英23型フリゲート「モントローズ」の114mm単装砲。
ちょっと見づらいけど、砲塔の後ろに「DANGER TURRET MAY TRAIN WITHOUT WARNING」と書いてあって、TRAIN?列車?と帰ってWeblioで調べたら、「口火」と言う意味もあるそうで。
つまり意訳すると「危険 砲は警告なしに射撃する」となるのかな?
【晴海埠頭】英フリゲート「モントローズ」と護衛艦「むらさめ」を見てきた(その4) ― 2019年03月14日 06時46分
英23型フリゲートの主砲は、55口径114mm単装砲のMk.8 Mod1で、イギリス製です。
むらさめ型の76mm方より大きいですが、4.5インチ砲としてはコンパクトな感じに思います。
イギリスは伝統的に114mm(4.5インチ)砲を採用していて、西側で標準的な76mm(3インチ)砲や127mm砲(5インチ)はなかったのですが、23型の後継となる26型フリゲートは、アメリカ製のM.45 127mm砲(5インチ)の採用が決まっています。
砲盾は、新造時は丸みを帯びた形状でしたが、改修の際にステルスシールドのMod1に改装されています。
写真では分かりづらいですが、砲塔後ろには「DANGER TURRET MAY TRAIN WITHOUT WARNING」と記載されていて、直訳してもナンノコッチャとなりましたが、この場合の「TRAIN」は一定方向に向ける、という訳になるそうです。
このtrainは「指向性のあるものを一定方向に向ける」という他動詞なので「危険:本砲塔は予告なしに旋回することあり」が正確な翻訳になると思います。
See Compass Rose's other Tweets
Twitterで教えていただきました。(↑アサブロの限界で、うまく貼れないのはご勘弁を)
4.5インチ砲弾。風で曲がっていますが、上の貼り紙には「危険人物!さわろときれろせ」と、おもしろ日本語がw
砲塔内部。むらさめ型の76mm砲よりは、内部に余裕があるように見えます。もちろん無人砲塔となっています。
艦首にユニオンジャックが晴海埠頭にたなびいています。誇らしげですね。
天気が良いですね~。
マストトップには、997型3次元レーダーが搭載されています。これも新造時の996型から改装されています。
そのレーダー改装時の写真も、他のレーダーやソナーの説明書きとともに展示されていました。
こういう技術的な内容もしっかり展示している姿勢は、好感が持てますね。
救助訓練用のダミー。お名前あるのかな?
サイズはむらさめ型より小さい23型ですが、甲板通路は広めに作られています。
まだ極度にステルス思考が入っていないので、使い勝手は良さそうです。
またまた英語でわからないこと。
「DANGER NO SMOKING OR NAKED LIGHTS WITHIN 6MTORS OF CIVGAS STOWAGE」
この中で、CIVGASの意味が調べてもわからない。可燃性ガスなので火気厳禁ということなのかな?
続く…
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