Nikon 1 V1にAF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDを取り付ける1 ― 2015年03月15日 23時45分
週末、梅を見にとある公園に家族で行ってきたわけですが、お気楽撮影なので、D810ではなくNikon 1 V1にて挑みました。
レンズですが…いつもなら1 NIKKOR 18.5mm f/1.8がつきっぱなしなV1、先日10-30mmを修理に出していた際に、妻がJ3に使いたいと18.5mmを貸したところ、気に入ったようで、戻ってきません(笑
なので、ここはマウントアダプタのFT1を使って、FマウントレンズをV1に取り付けて撮影してみました。
データ:Nikon 1 V1 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED(FT1使用) Aモード(f/1.8 1/4000)+0.3 ISO400 RAW現像
絞り開放で撮影。
FT1経由での使い勝手は、あまりよいものではないですね。
フォーカスポイントは中央に固定されます。このレンズに関しては、AF精度も少々怪しい感じですし、AF速度も遅いです。このレンジ自体、一眼レフで使う限り、そんな印象はありません。
ブログ掲載サイズではわかりづらいので、中心部を等倍に切り出してみましょう。
全体的にもやっとフレアっぽい感じでコントラストがあまり出ていません。
また、軸上色収差がでており、花びらの縁にピンクっぽい縁が出ているのがわかります。
ボケ味もザワザワとしていてうるさいです。
このAF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED、最新設計ですし、D810で撮影する限り、このような光学性能低下は感じませんので、やはりNikon 1で使う限り、専用の1 NIKKORより光学的に良くないと言えます。
フランジバックの関係上、レンズ後玉から距離が有るため、ちょうど一眼レフでエクステンションチューブを使った時のような、コントラスト低下など画質の悪化が感じられる、そんな印象です。
軸上色収差に関しては、Capture NX2(と後継のCapture NX-D)では補正が可能です。
補正した画像が以下のものです。
如何でしょう? 花びらの縁に出ていた色付きがなくなりました。あまり補正し過ぎると、花弁の色自体が薄くなるので、縁の色付きが出ない程度に補正しました。
V1とこのレンズとの組合せは、絞り開放では思わしくない印象でした。
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRIIではそのようなことはなかったので、やはりレンズによって差があるようです。
ところが、絞りを絞るとがらっと印象が変わります。
それはまた明日。
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