SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | Sportsが気になる2018年09月20日 06時37分

SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | Sports

軒下デジカメ情報局さんのサイトに、SIGMAの新しいレンズのリーク写真が掲載されました。

一気に5本も発表予定とは、SIGMAの開発体制ってすごいなぁと感心しつつ、個人的に気になるのは60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | Sportsですね。
超望遠ズームながら、10倍ズーム搭載です。

SIGMAの超望遠ズームと言えば、私も持っている150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sports や、ややコンパクトでリーズナブルな同スペックのContemporaryが人気です。

他にも、あまりに特殊な超弩級レンズ、APO 200-500mm F2.8 / 400-1000mm F5.6 EX DG や、APO 300-800mm F5.6 EX DG HSMも存在します。
まあこの3本は前者は大きすぎて特殊ですし、いずれも設計が古く、手ぶれ補正はありません。


それとは別に、かつて販売されていて現在は生産終了となってしまいましたが、飛行機撮りの間で人気だったAPO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSMというレンズも存在しました。

当時は600mmまでの望遠ズームは今より種類は少なく、500mmまでの望遠ズームは割と人気がありました。
特に、飛行機撮りの場合は、引きの絵が撮れる50mmから、超望遠の500mmまで撮れるレンズとして、APO 50-500mmは、途中OS(手ぶれ補正)が搭載されるなど改良されながら、3世代程度に渡って発売されていました。

しかし、当時のSIGMAやTamronは、レンズメーカーとしては二流の扱いで、今のように純正レンズを食うほどの画質と安くない価格、というよりは、純正より安価でそこそこの絵が撮れる、というレンズが多かったかと思います。
ご多分に漏れず、APO 50-500mmも便利ではありましたが、画質はいまいち、特に望遠端は解像感に乏しいという評価だったと思います。
実際作例を見ても、眠たい絵が多かったと記憶しています。


しかし、今のSIGMAがSportsラインで出すのですから、60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | Sportsは割と期待できるのではと思っています。
50-500mmから60-600mmとより望遠側に寄ったのも、広角端を削ってでも望遠側を伸ばしたかったのだと思います。
150-600mm Sportsと、そうサイズも変わらなそうです。

個人的に、今使っている150-600mm Sportsの不満としては、AF速度がもう少し欲しい(特にフォーカスを外したときの復帰は、フォーカスリミッタをかけていても少し時間がかかる)のと、OS(手ぶれ補正)の効きがもう一つで、状況によっては手ぶれ補正が悪さをする(フレーミングで暴れる)傾向が改善されていればと思っています。
とりあえず、150-600mmから買い替えてまで…とは思っていませんが、今のSIGMAが出す往年の人気レンズの改良版、楽しみではあります。


私の当面の目標は、ズームではなく単焦点、AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VRですけどね。
VRの効きや動き(Sportsモードでフレーミングが暴れないのが最高に良い)や、スパッと決まるAF、そして単焦点ならではの切れの良い画質、ハンドリングのしやすいサイズと重量と、言うことなしですから。

 
画質は値段を考えたら結構良いと思います。ContemporaryはリーズナブルでSportsと画質も遜色ない為人気ですね。


30万円代になったら…貯金します。


緑のこいつは手持ち困難…


手ぶれ補正付きで再設計してくれたら、案外人気になると思うのですが。