久々にOLYMPUSのボディキャップレンズBCL-0980で撮った2018年09月13日 06時49分

先日、子どもたちと公園に遊びに行って、Panasonic GX7MK2のお供に、久しぶりにOLYMPUSのボディキャップレンズの魚眼、BCL-0980で撮ってみました。

BCL-0980で撮る

画像のちょっと上には太陽がいますが、あまりフレアっぽくならない。こんなに小さな安価なレンズで、コーティングはそこそこしっかりしているんですね。そして色乗りも良いです。

BCL-0980の近接と遠景

フォーカスレバーは、無限遠と0.2mの2択(その中間で微調整は可能)で、暗い魚眼レンズなので、通常は無限遠でOKです。
無限遠で撮りましたが、上の作例は、手前の息子はあまり解像していません。この辺りからアウトフォーカスしていくのと、周辺に行くに従って急激に解像度は落ちていく感じです。ただ、本当に解像度がガクンと落ちているのは四隅だけで、これが仮に正方形フォーマットで撮っていたとしたら、本当に四隅以外は十分に解像度が出ている印象です。

マイクロフォーサーズ用には、SAMYANGの7.5mm FISHEYEも持っているので、このボディキャップレンズの出番はないかなと思っていましたが、コンパクトなのでバッグのポケットに忍ばせておけるので、これはこれで良いと思いました。

BCL-0980の近接撮影

こちらは、フォーカスレバーを0.2mに設定して近接撮影。
これも予想以上に解像しているのがわかります。ボディキャップレンズというくらい、薄くて豆粒みたいなレンズで、これだけ解像することに驚きです。なので、トイレンズと思って買うと、割とまともに映るので裏切られるかもしれません。
ただ、上の作例でもわかるように、ボケ味はいかにも安いレンズという印象です。
全体的に二線ボケ傾向です。

グズる息子

最後にポートレイト(笑
グズる息子を撮ってみました。こちらもフォーカスは0.2mに合わせていますが、びっくりするくらい解像していて、ちょっと驚いています。安物標準ズームより、中心部は解像度が高いんじゃないかなと。
その代り、背景は収差によるにじみが出ています。

晴天の撮影であれば、ボディキャップレンズBCL-0980は、結構バカに出来ないレンズです。
魚眼は使ってみたいけど、使用頻度は高くないのでお金はあまりかけたくないな、というマイクロフォーサーズ使いの方は、是非試してみてはいかがでしょう? その代り、少し魚眼感は薄いですが。