【晴海埠頭】英フリゲート「モントローズ」と護衛艦「むらさめ」を見てきた(その1)2019年03月10日 09時27分

なが~いタイトルですが、イギリスの23型フリゲート「モントローズ」(F236)が晴海埠頭に2019年3月8日(金)~14日(木)まで訪れており、そのホストシップとして、海上自衛隊からは護衛艦「むらさめ」(DD-101)も同行。
土日で一般公開が行われたため、家族を連れて行ってきました。

●23型フリゲート「モントローズ」(F236)
23型フリゲート「モントローズ

激混み…。さすがにここに子供らを並ばせるのも何なので、まずは並び無しで乗艦できそうだった護衛艦「むらさめ」から。

護衛艦「むらさめ」の自衛艦旗

どこぞの国は、この自衛艦旗を見せるとヒステリーに騒ぐそうです(笑
早く大人の国になっていただきたいですね。

子供らは初めての護衛艦

乗艦。子どもたちは初めての護衛艦…と思ったけど、娘はまだおんぶされていた頃に、護衛艦「ひゅうが」に乗ったことがあったな。
意識が芽生えてからは初めてですね。

●Mk41 VLS
Mk41VLS

VLS(垂直発射装置)は16セル、16発のASROC VLA(垂直発射型対潜ミサイル)が装填されています。
護衛艦では、こんごう型イージス艦に続き、汎用護衛艦としては、この「むらさめ」型から初めて採用されています。
従来のASROC旋回発射機のように大掛かりな発射機を必要とせず、対レーダーステルスの面でも有利な垂直発射機は、90年代以降、ミサイルの発射機として主力になっています。

●76mm単装速射砲(コンパクト砲)
76mm単装速射砲

艦の大きさに対しては小ぶりな76mm単装速射砲、通称コンパクト砲とも呼ばれる、もとは伊のOTOメララ社製の主砲で、毎分80発の速射が可能です。
高性能で、西側の各国で採用されています。艦橋の上にある射撃指揮装置2型で管制射撃します。

76mm単装速射砲の中を公開

珍しく、速射砲の蓋が開いていて、中を見ることができました。

76mm単装速射砲の中

日本製鋼所製がOTOメララ社からライセンス生産したもので、砲塔はFRP製、自動砲なので砲への弾の装填と発射は、無人で行われます。ただし、砲の下にある弾倉への装填自体は人力だそうです。

護衛艦むらさめの艦首

クリエイティブピクチャーコントロールの「カーボン」で仕上げてきました。コントラストは若干弱め目にしましたが、それでもコントラストは強め。
なんとなく、Panasonicの「L.モノクローム」っぽい仕上げです。コントラストはもう少し浅くてもいいかな。


子供らは初めての護衛艦


76mm砲と子どもたち

自衛隊の帽子?

子供らは帽子やらシールやら頂いてました。これも立派な広報活動の一環です。


護衛艦むらさめの艦橋とマスト

護衛艦「むらさめ」の艦橋とマスト。端正なデザインで、これ以前の「あさぎり」型と比べると、スッキリスマートな外観になりました。それでも今年で23年と艦艇としてはベテラン。とはいえ、艦艇不足でまだ2世代前の「はつゆき」型が一部現役ですから、「むらさめ」型も寿命延長改修しつつ、もう十数年は現役に留まると思われます。
恐らく、30FFMがある程度揃った2040年代前半までは、改修しつつ使われるのではないかと思われます。30FFMが揃うまでは、多分今の財政状況や人員不足から、汎用DDは建造されないでしょうね。


●CIWS ファランクスMk15 Block1B
CIWS ファランクスMk15 Block1B

和名「高性能20mm機関砲」、通称ファランクスですが、むらさめは新造時のBlock1からBlock1Bに改修(改装?)されています。光学照準器搭載で、レーダー射撃によらない射撃も可能になり、耐水上目標の射撃も可能です。
これからこのタイプに改修が進むようですね。

後甲板へ

ヘリ甲板の方へ移動します。


●68式三連装短魚雷発射管
68式三連装単魚雷発射管

地味ですが、68式三連装短魚雷発射管です。魚雷が装填されていないとタダの筒ですが、ここに魚雷を装填し、海に向けて旋回させて発射します。
2世代新しい「あきづき」型以降は、艦内に設置されていますが、むらさめ型は露天です。悪天候の日は操作が大変そうですね。


●90式地対艦誘導弾(SSM-1B)
90式地対艦誘導弾(SSM-1B)

アメリカ製のハープーン対艦ミサイルに代わり、この代の護衛艦から搭載されている90式地対艦誘導弾(SSM-1B)。
筒に入っていて、発射時は筒の蓋が破れてミサイルが射出されます。
SSM-1Bはハープーンより超射程になりましたが、そのハープーンも改良されていますし、今はより超射程のミサイルも登場していて、後継の17式地対艦誘導弾も開発されたことから、そのうち置き換わるのかもしれませんね。

続きはまた。