EL-NIKKOR 135mm f/5.6で五色とうがらしの花を撮る ― 2019年09月17日 06時34分
我家のベランダで育てている五色とうがらしですが、8月から少しづつ花が咲き始めています。
ということで、これを撮ってみました。
はい(笑
こんな機材です。Micro-Nikkorもタムキューも使わず、引き伸ばしレンズのEL-NIKKOR 135mm f/5.6で撮影します。
135mmというマクロレンズはないですから(画角はAPS-Cフォーマット機に90mmマクロレンズを装着した場合に相当)、フルサイズ機で撮るにはこういう方法もあるということです。
もちろん、一般の135mmレンズに、接写リング(中間リング)を使用する手もあるのですが。DC NIKKOR 135mmは使ってみたいものです。
EL-NIKKOR 135mmを、ベローズアタッチメントNikon PB-4に取り付けます。ベローズを伸ばすほど、接写が可能となります。その分画質は落ちていきますが、EL-NIKKOR 135mmの標準撮影倍率は5倍、基準倍率は2~10倍ですから、この程度の接写はむしろまだまだ撮影倍率が低いわけです。つまり、本来はもっと長いベローズを用いて、高倍率の接写が可能なレンズなのです。
元々が、4X5判、つまり大判フィルムの引き伸ばし用のレンズですから、フルサイズの135判にはオーバースペックなレンズとも言えます。
ベローズを目一杯延ばしてもまだ物足りなかったので、さらに接写リングのPK-13を追加、ヘリコイドユニットも使って光路長を稼ぎます。
小指の爪くらいのサイズの、五色とうがらしの花です。
彩度と周辺光、露出は落としています。
これはf8に絞っていますが、f5.6の絞り開放でも、恐ろしく解像力が高いレンズです。更な高倍率で接写してみたいです。チューブをつなげれば出来るかな?
接写リングも、もっとつなげればできそうですね。
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