静岡廃墟撮影ツアー2日目その22012年05月03日 22時17分

伊東の海岸沿い。


○○グランドホテル

ここにもいくつか有名な物件があります。あえて名前は公開はしませんが、廃墟ファンなら、あああそこかーとわかる物件ですね。


外装は崩壊中

廃墟になってから何年かは不明ですが、少なくともこの物件、昭和30年代には存在していたようです。内部に残された資料から判明。
築年数も半世紀と相当な上、海岸沿いですから、建物にはそれ相応のダメージがあります。


売り出し中らしいが…

売り物件らしいですが、これを買う物好きは居ないでしょう。え、金持ち廃墟マニアが買うって!?


熟成度はなかなか

全体的にかなり痛んできています。
奥にバスが見えますが、そこは現役の駐車場として利用されているようです。


駐車場からの眺め

駐車場に降りてみました。南国な木がお出迎え。天気はすこぶる良いですが、4月なのにもうジメジメ蒸し暑い。

海側から

潮風で外壁完全崩壊

海岸側から見た様子。
窓ガラスは外れ、一部外装が剥がれています。潮風にさらされているだけあって、痛みが激しい。

それにしてもD800のダイナミックレンジはかなり広い。D300ならこういう状況では空は白飛び、建物は黒つぶれしますが、かなり粘ります。カタログスペックではわからない良さです。


奥にはプールと更に建物が

ホテル奥にはプールと離れの建物(別館?)が。こちらも崩壊が始まっています。


プールは現役らしい

プールは綺麗ですが、こちらはどうやら町営プールとして利用されているようで、簡易シャワーも付いています。
水は建物の中から引いているようですが…


別館?の裏手

緑に閉ざされる窓

別館の裏手。こちらは潮風に当たらないけど、緑に侵食されていました。
こういう絵が好きです。
ちなみに、この写真はAF Nikkor 24mm f/2.8Dですが、D800はおろか、D300では絞っても解像感が足りない上に、私の個体は片ボケがあります。
Nikonの24mmレンズは、高価なf/1.4Gがありますが、このf/2.8もリニューアルを望みます。
この手の撮影に24mmは欠かせません。なるべくズームは使いたくないですし。


階段は崩壊しつつある

そうは言っても、鉄製の階段は崩壊しつつあり、壁もなくなっています。


仲良く錆びてます

壁がなくなったところから、台所が顔を出していました。
仲良く錆びるフライパン。


不法投棄された原チャ

後から投棄されたであろう原チャ。
壁紙の柄は時代を感じさせます。


なかなか味のある物件でした

以前からこの場所は知っていたけど、素通りでしたが、今回改めてじっくり見れたのは良かったです。
いつなくなっても不思議ではないですから。