Nikon D7200発表 ビュアーソフトViewNX-iも ― 2015年03月02日 23時24分
今日は先日の百里基地の写真の続きを…と思っていましたが、NikonからD7200と、新しいViewerソフトであるViewNX-iの発表がありましたので、そのお話を。
CP+では発表されなかったD7200ですが、CP+の後、数週間内に発表されるとの噂は出ていましたから、予想通りではありますね。
画素数は据置き、先に出たD5500と同様のEXPEED4に常用感度ISO100~25600、D750と同様の-3EV対応の51点AF、Wi-Fi内蔵でNFC対応、とD7100をブラッシュアップした、最近のNikonのモデルチェンジの流れに沿った感じです。
バッファが増えて、連続撮影枚数がD7100の3倍程度となり、D7100のでバッファ不足はとりあえず解消されたといってよいでしょう。
1.3Xクロップで秒7コマ連写が可能となり、ミラーバランサー搭載、モノクロでのISO51200や102400対応、FX機ではおなじみだった微速度撮影といった機能も追加されました。
動画はフルHDですが60p対応です。ただ、この60p、仕様表を見る限り、1.3x動画でしか対応しないのが謎です。なぜこんな変な制約があるのだろう? 少し前に出たD5500は、1.3xは設定できませんが、60p対応ですし。
数量限定で、バッテリパックを付属したキットを販売するようで、CanonのEOS 7D MarkIIの時のように無料というわけではないようですが、バラで買うよりはお安いようです。
AFは、せっかくD750と同系列でありながら、グループエリアAFには対応していないようです。
予想通り、D7200はD7100の改良機であることに違いはなく、CanonのEOS 7D MarkIIに対抗すべき機種ではありません。
もっとも、ライバルの売れ行きの良さを見たのか、ここに来てD300S後継機の噂もまた出てきましたから、今年の秋か来年辺りには期待できるかもしれません。
ViewNX-iは、ViewNX2の後継のViewerソフトとなるようです。
ViewNX2は、Capture NX2との連携がとれていましたが、Capture NX2が更新終了し、Capturte NX-Dに移行したことで、ViewNX2からシームレスにCapture NX-Dに編集作業に移れないといった弊害が出ていました。
ViewNX2の簡易編集は、従来のCapture NX2と同様、RAWファイルに上書きする方式でしたが、編集内容を別フォルダのファイルに記録するサイドカーファイル方式がCapture NX-Dで採用。
結果、両者間の編集でに齟齬が生じており、Capture NX-Dで設定したラベルがViewNX2では読み取れないなど、問題がありました。
今回、ViewNX-iが登場することで、こうした齟齬がなくなるでしょう。
それよりも、早くCapture NX-Dにゴミ取り機能載らないですかねNikonさん?
PFコントロール搭載もいいですが、ゴミ取りは切実ですよ。
あと、JPG変換時などに、色域をsRGBに変換する機能も載せていただきたい。Web掲載やネットプリント時に一々アプリ単位で色設定を変更するのが面倒なのですよ。
あと、ロングセラーのフィルムカメラ、FM10が4月より値上げされるそうです。
ボディ単体の場合、これまでの定価\41,000から\61,000へと、おおよそ5割もの値上げとなります。
時代の流れですね。気がつけば発売から20年と、F3と並ぶ長寿機です。
未だMF一眼レフをラインアップしている辺りが、Nikonらしいですな。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://yamaro.asablo.jp/blog/2015/03/02/7583214/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。