最後のレッドブルエアレース観戦の一部始終(その5) ― 2019年09月13日 06時57分
レッドブル・エアレース撮影で実感したフルードジンバル雲台の実力 ― 2019年09月14日 07時32分
レッドブル・エアレースのブログ、ダラダラと書き続けてきましたが、今回撮影にあたっては、カメラマンエリアのみ使用可となっていた三脚を持ち込んでみました。
脚はSLIKのPROFESSIONAL II-LE、そこにGITZOのフルードジンバル雲台GHFG1を取付けて撮影しました。
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普段、戦闘機の撮影では、脚立に乗って、望遠レンズは手持ちです。
しかし、エアレースの場合は、飛ぶコースは決まっていますし、脚立を使うわけでもないので、三脚を使ったほうが安定して撮影できると判断。
実際、フルードジンバル雲台を導入したのも、レッドブル・エアレースの撮影で使えると判断したからです。あとは、望遠動画撮影にも使えますし。
三脚は砂浜の上で展開するため、どうしても多少の不安定さはあるものの、ゆっくり動かすときは、フルードで滑らかに、素早く動かすとフルードが解除されるので、三脚が動いてしまう心配も少ないです。
そして、とても撮影が楽! ジンバル雲台の実力をいかんなく発揮できました。とにかく、レース機の追従が楽です。レンズを左右にパンしながら上下にふるのがこんなに楽だなんて。
自分はスチル専門ですが、望遠レンズを使った動画撮影だと、本当に楽だと思います。ビデオ雲台もよいのですが、雲台がかなり大きく重くなってしまいます。
また、支点がカメラと同軸に近い位置に設定できるので、あまり大きく動かさなくても、レンズを大きく上下に振ることが出来ます。
ですから、レンズを振るのも、小さな力で動かせます。ズームレンズなので、どうしてもズーミングで重心位置は変わってしまいますが、撮影中ズーミングしていても、レンズにしっかり手を添えていれば重心変動を補ってなお、思い通りの方向に楽に振れます。
一応、付属のパン棒も持っていきましたが、ビデオ撮影ではないので使いませんでした。もっとも、バッテリグリップを付けていると、パン棒が干渉してしまうそうな感じなので、どのみち使えなかったでしょう。
ちなみにカメラマンエリアで周りを見渡すと、ジンバル雲台はまだ少数派なのかな? ビデオ雲台が多い印象でした。
ジンバル雲台はチラホラは見かけましたが、1人だけ同じGITZOのGHFG1を使っている方を見かけました。その方は脚もGITZOのシステマチックぽかったです。
▼やっぱり脚もGITZOのシステマチックが欲しい!
今回、望遠レンズにボディ2台という、いつもの戦闘機撮影とほぼ同じ機材に加えて、三脚と雲台を持っていったため、三脚重量3.4kg+雲台重量1.35kgで、三脚バッグを合わせると5kg以上の重量となってしまいました。分かっていても、移動の際にこれを持ち運ぶのがどんなにしんどかったか…。
PROFESSIONAL II-LEはアルミ製で頑丈ですがかなり重いです。例えば、これがGITZOのカーボン製のシステマチック三脚、GT4543LS辺りだと、2.38kgと1kgも軽くなる上に、耐荷重は25kgと、むしろ大きかったりします。
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また、アルミ製の三脚は、どうしても金属三脚固有の共振が発生するため、微妙なブレが発生してしまいます。
これがカーボンだと、割と緩和されるのです。
実は、SLIKの初代カーボン三脚は持っていたりしますが、あまり耐荷重の大きくないものでも、結構安定感が良いのです。
来年は脚も買い替えたいところです。軽くなれば、持ち出す機会も増えて、安定した撮影ができますからね
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昨日のブログは、朝寝坊してしまって短い文章でしたが、スチル写真からタイムラプス動画を生成するため、シネカメラや動画編集機器でおなじみのBlackmagicからリリースされている無料の画像編集ソフト、DaVinci Resolve 16をインストールしてみました。
タイムラプスは、今手持ちのNikon D850もD810も、何ならPanasonic GX7MK2でもカメラだけで撮れます。D850とGX7MK2は4Kタイムラプスに対応し、D810はフルHDのタイムラプスです。
ただ、色々突き詰めようとすると、カメラ内生成では少し不満も出てきます。
例えば、動画撮影開始タイミングで、D850もD810も、スチルのインターバル撮影は、撮影開始時間を指定できるのに、タイムラプスは即時開始しか指定できず、しかも最長8時間未満までしか撮影できません。
そもそも、D810はメカシャッターしか使えないためにD850よりバッテリ上がりが早く、GX7MK2はバッテリ容量が少なく、いずれも長時間撮影が難しいです。
D850が電子シャッターが使えるので、消費電力も低く長時間撮影が可能…なのですが、長時間のタイムラプスやインターバル撮影でカメラを拘束されるため、他で撮影があるときに使えないという問題があります。
とまあ色々悩ましいところがあって、とりあえず、撮影開始時間を指定できるインターバル撮影のスチル画像から、タイムラプスを生成してみようということになりました。
なぜこんなことをしているのかと言うと、ちょうど11月くらいに、我が家から見える富士山の頂上に、太陽が日没で沈んでいく様子が見えるのです。
なので、撮影開始は午後3時位から日没まで、というのが理想なのですが、その時間は平日も休日も不在が多いので、なかなか思うように撮れないのが悩みでした。
バッテリは、マンションのベランダからの撮影なので、100V電源から供給する方法も使えますが、撮影開始時間指定と、8時間を超えてのタイムラプスが出来ないのだけがネックだったので、今年はこれを解決したいと思います。
とりあえず、D810を使って、夜明けの富士山をインターバル撮影して、DaVinci Resolve 16でタイムラプス化してみました。
タイトルも入れられますし、本格的な編集も可能っぽいです。
単純に写真をドラッグ・アンド・ドロップするだけで、後はタイトル編集したりフェードイン・フェードアウトを入れたりと、便利です。プロっぽいです(笑
これを気に、動画編集も少しは勉強してみたいと思います。
ちなみに、D810では、内蔵バッテリとエネループ8本で、1000コマ前後の撮影でバッテリ上がりとなり、撮影終了となりました。
バッテリが劣化してきているのもありますが、何ならEN-EL18bを使って3000コマ以上撮れるD850よりは燃費が悪い感じですね。
もちろんD810のMB-D12にも、EN-EL18bは使用できるので、今度はそっちで試してみたいと思います。
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というのも、今年は娘が年長で最後の運動会、同じ保育園に今年入った息子は初めての運動会ということで、撮影も過密スケジュールです。
特に娘は最後なので、晴れ舞台が多いんですよね。
去年までは、上の写真のようにメインで陣取っている正面だけでなく、反対側にも移動して撮影しなければならないので、レンズとか三脚とかの選択も重要です。
場合によっては三脚2つ必要だなぁ…。動画とスチルの両立はなかなか難しいですね。
去年はそれでも、動画三脚固定、手持ちでスチルで割とうまく行けたので、今年もその体制です。
三脚は、フルードジンバル雲台導入で、望遠動画撮影はフレーミングでかくかくしていた去年までよりは改善される見込み、アルカスイス互換の三脚座に統一したので、付け外しも容易になりました。
ってことで、後はうまく撮れることを祈ります。
でも一番難しいのは、大人数の中から我が子を見つけ出すことですかね~(笑
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