画を見て復習中2019年09月23日 06時22分

2018年の運動会
来月、子供の保育園の運動会で、少し早いけど去年撮った写真や動画を見て復習中。

というのも、今年は娘が年長で最後の運動会、同じ保育園に今年入った息子は初めての運動会ということで、撮影も過密スケジュールです。

特に娘は最後なので、晴れ舞台が多いんですよね。
去年までは、上の写真のようにメインで陣取っている正面だけでなく、反対側にも移動して撮影しなければならないので、レンズとか三脚とかの選択も重要です。

場合によっては三脚2つ必要だなぁ…。動画とスチルの両立はなかなか難しいですね。
去年はそれでも、動画三脚固定、手持ちでスチルで割とうまく行けたので、今年もその体制です。

三脚は、フルードジンバル雲台導入で、望遠動画撮影はフレーミングでかくかくしていた去年までよりは改善される見込み、アルカスイス互換の三脚座に統一したので、付け外しも容易になりました。

ってことで、後はうまく撮れることを祈ります。

でも一番難しいのは、大人数の中から我が子を見つけ出すことですかね~(笑

レッドブル・エアレース撮影で実感したフルードジンバル雲台の実力2019年09月14日 07時32分

GITZOのフルードジンバル雲台GHFG1に取り付けたSIGMA 150-600Sports

レッドブル・エアレースのブログ、ダラダラと書き続けてきましたが、今回撮影にあたっては、カメラマンエリアのみ使用可となっていた三脚を持ち込んでみました。
脚はSLIKのPROFESSIONAL II-LE、そこにGITZOのフルードジンバル雲台GHFG1を取付けて撮影しました。

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普段、戦闘機の撮影では、脚立に乗って、望遠レンズは手持ちです。
しかし、エアレースの場合は、飛ぶコースは決まっていますし、脚立を使うわけでもないので、三脚を使ったほうが安定して撮影できると判断。
実際、フルードジンバル雲台を導入したのも、レッドブル・エアレースの撮影で使えると判断したからです。あとは、望遠動画撮影にも使えますし。

三脚は砂浜の上で展開するため、どうしても多少の不安定さはあるものの、ゆっくり動かすときは、フルードで滑らかに、素早く動かすとフルードが解除されるので、三脚が動いてしまう心配も少ないです。

そして、とても撮影が楽! ジンバル雲台の実力をいかんなく発揮できました。とにかく、レース機の追従が楽です。レンズを左右にパンしながら上下にふるのがこんなに楽だなんて。
自分はスチル専門ですが、望遠レンズを使った動画撮影だと、本当に楽だと思います。ビデオ雲台もよいのですが、雲台がかなり大きく重くなってしまいます。
また、支点がカメラと同軸に近い位置に設定できるので、あまり大きく動かさなくても、レンズを大きく上下に振ることが出来ます。
ですから、レンズを振るのも、小さな力で動かせます。ズームレンズなので、どうしてもズーミングで重心位置は変わってしまいますが、撮影中ズーミングしていても、レンズにしっかり手を添えていれば重心変動を補ってなお、思い通りの方向に楽に振れます。
一応、付属のパン棒も持っていきましたが、ビデオ撮影ではないので使いませんでした。もっとも、バッテリグリップを付けていると、パン棒が干渉してしまうそうな感じなので、どのみち使えなかったでしょう。

ちなみにカメラマンエリアで周りを見渡すと、ジンバル雲台はまだ少数派なのかな? ビデオ雲台が多い印象でした。
ジンバル雲台はチラホラは見かけましたが、1人だけ同じGITZOのGHFG1を使っている方を見かけました。その方は脚もGITZOのシステマチックぽかったです。


▼やっぱり脚もGITZOのシステマチックが欲しい!

今回、望遠レンズにボディ2台という、いつもの戦闘機撮影とほぼ同じ機材に加えて、三脚と雲台を持っていったため、三脚重量3.4kg+雲台重量1.35kgで、三脚バッグを合わせると5kg以上の重量となってしまいました。分かっていても、移動の際にこれを持ち運ぶのがどんなにしんどかったか…。
PROFESSIONAL II-LEはアルミ製で頑丈ですがかなり重いです。例えば、これがGITZOのカーボン製のシステマチック三脚、GT4543LS辺りだと、2.38kgと1kgも軽くなる上に、耐荷重は25kgと、むしろ大きかったりします。

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また、アルミ製の三脚は、どうしても金属三脚固有の共振が発生するため、微妙なブレが発生してしまいます。
これがカーボンだと、割と緩和されるのです。
実は、SLIKの初代カーボン三脚は持っていたりしますが、あまり耐荷重の大きくないものでも、結構安定感が良いのです。
来年は脚も買い替えたいところです。軽くなれば、持ち出す機会も増えて、安定した撮影ができますからね

最後のレッドブルエアレース観戦の一部始終(その4)2019年09月12日 06時47分

これが最後! マット・ホール選手の機体が進入してきます。

マット・ホール選手

陽炎の影響で解像度は出ていませんが、背景の工場が、何だか幻想的、そして最後のレースなので、皆が一斉に旗を振る。

マット・ホール選手

マット・ホール選手

マット・ホール選手

撮影に慣れてきた頃に終わりだなんて。
背景が単調にならないよう、雲やパイロンを入れる。

マット・ホール選手

安定のフライトです!

マット・ホール選手

歩留まり上げるのに1/500秒でシャッターを切る。もう少し疾走感は出したかったかな…。練習不足です。

マット・ホール選手

背景には工場や貨物船。日常と非日常のコラボ。

マット・ホール選手

会場は逆光で写真撮影は厳しい、上の写真はちょうど雲で直射光が入らなかった。

マット・ホール選手が去る

競技を終えて木更津飛行場へ戻るマット・ホール選手の機体。
これを持って、2019年の、そして最後のレッドブル・エアレースは終了しました。
マット・ホール選手は、この千葉では優勝を逃したものの、年間ワールドチャンピオンとなりました。

短い時間でしたが、とても楽しかった! また見たいのに、もう見れないなんて!
いつかまた復活することを願います。

最後のレッドブルエアレース観戦の一部始終(その3)2019年09月11日 06時38分

レッドブル・エアレース参戦者唯一の日本人にして、2017年王者の座を手に入れた、室屋義秀選手。
室屋選手の最後のフライトを観戦出来たことは、とても良い思い出となりました。

室屋義秀選手

室屋義秀選手

圧倒的スピード感! ビビってしまって絵は引き気味、シャッタースピードも上げ気味でした。
もう、ぶっつけ本番の写真なので、写真をよく撮ろうなんてのは二の次でしたが、母国のレースで優勝してくれよと祈りながら撮っていました。

室屋義秀選手

ものすごいGがかかります。11G以上でペナルティですが、10Gだとしても、ジェット戦闘機以上のGがかかるわけです。
小回りがきく、レース用のプロペラ機だからこそですね。

室屋義秀選手

この日、曇りの天気予報に反して晴れでしたが、湿度も高くて、上の写真のように靄がかかる場面も。

室屋義秀選手

室屋義秀選手

室屋義秀選手

最後は、ラストレースを惜しむかのようにダイナミックなローリングを披露しつつ、レース会場を後にしました。
周知の通り、ラストレースの千葉幕張で、室屋選手は最高得点獲得で優勝、年間ワールドチャンピオンには、惜しくも1ポイント差で2位となりましたが、日本人として誇らしい結果となりました。

最後のレッドブルエアレース観戦の一部始終(その2)2019年09月10日 06時40分

あまりの蒸し暑さと、移動の疲労で、カメラの設定ミスという凡ミスを犯しつつも、少しずつ体を慣らして水分補給しつつ、RAWに切り替えて撮影に挑みます。

ピート・マクロード選手のフライトです。

ピート・マクロード選手機体進入

向かって左側から機体は進入します。2019年のレッドブル・エアレースは、機体の発着は、陸上自衛隊木更津駐屯地内にある、木更津飛行場を使用しました。
2018年以前の過去4回は、浦安市総合公園内に仮設飛行場を設置していましたが、周辺の建物などへの安全配慮の結果、今回は木更津飛行場を使用することになったようです。
レッドブル・エアレースが今年限りで最後となってしまったのも、興行的に厳しかったのだと思われますが、開催各地での配慮の難しさもあったかもしれません…。

ピート・マクロード選手

1つ目のファルケンのエアパイロンを通過。

ピート・マクロード選手

2つ目のDHLのエアパイロン、バンクして機体の向きを変えつつ進入。

ピート・マクロード選手

ピート・マクロード選手機体エアパイロンに当たる

エアパイロンに当たってしまいました! パイロンがスパッと切れています。

ピート・マクロード選手

https://airrace.redbull.com/ja/rules

エアパイロンなので、機体が当たっても破断するよう、安全性に考慮されています。
しかし、エアパイロンに当たると、3秒のタイム加算となってしまいます。
エアレースのルールは細かく規定されていて、速度やオーバーGなどでも、ペナルティが課せられます。

ピート・マクロード選手

反転してからは確実にパイロンを通過していきます。

ピート・マクロード選手

この後は確実にこなしていきましたが、3秒加算は大きな痛手ですね。

ピート・マクロード選手

ピート・マクロード選手

最後の写真は、ちょっと空の青さを強調してみました。

ピート・マクロード選手は、今シーズン総合6位の成績でした。

破れたエアパイロン

エアパイロンは、破れてしぼんでしまったので、回収して、すぐ新しいエアパイロンに入れ替えられました

最後のレッドブルエアレース観戦の一部始終(その1)2019年09月09日 05時15分

レッドブル・エアレースが、2019年を持って開催終了となり、千葉幕張が最終戦ということで、一度は行ってみたかったので、カメラマンエリアの決勝チケットを購入。
…そうしたら、まさかの仕事で取る予定の検定試験の日とブッキングするという、何とも残念な結果に。

それでも、当初の予定では競技は午後から、試験は午前中のみだったので、午前中に都内で試験を受けて、電車で幕張に移動すれば、十分競技の時間には間に合う、はずでした…。

しかし、8日は台風15号が関東に接近しつつあることから、前日7日夕方にプログラム開催時間変更が決定し、チャレンジャークラスのレースが無くなったほか、マスタークラスの競技や海上自衛隊の展示飛行などすべての予定が前倒しとなり、15時には終了となることに。

レッドブル・エアレース決勝当初のプログラム

これが当初のプログラムでした。開場自体は午前10時ですが、エアレース開始は午後から、つまり、午前中に都内で試験を受けて、移動しても、午後の競技には間に合う計画でした。
海上自衛隊のUS-2も、ホワイトアローズも見れる予定だったのですが…

レッドブル・エアレース決勝 変更後のプログラム

こちらが変更後のプログラムです。
プログラムは一部中止や、大幅前倒しに。
台風15号を警戒し、会場を安全に撤収できるように、観客が安全に帰宅できるようにとの配慮です。
下に、

※大会プログラムは天候などにより変更となる場合がございます。

とあるように、時間変更は仕方のないもので、受け入れるしかありません。
試験をサボりたかったのですが(笑)、仕事上受けると宣言したものなので、サボるわけにも行きません。

そんなわけで、まず早朝に幕張に車で移動し、幕張メッセ前の地下のコインパーキングに駐車。流石に午前5時前だと、余裕を持って駐車できました。
今回、望遠レンズだけではなく三脚を持っていって撮影するため、とてもではないけど重量機材を持って電車には乗りたくなかったわけです。

早朝の幕張

早朝、ずっと車の中は暑いので、外に出ました。
この日は朝は晴れ、午後には曇ってきて、予報によっては雨となっていましたが、この時点ではスッキリと晴れていました。
とりあえず、都内にある試験会場の近くの喫茶店で、試験勉強の復習がてら時間をつぶすことにしたので、海浜幕張駅に向かいます。

レッドブルのミニが海浜幕張駅前に集合

駅前には、レッドブルのミニが3台展示。面白いことに、2台は品川ナンバーでしたが、1台は千葉ナンバー。全国各地にいるのかな?

京葉線

京葉線で都内へ移動。
なおこの日、台風による影響で、京葉線は午後9時で運休するとのアナウンスがありました。

早めに試験会場近くに到着、喫茶店で試験勉強していざ試験!
んー多分合格はできるでしょう。
退室可能時間になってすぐに退室。急いで電車で海浜幕張駅に戻ります。海浜幕張駅には12時前に到着。
よし、マスタークラス最後の競技には間に合う!

駐車場に行って、機材を背負って会場に向かいます。遠い…

レッドブル・エアレース会場のZOZOタウンスタジアム横

やっと会場に入りましたが、ここからも更に歩きます。
こんな時間に入る人なんていないだろうと思ったら、案外この時間に入る人って多いのですね。
途中、海上自衛隊のホワイトアローズの飛行展示がチラッと見えました。とにかく歩く歩く!

問題の会場案内

カメラマンエリアのチケットを買ったので、この案内看板通り向かったのですが…
返って遠回りだった! 実際は、この看板の右側から入ったほうが、カメラマンエリアに近かったのです!
ちょっと問題ありの会場案内です。この辺は、以前のエアレースでも指摘されていましたし、周りの人達も同様に遠回りしてしまったとの声が聞かれました。これだけで10分は時間ロスしたなぁ。

レッドブル・エアレースのカメラマンエリア

レッドブル・エアレースのカメラマンエリア

何とかかんとか、カメラマンエリアに到着。三脚を据えてカメラをセット。
カメラマンエリア、こんな遅くに行っても、割とスカスカで、撮影には支障なかったです。
三脚も使用可能ですし、少なくとも一般エリアより高価な分、ちゃんと撮影は可能でした。
一般エリアは、観客ギッシリで総立ち、とても大きなレンズを振り回せる状況ではないので、大型望遠レンズで撮るなら、カメラマンエリアですね。

もうね、蒸し暑いし、機材重くて疲れてしまって、頭回っていなかったですね。
最初に撮ったカット、JPG設定のままでした…。

カービー・チャンブリス選手

カービー・チャンブリス選手

カービー・チャンブリス選手

多少トリミングしています。JPGでも割とまともですね。
とにかくシャッタースピードがよくわからず、ジェット戦闘機と違ってプロペラなので、あまり速いシャッタースピードではペラが停まってしまうし、初めてのエアレースですし、ぶっつけ本番なので、歩留まりはイマイチでした。

ミカエル・ブラジョー選手

ミカエル・ブラジョー選手

ミカエル・ブラジョー選手

続く…


半月を撮る2019年08月29日 06時29分

8月7日の夜に撮影した半月。

半月

Nikon D850にSIGMA 150-600mmの600mm望遠端で、超絶クロップ。
この日風が強く、三脚にジンバル雲台での撮影でしたが、微ブレてしまっている…。ミラーアップの電子シャッターで何枚か撮ったのですが、ブレてしまいました。
ピクチャーコントロール、AUTOではあまりにコントラストが高すぎるので、フラットで現像。
フラットは、一般的な撮影ではコントラストが低くなりすぎて締まりがなくなりますが、こういった極端にコントラストが高い被写体には効果的ですね。

それはともかく、半月の影の部分、どれくらい階調が残っているのだろうと思い、遊んでみました。

D-ライティング HS

Capture NX-DのD-ライティング HSを目一杯上げてみました。さすがに100はやりすぎだったので、90にしてみると…

暗部のみD-ライティング HSで持ち上げる

影の部分のクレーターは流石に見えなかった(ほぼ諧調なし…)けど、月の輪郭は何となく見えました。
D-ライティング HSは、明部をほぼ持ち上げずに暗部だけを持ち上げることが出来るので、やり方によってはHDRのような効果が得られます。

Nikonの一眼レフ・ミラーレス、というよりSONYセンサは、割と暗部の階調が残っています。
RAWでナイト撮影で遊んでみるのも面白いですよ。

2019年終戦記念日におけるJMU磯子で艤装中の巡視船「つるが」と定期整備中の護衛艦「たかなみ」2019年08月22日 06時50分

J-POWERの磯子火力発電所横からの、JMU磯子工場撮影風景。
望遠レンズ用に導入した、GITZOのフルードジンバル雲台、伸びるズームレンズでは重心移動に伴い、取り付け位置を前後させてバランス調整が必要ですが、撮影はすこぶる快適。
何より、3Way雲台や自由雲台のように、カックンとカメラやレンズが倒れてしまう心配がないし、小さな力でレンズを振れるのがありがたい。

ジンバル雲台で撮影中

この日は台風接近に伴い、風が強く、三脚を使っていても、カメラが刻みに揺れるくらいでした。

台風により波飛沫が道路まで

時折、波しぶきも防波堤を飛び越える有様で、写真の場所での撮影はできませんでした。

くにがみ型巡視船「つるが」

こちらは全体は見えませんが、くにがみ型巡視船「つるが」(PL-91)が停泊中。
艤装中(と言ってもほぼ終わっていると思われますが)で、まだ就役していない、最新の巡視船です。
自衛隊もそうですが、海上保安庁も要求される任務は従来より格段に高くなり、ようやく古い巡視船が更新、増強される段階です。
人口が減る日本、省力化も進めなければなりませんが、事件や事故現場にもっとも密接に関わる海上保安庁の場合、そうは言っても人は簡単に減らせないですしね。


定期整備中の護衛艦「たかなみ」

こちらは定期整備中と思われる、護衛艦「たかなみ」(DD-110)。
早いもので、就役からもう16年、護衛艦としては艦齢の半ばと言ったところ。
対空ミサイルが、従来のRIM-7Mシースパローから、発展型シースパロー(ESSM)に改装されるための予算も取られていますが、たかなみがすでに改修を終えたかは不明。
艦齢30年以上経過した古い「ゆき」型護衛艦がまだ残っていますから、「たかなみ」の退役も20年くらい先になるのかな?

2019年終戦記念日におけるJMU磯子で艤装中の「まや」型護衛艦2019年08月21日 06時39分

先週の終戦記念日、神奈川のJMU磯子工場で艤装中の、「まや」型イージス護衛艦を見てきました。

護衛艦「まや」

イージス護衛艦「まや」(DDG-179)です。
写真で分かる通り、この日は台風接近に伴い、相当風が強く、海面も白波が立っているのがわかります。
撮影場所のJ-POWER磯子付近も、波が岸壁を超える場所もありました。

乾ドックで艤装中の護衛艦「まや」

乾ドックで艤装中の護衛艦「まや」は、2020年3月の就役に向けて艤装中。
既にレーダーアンテナ類や兵装など、殆どの装備は取り付け完了しています。 
「まや」型護衛艦では、海上自衛隊のイージス艦では初のCOGLAG(ガスタービン電気推進+ガスタービン)で、LM2500IECガスタービンエンジン2基搭載、馬力は69,000馬力と、それまでの「こんごう」型や「あたご」型イージス護衛艦の100,000馬力より、むしろ出力は低下しています。
にもかかわらず、速力は艦形の見直しで、30ktを維持しているようですが、今後ますます電装品の需要が増える中、この馬力で果たして足りるのか疑問です。
まあ素人が考える懸念は、多分問題ないんでしょうけど、このあたりの指摘は雑誌「世界の艦船」でも、香田洋二氏が指摘していたところです。電気推進時に巡航速度15ktが維持できるのか?

マストにはCECのアンテナ類も見られますが、PAAA(Planar Array Antenna Assembly)が取り付けられると思われる逆三角形の台座には、まだアンテナらしきものは見当たりません。後日装備でしょうか?

ちなみに、「まや」型では、新造時からイージスウェポンシステムとしてベースライン9Cを、弾道ミサイル防衛用のBMD5.1を搭載し、BMD対応中の艦隊防空も同時対応可能となります。

護衛艦「はぐろ」

こちらはイージス護衛艦「はぐろ」で、「まや」型の2番艦。「まや」の1年遅れの2021年3月就役予定で、先月7月に進水したばかりです。
したがって、まだ殆どのアンテナ類や兵装類は取り付けられていない状態。
船内の艤装も現在推進中といったところでしょう。

護衛艦「はぐろ」のクローズアップ

現状、まだフェーズドアレイアンテナSPY-1D(V)も取り付けられていない状態で、カバーがされていない奥側が見える珍しい状態です。
なお、米海軍のアレイバーク級フライトIIIでは、SPY-1D(V)に代わって、アクティブフェーズドアレイアンテナのSPY-6 AMDR-Sが採用される予定で、「まや」型は、海上自衛隊では旧来のSPY-1Dアンテナ搭載の最後の艦になるでしょう。