5年半ぶりにPCを更新してAMDに戻ってきた2019年03月26日 06時28分

現在メインで使っている自作PCも使用から5年半を経過し、歴代自作機の中では最も長く使用しています。

現在の構成は、以下の通り
Intel Core i7 4770
GIGABYTE GA-Z87X-UD3H
DDR3-1600 32GB (8GB x4)
NVIDIA Quadro K620
Plextor M8SeGN(256MB NVMe M.2 SSD)+玄人志向M.2-PCIe
HDD 8TB+6TB

自作機の良いところで、コツコツ改装しているため、現在も体感的には遅くはないですし、むしろM.2 SSDを導入してからはかなりキビキビ動きます。
とはいえ、5年経過して、経年劣化も気になる年式となってきました。
なので、消費税増税前までには買い替えを…と思っていた矢先、DDR4-2666メモリ(16GB x2)が2万円を切り、更にクーポンで2100円値引きとのことで、相場より安く買えるため、PCより先に購入。
というわけで、せっかくなのでPCもこの機会に入れ替えることにしました。

今のCore i7 4770のPCを導入した際には、ケースや電源も新調しましたが、今回は使いまわしです。電源も経年劣化が気になるので、いずれは交換する予定ですが、まずはマザボとCPU(メモリも)です。
これが自作機の良いところでもあります。


今回チョイスしたのは、
CPU:AMD Ryzen 7 2700X
マザボ:ASUS PRIME X470-PRO
です。

Ryzen 7 2700X + ASUS PRIME X470-PRO

CPUはAMDをチョイス。なぜにAMDかというと、元々20年来のAMDファンだから。
そしてRyzen 7 2700Xは、スペック的にライバルとなるintel Core i7 8700辺りと比較しても数千円安いですし、Core i7 9700Kと比べると大幅に安い。コスパが大きな魅力なわけです。
自作機は、初代Athlon(もう20年も前!)以来のAMDファンでしたが、ちょうど今のPCを組んだ2013年、AMDはどん底でした。Phenom IIに続くFXシリーズもAシリーズもパッとせず、Phenom II 1090T BEからの乗り換えが、intel Core i7 4770でした。
さすがのこの時の買い替えは、処理速度の向上を痛感しました。当時は高画素機だったNikon D800のRAW現像に時間がかかっていました。何しろ、それまでのD300画素数が一気に3倍になり、データ量が半端なく増えましたからね。
あれから5年半、現在のD850に至るまで、Core i7 4770の処理速度は、大きな不満があるわけではないですが、どの程度向上するかが楽しみ。
本当は、第3世代のRyzenが出てから…と思っていたのですが、この夏に登場したとしても、安定供給される秋口には消費税増税と、それに伴い需要増で品薄が予想されます。
第2世代のRyzenは登場から1年たち、いろいろ安定してきているかなと。

マザボは久しぶりのASUS。ここ十数年、マザボはGIGABYTEとASUSのどちらかになることが多いです。
今回はコスパ重視でASRockやMSIのマザーも検討しましたが、ASRockはオーディオ系のチップが貧弱、MSIはLANがintelではない(LAN界では安定性もう一歩のRealtekチップ)、GIGABYTEはピンヘッダにシリアルポートがなく(Nikon F90X/F100撮影データ吸出しとカスタム設定に必要)、というわけで、ASUSにしました。

M.2 SSDは使い回しで、今はPlextorでもM9シリーズが登場していますが、M8でもまだ戦力となるでしょうから、とりあえずそのまま。

では、改装します。