自分もD850を持参していましたので、D850に装着して試写してみました。
●望遠端400mm f5
このレンズは1.4倍テレコンバータを本体に内蔵していて、レバー1つで簡単に切り替えられます。
望遠端400mmで1.4倍テレコンを入れると、560mmとなります。
これを試すと…
●望遠端…ではない550mm f5.6
スミマセン、ついつい画角を望遠端から少し戻してしまいました。
が、画質低下はもちろんありますが、1.4倍テレコンなので、比較してみれば、という感じで、比較しなければわからないレベルです。超望遠ズームでここまで画質が良いとは、さすがに120万円オーバーのレンズですね。いやぁ買えないですよ。
1つ前の型のAF-S NIKKOR 200-400mm f/4G ED VR IIであれば、今70万円台で買えなくもないですが、こちらは新しいだけに、手も足も出ないです。何時かは欲しいレンズですね。
AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VRで感動したのは、VR(手振れ補正)の効きの良さ。
CIPA準拠4段分の補正は、しっかりと手持ち撮影でのブレを吸収してくれます。Sportsモードにすると、センタリングの揺れ戻しもないので、戦闘機のような動きの速いもののフレーミングも楽そうです。
今使っているSIGMAの150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sportsは、カタログスペックでは手振れ補正の補正段数は記載されていませんが、体感としてはあまり補正が効く感じはなく、せいぜい2.5段程度と感じているので、180-400mmのVRは羨ましくもあります。
手持ちするところを妻に撮ってもらいました(笑
SIGMAの150-600mm Sportsは2,840gなのに対し、AF-S 180-400mmは3,500gと重いですが、このくらいなら手持ちでも問題なさそうな感じでした。
ま、ヒコーキ撮ってる人は、もっと重いロクヨンとかハチゴローを平気で1日ブン回してますからね。
妻にも持ってもらいましたが、「なにこれ重い!」だそうです。
新旧大口径?(中口径)望遠ズームのスペック比較。ニコンのサイトから比較表を無理やりコピったので、体裁がイマイチなのはご勘弁を。
テレコン内蔵は魅力で、付けたり外したりしなくてよいので、新型を見ると旧型は…。
でも価格的な差も大きいですからね。
ああ、どちらも買えないけど欲しいぞ!
| 比較から外す AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR New | 比較から外す AF-S NIKKOR 200-400mm f/4G ED VR II |
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レンズ |
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型式 | ニコンFマウントCPU内蔵Eタイプ、AF-Sレンズ(1.4×テレコンバーター内蔵) | ニコンFマウントCPU内蔵Gタイプ、AF-Sズームレンズ |
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焦点距離 | 内蔵テレコンバーター非使用時:180-400mm 内蔵テレコンバーター使用時:252-560mm | 200mm-400mm |
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最大口径比 | 内蔵テレコンバーター非使用時:1:4 内蔵テレコンバーター使用時:1:5.6 | 1:4 |
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レンズ構成 | 19 群27 枚(EDレンズ8 枚、蛍石レンズ1 枚、ナノクリスタルコートあり)、他保護ガラス1 枚(フッ素コートあり)、内蔵テレコンバーター5 群8 枚 | 17群24枚(EDレンズ4枚、ナノクリスタルコート)、他に着脱可の保護ガラス1枚 |
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画角 | 内蔵テレコンバーター非使用時:13°40′-6°10′(FXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ) 内蔵テレコンバーター使用時:9°50′-4°30′(FXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ) 内蔵テレコンバーター非使用時:9°-4°(DXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ) 内蔵テレコンバーター使用時:6°20′-2°50′(DXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ) | 12°20′-6°10′(35mm判一眼レフカメラ、FXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ) 8°-4°(DXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ)
DXフォーマットデジタル一眼レフカメラ装着時: 300mm-600mmレンズの画角に相当(FXフォーマット/35mm判換算) |
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焦点距離目盛 | 180、200、250、300、350、400mm | 200、250、300、350、400mm |
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撮影距離情報 | - ※距離情報を出力可能(Yamaro加筆) | カメラへの撮影距離情報を出力可能 |
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ズーミング | ズームリングによる回転式 | ズームリングによる回転式 |
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ピント合わせ | IF(ニコン内焦)方式、超音波モーターによるオートフォーカス、マニュアルフォーカス可能 | IF(ニコン内焦)方式、超音波モーターによるオートフォーカス、マニュアルフォーカス可能 |
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手ブレ補正 | ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式 手ブレ補正効果:4.0段※CIPA規格準拠 VRモード:NORMAL、SPORT 三脚使用時ブレ補正:有り | ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式 手ブレ補正効果:3.0段※CIPA規格準拠 VRモード:NORMAL/ACTIVE 三脚使用時ブレ補正:有り |
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撮影距離目盛 | ∞~2.0m | ∞~2m、7ft(併記) |
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最短撮影距離 | 2.0m(ズーム全域) | 2m(ズーム全域、オートフォーカス時)、1.95m(ズーム全域、マニュアルフォーカス時) |
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最大撮影倍率 | 0.25倍 | 0.26倍(オートフォーカス時)、0.27倍(マニュアルフォーカス時) |
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絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) | 9枚(円形絞り) |
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絞り方式 | 電磁絞りによる自動絞り | 自動絞り |
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最大絞り | ・内蔵テレコンバーター非使用時:f/4 ・内蔵テレコンバーター使用時:f/5.6 | f/4 |
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最小絞り | ・内蔵テレコンバーター非使用時:f/32 ・内蔵テレコンバーター使用時:f/45 | f/32 |
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測光方式 | 開放測光 | CPU連動方式のカメラでは開放測光 |
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フォーカス制限切り換えスイッチ | FULL(∞~ 2.0m)と∞~6.0m の2段切り換え | FULL(∞~2m)と∞-6mの2段切り換え |
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アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) | 40.5mm | - |
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マウントアダプターFT1適否 | AF駆動可 | AF駆動可 |
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三脚座 | 位置指標(90°)付きの360°回転三脚座リング、三脚座のみ着脱可能 | 位置指標(90°)付きの360°回転三脚座リング、三脚座のみ着脱可能 |
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寸法 | 約128.0mm(最大径)×362.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) | 約124mm(最大径)×365.5mm(バヨネットマウント基準面からレンズ先端まで)(保護ガラス取り付け時)、約124mm(最大径)×358.5mm(バヨネットマウント基準面からレンズ先端まで)(保護ガラスなし) |
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質量 | 約3500g | 約3,360g(保護ガラス取り付け時)、約3,240g(保護ガラスなし) |
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付属品 | • かぶせ式レンズキャップLC-K103 • 裏ぶたLF-4 • かぶせ式フードHK-41 • 組み込み式フィルターホルダー(専用※) • 40.5 mmネジ込み式ニュートラルカラーNC フィルター • ストラップLN-2 • レンズケースCL-L2 ※専用の付属アクセサリーは、一般販売は行っておりません。破損や紛失の場合には、ニコンサービス機関へお申し出ください。 | ・かぶせ式レンズキャップ ・裏ぶた ・かぶせフード HK-30 ・セミソフトケース CL-L2(専用ケース内装材付き) ・組み込み式フィルターホルダー ・52mmネジ込み式NCフィルター ・保護ガラス(レンズ本体に装着済み) ・保護ガラス用専用ケース ・ストラップ LN-1 ※組み込み式フィルターホルダーは、付属の52mmネジ込み式フィルター等を取り付け、必ず装着して撮影してください。 |
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