【晴海埠頭】英フリゲート「モントローズ」と護衛艦「むらさめ」を見てきた(その5) ― 2019年03月15日 06時53分
英23型「モントローズ」見学、いよいよヘリ甲板へ。
甲板では銃器展示中でした。自衛隊でも最近はあまり展示がないですし、めったに見れない英国海軍の銃器とあって、皆さん興味津々。私はあまり詳しくないですが。
23型フリゲートの格納庫。ワイルドキャットHMA Mk.2(AW159)ヘリ。海自のSH-60に相当するヘリコプターで、リンクスっぽい形だなぁと思ったら、リンクスの発展型だそうで、海自のSH-60JとK型との関係と同じですね。
むらさめ型と違い、ヘリはあくまで1機のみの搭載と割り切られていて、それほど広くはないですが、高さは確保されていて、天井クレーンも装備されていることから、整備もちゃんとできる格納庫ですね。
狭いので、ヘリ全体写真は撮れなかったけど、初めて間近で見るワイルドキャットは、アメリカ製のSH-60系の期待とは違って、少し華奢な感じ。ただ、原型のリンクスは、ヘリコプター最速記録を持っているので、こちらのほうがスピードは出るのでしょうね。
海自のSH-60Kは、ホバリングの安定性重視のローターで、速度は旧J型より遅いそうで。
スティングレイ魚雷も展示。サイズはアメリカのMk46あたりと同じくらいかな。
名残惜しいですが、下艦します。
イギリスの軍艦旗は、ホワイト・エンサインと呼ぶそうです。
結構痩せ馬(鉄板のシワ)が出ていますね。何せ艦齢25年。26型の登場とともに引退ですね。イギリスは、日米のように寿命延長改修する例はあまりない印象です。
誇らしげなユニオンジャックが印象的でした。
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