三たてそば 長畑庵2011年06月13日 23時31分

そばは週1ペースで食べている気がするが、うまいそばは食べてないなぁ。
ってことで日曜日湯西川方面へ行く前に、長畑庵へ行ってきました。

田舎にぽつんとあるこのそば屋はかなり人気で、週末ともなると行列の出来る店なのです。

三たてそば 長畑庵

11時台後半だとまだこんな感じですが、自分たちが入った直後は表で長蛇の列ができました。

5合そば

ここはざるを○合といった感じで注文します。目安は2名で4合とありますが、今回は5合を注文。
麺は細めですが、そばの風味がよいのです。
この店はそば以外のメニューは一切無く、天ぷらやご飯物は一切おいていません。純粋にそばオンリー。

ここのそばで好きなのがそば湯なんですよ。
普通のそば屋では味わえない、とろっと濃いそば湯が特徴です。
そば湯を散々飲めて満足。

嫁はちょっと物足りなかったようなので、次回は6合か!?

F200EXR vs P7000 ダイナミックレンジ編2011年06月14日 22時44分

COOLPIX P7000を買ってからというもの、FinePix F200EXRはすっかり使う気をなくし、あっさりとオークションで売却、昨夜旅立っていきました。

本当はもう少し両者を比較テストしてから売却しようと思っていたけど、長期出張でろくにテストもできず時間だけが過ぎていきそうな気がしたので、さっさと売却してしまいました。

そんなわけで、テストも簡単なものです。
が、両者の傾向が見て取れるテストでした。


まずはダイナミックレンジです。
Fujifilm FinePix F200EXRは、フジフィルム独自のスーパーCCDハニカムEXRを採用、特にダイナミックレンジについては、低感度素子と高感度素子を分けることで、画素数は半分になるものの、コンパクトデジカメとしては驚異的なダイナミックレンジの広さを誇ります。一眼レフ並み、それ以上との声も聞かれるくらいです。

対するNikon COOLPIX P7000は、ソニー製と思われる1000万画素1/1.7型CCDを採用、このCCDは主にコンパクトデジカメの上位機種に採用されています。
ダイナミックレンジ拡張については、ニコンの一眼レフと同様のアクティブDライティング(ADL)を備えています。
これは、まず白とびを抑えるため、ADL未使用時よりも露出を抑えます。そして抑えた分、黒潰れしてしまいそうな暗所を持ち上げることにより、ダイナミックレンジを確保しています。

両者の異なったアプローチでのダイナミックレン拡張、さて実写ではどうなるでしょう?
いずれの写真もホワイトバランスはオート、露出補正なし、画像は解像度をWeb用に落とした以外は修正はかけていません。

DRモード200%
データ:Fujifilm F200EXR + FUJINON 6.4-32mm f3.3-5.1 EXR DRモード(f14 1/220) 32mm
DR拡張:200%

アクティブDライティング 標準
データ:Nikon COOLPIX P7000 + NIKKOR 6.0-42.6mm f/2.8-5.6 ED VR Aモード(f6.3 1/1453.4) 37mm
アクティブDライティング:標準

アコードのリアガラスの反射(洗車してなくて汚ねー)の比較。
ヒストグラム上は、どちらも反射の強い部分は飛んでいますが、どちらも白とびは比較的少なめです。
F200EXRのホワイトバランスはかなり青っぽくなっているのがわかります。中間色も若干暗め。
P7000はホワイトバランスもコントラストも自然な感じがします。



DRモード800%
データ:Fujifilm F200EXR + FUJINON 6.4-32mm f3.3-5.1 EXR DRモード(f9 1/125) 6.4mm
DR拡張:800%

アクティブDライティング 強め
データ:Nikon COOLPIX P7000 + NIKKOR 6.0-42.6mm f/2.8-5.6 ED VR Aモード(f4.5 1/850) 6mm
アクティブDライティング:強め

何でこんなの?ってな蛍光灯の写真。我が家の台所のです(笑
日中テストがほとんどできなかったため、こんなのしかありません。

こちらもヒストグラム上では、両者とも白とびはほとんどありません。F200EXRはともかく、P7000もここまで粘るとはなかなか優秀です。
ただ、暗所で差が出ました。F200EXRは暗所部もなだらかなヒストグラムでしたが、P7000は暗所になるほどヒストグラムにがたつきが出ています。これはNikon D300でも似た傾向があります。
これは、感度を使い分けたCCDを採用し、元々のダイナミックレンジが広いF200EXRに対し、P7000は暗所を持ち上げているため、極端に暗い個所(明暗差の大きい個所)では諧調が破綻してしまうためです。

一番わかりやすい違いは、蛍光灯の光が当たった天井部分。
F200EXRは明るい部分から暗い部分へ諧調が保たれているのに対し、P7000は縞状の諧調の境目が見えます。

ホワイトバランスは、F200EXRが緑被りを残しているのに対し、P7000は緑被りは感じません。
ただし、ほぼ一発でAFが合うF200EXRと比較して、P7000はこの写真ではAFが合いづらいのが気になりました。AFについてはF200EXRのほうが優秀です。


総合すると、ハイライトの露出を抑えつつ暗部補正するP7000は、絶対的なダイナミックレンジはないものの、その処理はなかなかうまく見た目の画像もすっきりしています。撮って出しの絵がそのまま無補正でも使えます。
一方、F200EXRは圧倒的にダイナミックレンジは広いものの、不安定なホワイトバランスと、ガンマカーブの出し方に不満が出ます。撮ってだしの絵をそのままプリントするのは若干抵抗があります。

両者の得手、不得手が出ていて、どちらがいいかは一概に言えませんね。

芋焼酎のワンカップがあるのね2011年06月15日 21時33分

芋焼酎 黒乃露
いつもの立ち呑み焼き鳥♪

ワンカップの自販機に芋焼酎を発見!
日本酒のワンカップではなく、芋焼酎は初めて見ました。
早速買ってみると、水割りですがちゃんと芋の風味がして芋焼酎でした!

これからは2杯目はこれを飲もう。

PAUL GIRAUD VSOP2011年06月16日 21時58分

PAUL GIRAUD VSOP

またまたふらっとBARへ行ってしまいました。今回は後輩君と。

ウヰスキー2杯とブランデーをいただきました。
ここのBARは、注いだお酒のビンをしばらく置いておいてくれるので、すかさず写真を撮って、後で銘柄を思い出せるようにしています。

三十代になって、少しは酒の名前とウンチクは覚えておこうかなと。

ウヰスキーは、ザ・マッカラン12年も良かったですが、今回はこのブランデーが気に入りました。

COGNAC PAUL GIRAUD VSOP

ブランデーは嫌いではありませんが、あまり飲んだこともありません。
学生時代はもっぱらサントリーの安いV.Oとか。何かのV.S.O.Pは飲んだことはありますが、銘柄は覚えていない。


で、このPAUL GIRAUD(ポール・ジロー)のVSOPは、マスター曰く、カラメルなど余計なものを添加せず、ブドウの芳醇な味わいが楽しめる、そしてきつすぎず口当たりがまろやか、とのことで、チョイスしてみました。

…いやぁ、今までの安ブランデーの味とは根本的に違いました。
ブランデーって、ロックやストレートで飲むと結構きつく、二日酔いしそうなものが多かったのですが、このポール・ジローのVSOPは、ガツンと来るきつさはなく、まろやかで飲みやすいんです。スーッと体に入ります。
自分のブランデーのイメージは根本から覆されましたよ。

普通のブランデーって、カラメルやシロップで甘さを足しているそうですが、このブランデーはそういうことはしていないそうです。
色が薄いのもそのためだそうです。もちろん熟成が長ければ、色は濃くなります。このVSOPは8年だそうです。

ポール・ジローでは一番安い(と言っても1本4千円)そうで、もっと高価なものがたくさんあるとか。
酒は奥が深いですね。

国見SAなう2011年06月19日 00時35分

国見SA(下り)

当ブログ初、サービスエリアから更新w

んなわけで、栃木に帰ってきて数時間たたずに福島県にいます。
国見SAはFREESPOTがあるので、無料で無線LANが楽しめるんですよ。
なのでブログを更新してみました。

ここまでの道中ですが、やはり震災の影響で道路の起伏が激しくなっていますね。
震災以来の福島ですが、今回は通過です。もうちょっと先に撮影に行ってきます。
なぜこんな時間かというと、夜の撮影を楽しもうかと考えてまして。

これから一眠りしたら出発です。

こんな時間でもSAは結構活気付いていますね。1000円も最後だからね。

化女沼レジャーランド2011年06月20日 23時56分

化女沼レジャーランドから
データ:Nikon D300 + Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZF.2 Aモード(f13 1/5000) -1.3 RAW現像


この前の日曜は、最後の高速1000円割引を使って、宮城県は化女沼に行ってきました。

編集作業はこれから。

さすがに強行軍で疲れたよ…

化女沼にも震災の爪痕が2011年06月21日 23時03分

手前の道路は震災で破損
データ:Nikon D300 + TAMRON SP 17-50mm F2.8Di XR VC Aモード(f8 1/1.3) 17mm RAW現像



ダイジェストで載せたいが、編集が追いつかない。すまぬ。

この写真は、データでは午前3時54分とある。
どうしても夜明けくらいの撮影をしたくて、こんなに早い時間から足を運んでみました。
着いたときは当然真っ暗。懐中電灯片手にカメラを三脚にしえて撮影。

三脚を使ってゆっくり撮影できたのは良かったです。
写真ではかなり明るく見えますが、6月で陽が長いとはいえ、さすがのこの時間はうっすら明るい程度でした。

実はここに到達する以前に、道路が通行止めとなっていて、どうしたものかと来てみたらこの有様。
震災でこの遊園地の手前が特にひどくアスファルトが損壊。路肩も崩れかかっていました。

こんな震災でも観覧車は健在で一安心。

このレジャーランド、休業中なので今でもカーナビで検索できますが、休業から11年で、事実上廃墟。
とは言えオーナーさんもご健在で、定期的に草刈などは行っているため、変に荒れた感じはありません。逆にそれが良い味を出しています。


続きはまた。

錆カップ2011年06月23日 22時52分

錆カップ
データ:Nikon D300 + Tokina AT-X 124 PRO DX Aモード(f6.3 1/15) 16mm RAW現像



この廃墟はなんといっても観覧車が魅力なのだが、コーヒーカップの錆っぷりが半端ない。こういうのゾクゾク来ますw

ところでこの廃墟では、早朝撮影にもかかわらず、同業者wに遭遇しました。
20代のカップルで撮影に来てました。
お互い干渉せず黙々と撮影敢行。

モティでカレーランチ2011年06月24日 21時35分

モティでカレーランチ
データ:Nikon COOLPIX P7000 + NIKKOR 6.0-42.6mm f/2.8-5.6 ED VR Aモード(f2.8 1/30) 6mm  ISO320


廃墟ばかりも何なので、口直しに、月曜日に行ったランチのご紹介。
カレーが食べたくて、モティのランチに行ってきました。

この手のカレー店は、ディーナーは高いけど、ランチだとそこそこの値段。
日本人向けにアレンジされて辛さがないのが難点ですが、ベースはとっても美味しい。これで辛かったら最高。

ナンもここのは香ばしく、サクサクとモチモチの部分があって食感が良いです。

これで辛さがあれば最高なんだけどなぁ。

F200EXR vs P7000 高感度編2011年06月25日 23時58分

ちょっと間があいてしまいましたが、前回のダイナミックレンジ編に続き、今回は高感度時の画質の比較です。

今回に限っては、圧縮率以外、解像度も落とさずカラー補正も一切無い状態を掲載します。
したがって、画像が大きく重くなっていますが、ご了承ください。
いずれも、露出補正なしです。

●ISO1600
F200EXR ISO1600 EXR SNモード
データ:Fujifilm F200EXR + FUJINON 6.4-32mm f3.3-5.1 EXR SNモード(f3.3 1/9) 6.4mm

P7000 ISO1600
データ:Nikon COOLPIX P7000 + NIKKOR 6.0-42.6mm f/2.8-5.6 ED VR Aモード(f2.8 1/3.6) 6mm

露出の出方がずいぶん違いますね。F200EXRはかなり暗いです。
またF200EXRはEXR SNモードのため、画素数が600万画素に抑えられています。EXR独特の処理で、偽色がほとんど発生していませんし、解像感もかなり残っています。
P7000は通常のCCDらしく、幾分偽色の発生があり、解像感も若干失われているように感じますが、画素数を落としていないためこんなものでしょうか。

それにしても、一昔前のカメラと比べると、高感度耐性はずいぶん向上していますね。


●ISO3200
F200EXR ISO3200 Pモード

データ:Fujifilm F200EXR + FUJINON 6.4-32mm f3.3-5.1 Pモード(f3.3 1/9) 6.4mm

P7000 ISO3200
データ:Nikon COOLPIX P7000 + NIKKOR 6.0-42.6mm f/2.8-5.6 ED VR Aモード(f2.8 1/6.5) 6mm

スミマセン、F200EXRの写真は完全にピンぼけですね。このカメラ、無限遠設定が不可能なため、このように暗い状態ではピントが合わないことが多いのです。
そしてF200EXR、独自のEXR SNモードはISO1600まで、ISO3200以上は通常のP/Mモードで設定可能となります。
一気に偽色が発生しているのがわかりますね。ただしノイズの出方は、普通のベイヤー配列のセンサのカメラと異なります。これもまた独特のノイズです。
P7000もさすがに解像感が低下してきていますが、ISO1600では出ていた偽色の発生が、不思議と抑えられています。ノイズリダクションの設定でしょうか?

どちらのカメラもさすがに緊急用と言ったところですが、L判定度のプリントやWeb掲載目的ならまだ使えるかな、といったところでしょう。


●ISO6400
F200EXR ISO6400 Pモード

データ:Fujifilm F200EXR + FUJINON 6.4-32mm f3.3-5.1 Pモード(f3.3 1/20) 6.4mm

P7000 ISO6400
データ:Nikon COOLPIX P7000 + NIKKOR 6.0-42.6mm f/2.8-5.6 ED VR Aモード(f2.8 1/16.2) 6mm

F200EXRでは、再び画素数が600万画素に。これはISO6400時の制約です。
さすがにここまで来ると、偽色もノイズもひどく、画素を押さえてはいても使用に耐えないです。
ディテールも失われていて、Web用途でも厳しいでしょう。
P7000も、ISO6400とは呼ばず「ISO3200から1段増感」とあるように、常用感度ではなく緊急用としています。
それでも、画素数を落としていないので、わずかながらP7000のほうが高感度耐性はあると判断してよいでしょう。
ここ2,3年でコンパクトカメラの高感度耐性は格段に進歩したと言えるでしょう。



●超高感度(~ISO12800)
F200EXR ISO12800 Pモード

データ:Fujifilm F200EXR + FUJINON 6.4-32mm f3.3-5.1 Pモード(f3.3 1/45) 6.4mm ISO12800

P7000 ISO3849 ローノイズナイトモード
データ:Nikon COOLPIX P7000 + NIKKOR 6.0-42.6mm f/2.8-5.6 ED VR ローノイズナイトモード(f2.8 1/8.5) 6mm ISO3849

こちらは参考までの掲載。
F200EXRはISO12800まで選択が可能で、このときは3Mピクセルに制限されます。
ここまで来るともう絵として成り立っていません。サムネイルでも分かるものすごいノイズ、潰れたディテールなど、ISO12800まで対応とカタログに載せるために作ったモードでしょうね。
残念ながら、実用性は皆無です。
P7000は、手動で設定できるのはISO6400まで。ローノイズナイトモードの設定することで、画素を3Mピクセルに抑えた上で、感度を状況に応じて、最大ISO12800まで感度アップするモードです。
今回の状況ではISO3849という中途半端な感度になっています。画素を抑えているため、ノイズ感のない絵になっていますが、ディテールは若干崩れていますね。どうしても手持ちで撮らなければならない夜間撮影には使えそうです。


そんなわけで、ISO1600までは、EXR SNモードのあるF200EXRが若干有利ですが、画素を削っていることを考えると、両者の差はそれほど大きくはないようです。
それより、同じ状況でこうも露出や絵作りが違うのかとびっくりです。

以上、両者を簡単に比較してみましたが、F200EXRはコンパクトながらフジのCCDの集大成を結集したフルオートのカメラ、P7000は弄りがいのある上質なカメラということで、甲乙付けがたいですね。
撮る楽しさは、圧倒的にP7000です。