SanDisk Extreme PRO SDXC UHS-II 128GB2017年09月02日 06時21分

SanDisk Extreme PRO SDXC UHS-II 128GB

初めてのUHS-II対応のSDカードです。

D810用に、東芝のFlashAirを導入したので、従来のUHS-IのSDは予備役となり、それを使ってもいいのですが、ボディがUHS-II対応となり、XQDカードとの速度差も大きくなるので、UHS-IIのSDカード導入ということに。

こちらはRead 300MB/s、Write 260MB/sで、執筆時点で最速のSDカードですが、お隣に写っているLEXQD2.0カードは、更に上を行くRead 440MB/s、Write 400MB/sです。

ところで、LEXARですが、親会社のMicronがLEXAブランドを終了してしまい、慌てて買ったわけですが、案の定市場在庫が少なくなり価格高騰。
LEXARのXQDはかなりお安かったので、早めに買っておいてよかった…。

ただ、XQDは今後しばらくSONYブランドしかなくなり、複数のメーカーから(と言っても民生向けはSanDiskとTrancendですが)でているCFastより状況は悪いですかね…。


UHS-IIカードも、もう少し安くなるといいのですが…。

カードリーダーも欲しいところで、SONYからXQDとSD UHS-II両対応のMRE-E90(http://www.sony.jp/rec-media/products/MRW-E90/)があるようなので、そのうち。

村樫石灰戸叶鉱山をBRONICAで撮る2017年09月03日 07時14分

先月のブログに書きましたが、BROICA S2で撮った村樫石灰戸叶鉱山のフィルムをスキャンしたました。

今回スキャンした超低感度フィルム、Rollei RPX 25、驚くべく粒状感のなさです。
今まで低感度フィルムと言えば、リバーサルのFujichrome Velvia50なんかはよく使っていましたが、ISO25のフィルムは初めてでした。
低感度ゆえ、三脚必須ですが、スキャナの取り込み解像度を3200dpiにしても、粒状感がほぼないんですよ。特に粒状感を取るようなスキャン設定はしていないにも関わらずです。
このフィルムは、また使ってみたいです。そして、またじっくり腰を据えて撮影したいです。

村樫石灰戸叶鉱山

村樫石灰戸叶鉱山

村樫石灰戸叶鉱山

歯車減速機

村樫石灰戸叶鉱山

この日は、移動時間のほうが長く、滞在時間があまりとれなかったので、また機会を見てじっくり撮りに行きたいです。

秋が近づいてきた2017年09月04日 05時43分

ここ1週間、朝晩はぐっと涼しくなってきました。湿度も下がってきて、快適…というか肌寒いくらい。

8月末の夕暮れ

9月初日の朝

湿度が下がってきて、我が家から富士山もよく見えるようになってきました。
過ごしやすい季節ですね。でもあっという間に寒くなるんだよな。

1998/8/9 千歳基地航空祭12017年09月06日 06時42分

懐かしの写真シリーズ。

人生で初めて行った航空祭が、1998年8月9日の千歳基地航空祭だった。
この時のカメラは、まだNikonを持っていなくて、じーちゃんの形見のYashica TL Electro XにAUTO YASHINON 50mm F1.7だけ。
このときに、交換レンズのなさと、モータードライブの必要性を痛感し、F90Xsの購入に至るわけです。

そんなわけで、初めての航空祭、初めて見る航空も多く、何をやるのかもわからず、ただただ展示機を多く撮っていた記憶があります。

US-1A(9081)

いきなりゲスト機ですが、海上自衛隊のUS-1A(9081)、こちらはこの撮影の2年後に退役しているようで。
US-1Aも今年一杯で退役とのことで、感慨深いですね。

AH-1S(73488)

またまたゲスト機(笑)。どんな順番で撮ってたんだろ?
こちらは陸上自衛隊のAH-1S(73488/JG-3488)コブラで、まだ現役でしょうか?
右端が変色しているのは、フィルムシートに入っている右端のコマは取り出し口なので、空気に一番触れやすいからです。
今回、この変色を見て、早めにデジタル化を進めようと思った次第。

KV-107ⅡA-5(04-4851)

KV-107ⅡA-5(04-4851)も、退役して久しい機体ですね。
鮮やかなタンクの色が懐かしいです。今は救難機も地味な色になりました。

HSS-2B(8164)

HSS-2シリーズの最終型、HSS-2B(8164)。こちらも2000年代前半には全て退役、1度だけ体験飛行で乗ったことのある期待ですが、現在のSH-60Jや60Kより大きく広い機体でした。アメリカの大統領専用機としていまだ使われ続けているのも納得の傑作機ですね。

今日はここまで。

1998/8/9 千歳基地航空祭22017年09月07日 05時51分

古いフィルムからデジタル化を進めております。やはり、フィルムローダーがあるCOOLSCANは、ホルダーにフィルムを取り付ける手間がなく楽で良いですね。フォーカス精度も良いですし。
昨日の続き。

F-16D(90-0837)

三沢基地の第35戦闘航空団のワイルドウィーゼル機、F-16D(90-0837)がゲスト機として来ていました。
警備の自衛官がおどけながら話をしているのが、のどかですね。

E-2C(34-3460)

E-2C(34-3460)ホークアイ。この時代は、今より観客も少なく(と言ってもそれなりに混んでいましたが)、のどかでしたねぇ。

RF-4E改(47-6912)

百里の第501飛行隊のRF-4E改(57-6912)は、現在も現役の機体で、この当時から今に至るまで外観も変わっていません。
現在も現役で見られるのはうれしいですね。

F-15J(72-8879)

こちらも残念ながら、フィルムシートの端で変色してしまったコマです。
第204飛行隊のF-15J(72-8879)。
残念ながら、この機体は2011年7月、ACM訓練中に墜落し、機体と共にパイロットも運命を共にしております。

MU-2S(33-3216)

MU-2S(33-3216)捜索救難機。こちらも2008年に全機退役し、今では飛んでいる姿を見ることができなくなりました。

F-1(00-8249)

三菱F-1(00-8249)支援戦闘機も、2006年までに退役しています。
この時見ることが出来たのは良かったですね。本格的に撮り始めた頃には、既に退役していました。

VADS

基地防空用のVADSは、模擬展示で空砲を撃つのを見ましたが、給弾ベルトが物凄い勢いで送り込まれるんですね。
音もババババ…じゃなくギューンって感じでした。

1998/8/9 千歳基地航空祭32017年09月08日 06時35分

悲しいかな、初めての航空祭は、望遠レンズもなく、そもそもフィルムも24枚撮りが3本のみ。
今やデジタルで2000,3000ショットが当たり前ですからね。
デジタルになってよかったのは、航空祭で好きなだけシャッターを切れるようになったことでしょうか。
フィルム時代は、撮影枚数を気にしながら撮っていましたから、この時仮にF5何かを持っていても、秒8コマ連写で一瞬でフィルムがなくなってしまうので、宝の持ち腐れになっていたでしょう。

AIM-9L,AAM-3,AIM-7M

というわけで「、飛行展示の写真はほとんどなく、こちらは格納庫での展示。
展示は模擬弾ですが、このとき初めて間近でAIM-9Lサイドワインダー(手前)、国産の90式空対空誘導弾AAM-3(中央)、AIM-7Mスパロー(奥)といった、戦闘機搭載の対空ミサイルを見ることが出来ました。
フィルムなのにノイズっぽいのは、露出アンダーだったので、スキャナのゲインを上げているためです。
ちなみにこの時のフィルムは、フジカラーG400だったようです。

MSIP機体の展示

F-15Jの電子機器のパネルを開けた展示です。ジャッキもついているので、ランディングギアの格納展示もやってたんだと思います。
最近は、こうしたパネルを開けての展示はあまり見ない気がします。
901号機は、MSIP機の初期の機体ですが、Pre-MSIP機だと、このパネルを開けた時の搭載機器も古臭い印象なのかな?

ブルーインパルスとUH-60Jの救難展示

T-4ブルーインパルスの奥では、UH-60Jが救難展示を行っています。
この当時は、UH-60Jは救難機として目立つ黄色と白の塗装でしたね。最近は紺色の迷彩になりました。この時代の初期のUH-60Jは、もう退役しているでしょうね。

カラースモークのT-4ブルーインパルス

ブルーの飛行展示は、なんとフィルムが多分もうなかったのでしょう。これ以外に2コマあるのみ。
スキャンしてみたら、どれも変色しているっぽくて、色がおかしいのはご容赦を。
色がおかしいですが、スモークに色がついているのがわかります。
このカラースモークは、諸般の理由から、この年1998年をもって終了し、99年以降現在に至るまで、ブルーインパルスのスモークは白のみとなりました。
よって、この写真は、最後のカラースモークを使った貴重なショットです。
T-4ブルーインパルスは1996年からなので、わずか3年しかカラースモークを使わなかったことになります。

1998年の千歳基地航空祭の写真は以上です。


今日は…アレが届きます。

Nikon D850 + MB-D18導入2017年09月09日 06時33分

主役の登場です。

Nikon D850

これまで、デジタル一眼レフはD300とD800、その後D300とD810という2台体制でした。
サブ機としては、OLYMPUS PEN E-P5もあるものの、操作性の違いや、レンズがマイクロフォーザーズ用で別に必要など、フォーマットの違うカメラをD810と同時にサブに使うのは難しく、これはD300のDXフォーマットとD800/D810のFXフォーマットにも言えることでした。
まだD300は同じFマントなので、レンズのやりくりは出来るものの、同じレンズでも、お互い画角が変わってしまうことが最大の悩みでした。

Nikon D850 + MB-D18

今回はD810は手元に残すことで、D850と共に使用していきます。
これで、FX機2台体制となりました。
MB-D18とEN-EL18bも導入し、これで最初から秒9コマ連写も可能です。

では両者を比較してみましょう。
使い勝手の面で、大きく変わった点は以下の通り。

・画素数アップ(3635万画素→4575万画素)
・液晶が高画素化、タッチパネル化、チルト式に
・D800/D810では内蔵していたフラッシュが非搭載に
・ボタン配列がD5/D500シリーズと同様になり、イルミネーション搭載に
・4K/30p動画対応(フルHDまではフォーカスピーキング対応)
・最大秒9コマ連写へ高速化
・CF/UHS-I SDカードスロットから、XQD/UHS-II SDカードスロットルへ変更
・D5/D500譲りの153点AF搭載
・RAW-S/M搭載(12bitのみ)
・Nikonデジタル一眼レフ最大のファインダ倍率0.75倍
・WiFi/Bluetooth搭載でSnapBridge対応

もっとたくさん違いはありますが、大きな変化点はこんな感じ。

画質については、D810で何ら不満はないので、D850で不満が出ようはずもなく、むしろ余裕のある画素数を活かして、航空機撮影のDXクロップはもちろん、状況に応じてRAW-M(2556万画素)やRAW-S(1136万画素)を設定できるので、データ量の節約もできます。
D810もRAW-Sはあったのですが、中間のRAW-Mができたことで、より使いやすくなったと思います。RAW-Sだけだと画素削りすぎですから。

Nikon D850

サイズは殆ど変わりませんが、重量は980→1005gと少し重くなりました。
最近D7500やD5600などで採用しているモノコックではなく、従来からのマグネシウム外装のため、軽量化はできなかったのでしょう。
また、ファインダ倍率0.75倍という、Nikonデジタル一眼レフで最も高い倍率のため、ペンタプリズムも大きくなっているのも重量増の1つでしょう。

フィールドでの使用はまだ先ですが、D810との比較で家でちょいと触ってみた限りの印象は…

・重くなったようだけど、ほとんど誤差範疇(レンズの重量差のほうが大きい)
・ファインダ大きい!見やすい!
・AF爆速!(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRとの組合せで)
・暗所AFが大幅に向上(AF補助光がなくなったが、中央のセンサは正確にフォーカスしている)
・秒9コマ連写できるので、単写でもミラーのスピードがアップしている
・シャッター音はD810より少し大きめで甲高い
・高感度耐性は1段分は向上している
・ライブビュー時のAFは相変わらず行ったり来たりで速くはない(D810よりは少し速い程度)
・フルHDでしか使えないが、電子手振れ補正は恐ろしいほどよく効く
・あれ、4K動画ではフォーカスピーキング出来ないの?
・とは言え、液晶解像度が上がったため、ライブビューでのMFのピント合わせが快適に
・液晶周りが、D300~D810までとは変わっているので、何か違和感
・内蔵フラッシュがなくなったので、D810では出来た赤外線による外部ストロボのワイヤレス発光できないな

ライブビューや動画時のAFは、相変わらず改善の余地ありですが、フォーカスピーキングが出来るようになったため、MFでのピント合せもしやすくなりました。
SnapBridgeの使い勝手は、追々書いていきたいと思います。とりあえずスマホ転送できることは確認しましたが、ちょっと重たいアプリかな。

まだ出たばかりの機種ですが、次(D860?)があるとしたら、こんな改良を望みたい、というのもあります。

・ライブビューのAF速度向上
コントラスト式でも、もう少し速く出来るはず。像面位相差は画質への影響があるが、最小限に留まるなら採用を考えても良い?

・ボディ内蔵手ブレ補正
一眼レフの光学ファインダの像と実際撮れる像が不一致になるリスクはあれど、PENTAXが既に実現していて、既存のレンズ側のVRと連携して、より強力な手ブレ補正を形成すれば、鬼に金棒と思う。

・4K60P
これはどのメーカーも次の機種で出してきそう。

・4K動画のフォーカスピーキング
ファームアップでD850も対応してくれ。

というわけで、新しい相棒を迎えましたので、早く慣れていきたいと思います。

Nikon D850

まずはストラップ付けて、D810と同じカスタム設定しないと…。

Nikon D850で撮るベリーダンス2017年09月11日 06時37分

先日金曜日に手に入れたNikon D850ですが、早速外に連れ出す機会がありまして、土曜日に大学時代の友人と飲み会がありましたので、撮影してきました。

横浜は野毛のとあるお店で、ベリーダンス(インド云々って言ってたけど、ベリーダンスよね?)のショーがありまして、皆で見てきました。
1000円のチャージ、ワンドリンクオーダーってシステムです。
他のお客さんが写らなければ撮影OKとのことでした。










ピクチャーコントロールのスタンダード、彩度を-1.0にしての撮って出しだと、このシチュエーションでは少し絵が硬い気がしましたので、最後の3枚はRAW現像でポートレートに設定してみました。
ポートレートに設定したほうが、自然な感じになっている気がします。

高感度でノンフラッシュ、やや硬めの絵になるのは仕方ないですが、D810よりもノイズは少なめですが、少し硬い絵になる感じです。
また、色もデフォルトだと濃い目に出る傾向が感じられ、ピクチャーコントロールのスタンダードに、彩度-0.5くらいが普段使いに良いかなと感じました。

ダイナミックレンジも、TwitterにはD810よりちょっと狭いかな?と書きましたが、実際にはかなり感度を上げていたので、こんなものかなと思います。

いずれにしろ、こういった普段あまり撮らない条件での撮影は、貴重なテストになったと思います。

D850の暗部の諧調は結構良いかも2017年09月12日 06時40分

昨日載せた写真のちょっと前の時間、ちょうど横浜は野毛についたときに撮ったもの。
夕方だけど、いずれもISO64で撮ったもの。

野毛

串焼き居酒屋陽だまり

これを見ると、D850のダイナミックレンジはD810に劣ることはなさそうな気がしてきました。
むしろ、暗部の階調は良くなっている印象で、これは裏面照射型CMOSセンサのおかげでしょうか?
それでもまだ2年前のSONY α7RIIのダイナミックレンジには届かないという記事も出ていて、今回のD850のセンサは、Nikon設計のSONY製造と言われていますが、設計もSONYのほうが上手なんでしょうね。
α7RIIは、現時点では秒5コマ連写ですが、おそらく次のモデルでは、D850を意識して、連写速度も上げてくるでしょうね。


上の写真のレンズは、久々に使ったAF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDですが、やっぱり軽くていいです。
立体感もよくでています。

D850のRAW-M , RAW-Sを試す2017年09月13日 06時30分

Nikon D850では、D810にあったRAW S(約904万画素/D810・約1136万画素/D850)だけではなく、その中間であるRAW M(2556万画素)が設定できるようになりました。
D810でRAW Sは、あまりに解像度が違いすぎて、使用する場面が想定できなかったので、使ったことはないです。

ところが、D850のRAW Mは、D810以外のFX機、D5やD750などよりも、画素数が多いわけで、フル画素の4544万画素まで必要ない場合、メモリカードを節約したい場合には、積極的にRAW Mを使うのも1つの手です。
RAW MやRAW Sでは、14bit記録はできず、可逆圧縮の12bitのみとなりますが、現実的に現代のディスプレイやプリンタが、12bitと14bitの差を表現できませんし、殆ど差はわからないと思われます。

とりあえず手持ち撮影で試してみました。
が、ブログでは解像度を横方向1280ドットに落としているので、差はわからないですね…

D850 RAW L
●D850 RAW L

D850RAW M
●D850 RAW M

D850 RAW S
●D850 RAW S

スミマセン、解像度落としていると差がわかりませんね。
ただ、解像度を落とす前の画像を見た限り、問題なく使えそうな画質でした。

航空機撮影のように、連写コマ数が多い場合は、RAW Mを使うのもありですね。
ところで、面白いことに、同じ12bitロスレス圧縮の場合、RAW Lの連続撮影枚数が170コマに対し、RAW Mで94コマ、RAW Sで56コマと、データ量は落ちるのに、コマ数も減るんです。
ということは、実際には内部でフル画素で撮ったものをリサイズしているんでしょうね。