【百里基地】オジロファントム フォエバー! 19/3/19の記録(その1)2019年03月20日 06時22分

まさか、オジロファントムのラストフライトに立ち会えるなんて思っても見ませんでした。
いろんな偶然が重なり、なんとか間に合いました!
2019年3月19日、予想より早かったですが、第302飛行隊のオジロファントムが、この日ついにラストフライトとなりました。

●F-4EJ改(57-8367/07-8435)
F-4EJ改(57-8367/07-8435)

ちょうどこの時間、雲が来てしまい、背景は残念ですが、まずは302SQオジロファントム、ノーマル塗装機の2機がフォーメーションで上がりました!
435号機はセンタータンクのみ、367号機は両サイドにもタンクあり。いずれもAAM-3を携行しています。


●F-4EJ改(77-8399/07-8428)
F-4EJ改(77-8399/07-8428)

続いてスペマファントムキター! 先月の撮影以来、最終日までペアで飛んでくれるなんて、何という粋な計らい。
あまり残りフライト時間がないとの両機、この2機がカエルマークを付けてふたたび飛ぶことはないと思われます。
本当にラストなんです。

F-4EJ改(77-8399/07-8428)

パッカーン! TACデパーチャーを披露。このとき、カメラの設定がRAW+JPGになっていて、バッファがいつもより早く詰まってしまった…。白の尾翼が若干フレームアウトしたのが残念…。でも、この時の撮影場所には、近くにもう1人しかいなかったので、このアングルはこれはこれで。
近かったので、500~600mmクラスの単焦点レンズだと、フレームに収まりきらなかったようです。
こういうときは、ズームレンズの便利さを実感します。

F-4EJ改(77-8399/07-8428)

F-4EJ改(07-8428)

F-4EJ改(77-8399)

2機ともA/Bを炊いて去っていきました。

これが見れただけで幸せです。
約45年間、オジロマークのファントムは、日本の空を守り続けました。
もし日本の戦闘機導入でF-22Aが決まったとしたら、退役はもっと早かったでしょう。
2019年という、創設時そこまで長く運用することは想定していなかったと思います。運用も後年は大変だったでしょう。
お疲れ様でした!