SANYOの充電式掃除機のバッテリを交換2019年10月27日 08時48分

SANYOネタが続きますね。
三洋電機、2011年に上場廃止し、白物家電はハイアールに、ビデオカメラ部門はザクティ、残りはPanasonicに吸収と、日本ではSANYOブランドは消えましたが(インドでブランド復活しているようです)、まだまだSANYOブランドの製品、残っていますよね。


というわけで、今回のネタは、8年くらい前に電気屋の開店セールで買った、やっすいSANYOの充電式掃除機SC-YM1の電池交換です。
純正バッテリは、かつてのSANYOといえば「カドニカ」で名を馳せたニッカド電池(Ni-Cd)でしたが、今はカドミウムは毒性が強い、RoHS指令などで有害物質指定により、あまり使われなくなりました。
純正バッテリも、すでに販売終了です。

が、そこは今時らしく、互換バッテリがちゃんと存在しました。

純正のSANYO SC-4C13RSと、互換品のROWA JS8DD

互換バッテリと言えば、国内ブランドで信頼性が高いと言われる、ROWA JAPANです。
本当にいろいろな種類の互換バッテリがあります。
純正はニッカドなのに対し、ROWAは今時らしくニッケル水素電池となっていて、容量は純正よりむしろ多いようです。
純正の容量は不明ですが、一般的にはニッカドからニッケル水素の場合は、少なくとも3割から5割増しはあるはずです。

SC-YM1の電池交換は簡単

交換は、パネルのネジを開けて差し替えるだけで簡単です。
この掃除機、ダイソンもあるので廃棄しても良かったのですが、サイズが子どもたちにちょうどよいらしく、よくこれで掃除して遊んでいるので、交換した次第。
交換後は、こんなにパワーあったっけ?ってくらいにパワー回復しました。

初代のeneloop充電器が壊れたので最新版に買い替え2019年10月25日 06時50分

多分初代のeneloopのときに買って以来使っていた、SANYOの充電器が壊れてしまいました。
充電しようとしても通電せず。

初代eneloop充電器が故障

単純な破損なら直せるかなと思い、とりあえず開けてみました。

※良い子は真似しないように!

この充電器、OEMでどこかに作らせていたようで、同じ形で色違いの東芝製も持っていたりします。そちらはまだ現役です。

コンデンサが膨らみ死亡の模様

基板を一通りチェックすると、膨らんでいるLTEC製のコンデンサを発見。破裂寸前ですね。防爆弁の割れ目の隙間から電解液も微妙に漏れているっぽいです。
恐らくこれを交換すれば直るはずですが、もう物が古いので、安全性を考えて廃棄として、新しい充電器を買うことにしました。
ちょうど1組買ったのですが、近所の電気屋の閉店セールで、同じものが半額になっていたので、さらにもう1組買いました。
買ったのはこちら。

K-KJ85MCC40

SANYOからPanasonicになって久しい、同じくeneloop充電器です。
別にeneloop専用ではなく、EVOLTAだろうが、ニッケル水素電池なら充電可能です。
もう売っていないので問題ないでしょうが、旧充電器と違い、ニッカド電池の充電には非対応となりました。
電池ごとの残量と状態チェックのLEDがついているのが嬉しいです。

K-KJ85MCC40で充電中

こんな感じで、電池ごとに充電量を検出して最適な充電を行ってくれるようです。
赤は残量20%以下、黄色が20~80%です。あれ? eneloopって工場出荷時状態で充電してあってすぐ使えるのが売りじゃなかったかな? 1本は20%以下ということになりますが…。個体差?
でも製造は今年の8月ですからね。
LEDの黄色点滅で、電池の買い替えオススメ表示もされます。便利です。
充電器、どれも大差ないように見えますが、Panasonic製のは充電制御が細かいです。職場のロガーで計測してみましたが、古い充電器よりも複雑な制御をしています。

eneloopは長年使っていますが、やはり他の充電池より長く使えていますね。初代のeneloopがまだ使えていますので。

CEATEC2019に行ってきた その32019年10月20日 07時51分

CEATECのような技術展、大手企業のブースに目が行きがちですが、中小企業のブースや、大学研究室のブースにもキラリと光るものがあったりします。
むしろそっちがメインですかね。大手企業の展示なんてのは、大抵がHP見れば済むようなものも多いですし。

Micogicのプローブポジショナ

個人的に良いなと思った、Micogicのプローブポジショナ。
虫眼鏡が目に付きますが、それだけだとどこにでもあるものですが…

Micogicのプローブポジショナ

こんな感じで、電装基板の解析でオシロスコープのプローブを当てる際に、アームで保持するという、プローブポジショナなのです。
こんな便利なものがあるとは。
私はいわゆる電装設計屋さんではないのですが、不具合解析でオシロスコープは使うことがあり、確かにプローブを引っ掛けられない場合は、手でずっと持っているとか、何かケーブルを経由してが多いので、こうやってアームで保持できるのは、安定して長時間計測できて良いですね。


バンダイ ZEONIC TECHNICS

バンダイは、オジサン世代にドンピシャな、ZEONIC TECHNICSを展示。
ザクを組み立てて、プログラミングするそうです。
この手のロボは、週刊○○とかでもよく見かけるもので、プログラミングと行っても、あくまで既存のプログラム、あるいは動作の数値だけをいじって組み合わせるという感じですからね。
ロボット作成入門といったところでしょうか。


Sony Olympus Medical Solutionsの4K手術内視鏡

Sony Olympus Medical Solutionsの4K手術内視鏡です。
知らなかったのですが、SONYとOLYMPUS、2016年に合同で医療会社を立ち上げたそうで。
元々OLYMPUSは医療分野大手でしたが、そこにSONYの映像分野を組み合せたようです。
4Kの高精細映像で、実際の手術中の映像も放映していましたが、肉眼で見るより鮮明に見えるとのこと。すごい…
医療用モニタの話では、説明員さんに、昔トリニトロンの医療用モニタ持ってましたと言ったら、話が盛り上がりましたw



Carbon 3D

Carbon社からは、光造形の3Dプリンタを展示。

ポリウレタンエラストマー

ポリウレタンエラストマーを成形。軽量な靴底も、従来の射出成形では作成できません。
Carbon社と言いつつ、カーボンは使っていないんですね。
一時期は大々的に展示していた3Dプリンタですが、今回は殆ど展示がなく、革新的なものから、既に一般的になりつつあるんだというのを実感しました。


aiwa

aiwaです。そう、オジサン世代は80~90年代にはおなじみのオーディオブランドでした。他社よりちょっとコンパクトで安いミニコンポとか、カセットボーイとか。
ところが、90年代後半からオーディオ不況により、国内でもオーディオブランドの撤退や倒産、縮小が相次ぎ、aiwaもSONYに吸収されて、その後ブランドも消えてしまいました。
が、2017年にSONYから商標権を引き継いで、新規にaiwaを立ち上げ直したそうです。
まだ商品は少なめですが、今後に期待したいところです。

試作品の空き瓶を利用したキャップ型Bluetoothスピーカー

十四代とモエ・エ・シャンドン!でも中身はカラでした…
キャップ部分に嵌っているのがBluetoothスピーカーで、空き瓶をサブウーファー代わりにするというコンセプトの試作品、ということでしたが、やや音量が小さいのが改善点でしたね。


SBドライブの自動運転バス

実車には乗れませんでしたが、今回のCEATECの目玉の1つ、ソフトバンクの子会社のSBモバイルの自動運転バス。
車体自体は、フランスのNAVYA(ナビヤ)のARMAを使用しています。ARMA自体は、フランスでレベル4の自動運転で運行しているようです。

15人乗りのARMAの車内

中はこんな感じで、椅子に11人、最大で15人乗れるそうです。
動いているところを見たかったですが、時間がなかったですね。

幕張メッセを後に

終了まで、色々見て回りました。流石に足がパンパンでしたね。

CEATEC2019に行ってきた その22019年10月19日 08時06分

昨日で終わったCEATEC、今年はコンシューマ向けより、B to B向けの技術展要素が強かったような気がします。

TESLA Model 3

話題のTESLAです。テスラでは最も安価なModel 3が予約受付中。
車体はたしかにコンパクト(と言っても車幅はそれなりにありますが)で、日本でも人気になるのではないでしょうか?

TESLAの充電ケーブル

どこのメーカーも、充電はこんな感じですが、そろそろガソリン車の給油に似せたものではない、新たな提案がほしいですね。

TESLA Model 3の15in.ディスプレイ

15インチディスプレイ。Model Sのような縦長ではないですね。ボンネットオープンなど、何もかもがこのタッチパネルで操作します。
使い勝手はどうなんでしょうね?
内装はまあまあかな。ちょっとシンプルすぎる気はしました。

ボンネットを開けるとトランク

ボンネットを開けると、そこにはトランク。
EVでも、通常この部分はモータや補機類が入っていることが多いのですが、ある程度に荷物置き場を確保しています。充電ケーブルも入っていますね。
補機類はこの下にあるのでしょう。EVなので、補機類の配置は自由度が高いので、それを最大限活かしたパッケージングのようです。
旧来の自動車メーカーは、コンポーネントをエンジン車と共通化しているためか、補機類の配置は割と保守的なのですが、EVしか作っていないTESLAだからこそ、自由度の高い設計をしているのでしょう。

TESLA Model 3のトランク

一見ハッチバックのように見えるTESLA Model 3ですが、れっきとしたセダンです。
ノッチバックが短いのが最近のセダンのトレンドですが、これは特に短いですね。
トランクスペースはそこそこを確保、EVから想像するトランクルームの狭さは、今は昔といったところで、実用上問題ない広さです。


全固体電池

村田製作所では、全固体電池の展示。CEATEC AWARD 2019を受賞したそうです。
高密度で安全性が高く、今後の普及が期待される技術です。


マッスルスーツEvery

イノフィスという会社のマッスルスーツEvery。10万円台を実現したアシストスーツ、特徴は、モータなど電装品を一切使わず、圧搾空気を注入した人工筋肉を使用して、重量物持ち上げや、腰曲げの負担軽減をさせる、健常者向けのスーツです。

マッスルスーツEvery

実際に装着してみましたが、確かに20kgの荷物をスッと持ち上げできました。
ただし、曲げ方向には力が必要なので、長時間の使用で体の負担軽減になるかは…どうなんでしょう?


NECの空飛ぶクルマ試作

NECの空飛ぶクルマは、正直二番煎じ感が否めないかな。
ここに限りませんが、大手企業、今はベンチャーなどとコラボしているところも多く、やや新鮮味に欠ける展示が多かった気がします。


ANA avatarin

今や主力の業種に関係なく、各企業異業種への取り組みが行われていますが、全日空ANAはavatarinというプロジェクトで、アバターロボを出展。
ただ、このロボット自体はただのアバターで、操作する側の人間が映るという…えっ、それだけ…


SEQSENSE

こちらは大手ビル会社と契約しているとか、SEQSENSEの警備ロボット。
LiDERでマップを生成しながら移動して警備するようで、用途としては不法侵入者の監視もそうですが、建物内の異変などを感知して知らせる、といった用途を想定しているようで、既に大手ビルで使われているとか。


去年はAI自体を全面に押し出した展示が多かったのですが、今回はより実用面を押し出した展示が多かったですね。
AI旋風もやや下火になった感はあります。AIと一口に言っても、学習したものをどの程度フィードバックできるかが鍵で、そこをうまく使えている商品が、今後伸びていくのかな?

続く…

CEATEC2019に行ってきた その12019年10月18日 05時57分

本日まで幕張メッセで開催中のCEATEC、こういうのに気軽に行けるのも、東京に住んでいるからは思いますが、実は自分が住んでいる所からは遠かったりします。電車で1時間半近くかかるからね😓


石英ガラスの3Dプリント

こちらは九州大学が展示していた、シリカガラス(石英ガラス)を3Dプリントしたもの。
アクリル樹脂のように光造形でき、アクリル樹脂と違い、耐候性も一般の石英ガラス程度は確保されているそうで、造形後に恒温槽で加熱処理するために、熱収縮はあるようですが、その収縮率は研究中とのことで、将来的にはある程度の造形精度を確保して、光通信分野にも応用したいとのことでした。

今回のCEATECは、3Dプリンタ系の出展は殆どなかったのですが、こうした技術革新からは、まだ目が離せないですね。


歩行補助ロボット

歩行補助ロボットは、割と多く出展されていました。これはかなりゴツイですが、歩行困難な方も歩けるようになる、ということで、ホンダの歩行アシストのように簡易的な感じではないですね。


3Dプリントした義手

海外ブースでは、3Dプリンタで作成した義手の展示。手前のリアルな手も3Dプリンタで造形し、ロボットハンドにかぶせるのだそうです。
長々と英語で解説していただきましたが、コロンビアから来た彼の英語は聞き取りやすかったので、言っていることは大体わかったのだけれど、如何せんこちらの語彙力のなさに、簡単なことしか話せないのがもどかしくって(汗
英会話も勉強しなければですね。
ちなみに、海外ブースには、通訳者もついているのですが、1ブースに必ずいるわけではないので通訳の方が他に出払っていると、こんな感じで1対1でってこともあります(笑


SHARPの8Kビデオカメラ

こちらはアストロデザインとSHARPが共同開発した8K 60pビデオカメラです。PLマウントで、LeicaのSummicron-C 40mm T2.0が創薬されていました。
もう2年前の製品で、現在SHARPは、マイクロフォーサーズカメラサイズの8Kカメラも開発中で、かつて民生機では液晶ビューカムを販売していました同社も、ビデオ分野はコンシューマ向けではなく業務用で戦おうという意欲があるようです。


Victorのウッドコーン

今回民生機の展示が少なかったように感じるCEATECですが、こちらはJVC・KENWOODのから、復活のVictorブランドでウッドコーンスピーカー採用のオーディオシステムを実演販売中。最近技術展で割とよく見かけますね。
中間域の音質はなかなか。欲を言うと、高音域にかけての解像感はもう一歩の感じはあります。


スマート家電リモコン

こちらはGoogle HomeやAmazon Alexaのようなスマートスピーカーと連携して、一般の赤外線リモコンで動く家電をスマートスピーカーで操作するというスマート家電リモコン。
まだスマート家電は大きく普及しているわけではない、という観点から、赤外線学習リモコンをスマホやスマートスピーカーとつなげて、屋外からエアコンの操作をしたり、スマートスピーカーから照明やテレビの操作ができるというもの。
あればいいなを形にした製品で、これは買ってみたいと思いました。

続く!

五色トウガラシの実2019年10月14日 06時00分

あんなに飲んでも食べてもリバースしていた娘、病院で点滴したら驚異の回復!
何とか運動会は出られそうかな?
天気が微妙ですが。

さて、先日の台風の際、ベランダで育てていた五色トウガラシを室内に引き上げてきたのですが…

五色トウガラシ

以前から花が咲いていましたが、先終わった後に実がなっている!

まだ青い実

花が枯れて、その根本に実がなるんですね。まだ小さいし、青いですが、これがいろいろな色に変化するのかな?
ちょっとした楽しみですが、これから寒くなるので、室内のほうが良いのかな? 暑いところの植物なので。

台風一過の関東2019年10月13日 05時47分

周知の通り、最大級の台風15号が、昨日から今朝にかけて、日本に大雨と暴風をもたらしました。

2019年10月12日午後9時近くの様子

昨日12日の午後9時辺りが、東京付近のピークだったかと思います。
写真では雨が横なぐりすぎて伝わらないですね…

警戒レベル5というのを初めて経験しました。スマホのアラームが鳴りっぱなし。
ただ、レベル5になったところで、この暴風雨の中を避難というのは、現実難しいというのも感じました。まして老人や乳幼児がいる家庭は難しいですね。

幸い、この周辺はやや高台になっていて川も近くにないので、浸水想定地域ではなかったので避難はしませんでしたが、娘がまた体調不良で、発熱嘔吐していて、脱水の危険があれど、この状況では救急病院にも行けず。可愛そうですが、外に出て二次被害になる可能性が高いので、仕方なかったです。

台風一過の夜明け

台風一過の関東の夜明け。

台風一過の夜明けと富士山

富士山も見えます。

これが最後の台風だと良いのですが。
午前中に、娘を病院についれていきます。明日の運動会は、娘保育園最後なんだけど、行くの無理かな…

読書の秋なので、柊サナカ「谷中レトロカメラ店の謎日和」を読む2019年10月02日 06時29分

柊サナカ「谷中レトロカメラ店の謎日和」
ここしばらく紙の本、しかも小説は買っていなかったのですが、ふと思い立って購入してみました。

前から読んでみたいなと思っていたのが、柊サナカ「谷中レトロカメラ店の謎日和」です。

ええもうカメラネタですからw

なおかつ、カメラ修理のお話は、ジャンルは違えど修理屋な自分のお仕事にも通じるものがあるかなと。



今、若い方に古いカメラが注目を集めていますが、生まれてから何でもデジタルで接してきた世代には、実態が残るフィルムで、少々不便なマニュアルで撮る、というのは響くようで。

最新機種も好きだけど、スローなカメラライフというのもそれはそれで楽しいものです。

去年の運動会の写真と動画を見て復習中2019年09月23日 06時22分

2018年の運動会
来月、子供の保育園の運動会で、少し早いけど去年撮った写真や動画を見て復習中。

というのも、今年は娘が年長で最後の運動会、同じ保育園に今年入った息子は初めての運動会ということで、撮影も過密スケジュールです。

特に娘は最後なので、晴れ舞台が多いんですよね。
去年までは、上の写真のようにメインで陣取っている正面だけでなく、反対側にも移動して撮影しなければならないので、レンズとか三脚とかの選択も重要です。

場合によっては三脚2つ必要だなぁ…。動画とスチルの両立はなかなか難しいですね。
去年はそれでも、動画三脚固定、手持ちでスチルで割とうまく行けたので、今年もその体制です。

三脚は、フルードジンバル雲台導入で、望遠動画撮影はフレーミングでかくかくしていた去年までよりは改善される見込み、アルカスイス互換の三脚座に統一したので、付け外しも容易になりました。

ってことで、後はうまく撮れることを祈ります。

でも一番難しいのは、大人数の中から我が子を見つけ出すことですかね~(笑

EL-NIKKOR 135mm f/5.6で五色とうがらしの花を撮る2019年09月17日 06時34分

我家のベランダで育てている五色とうがらしですが、8月から少しづつ花が咲き始めています。
ということで、これを撮ってみました。

Nikon D810 + EL-NIKKOR 135mm f/5.6 (PB-4)

はい(笑
こんな機材です。Micro-Nikkorもタムキューも使わず、引き伸ばしレンズのEL-NIKKOR 135mm f/5.6で撮影します。
135mmというマクロレンズはないですから(画角はAPS-Cフォーマット機に90mmマクロレンズを装着した場合に相当)、フルサイズ機で撮るにはこういう方法もあるということです。
もちろん、一般の135mmレンズに、接写リング(中間リング)を使用する手もあるのですが。DC NIKKOR 135mmは使ってみたいものです。

Nikon D810 + EL-NIKKOR 135mm f/5.6 (PB-4)

EL-NIKKOR 135mmを、ベローズアタッチメントNikon PB-4に取り付けます。ベローズを伸ばすほど、接写が可能となります。その分画質は落ちていきますが、EL-NIKKOR 135mmの標準撮影倍率は5倍、基準倍率は2~10倍ですから、この程度の接写はむしろまだまだ撮影倍率が低いわけです。つまり、本来はもっと長いベローズを用いて、高倍率の接写が可能なレンズなのです。

元々が、4X5判、つまり大判フィルムの引き伸ばし用のレンズですから、フルサイズの135判にはオーバースペックなレンズとも言えます。

Nikon D810 + EL-NIKKOR 135mm f/5.6 (PB-4) + PK-13

ベローズを目一杯延ばしてもまだ物足りなかったので、さらに接写リングのPK-13を追加、ヘリコイドユニットも使って光路長を稼ぎます。

EL-NIKKOR 135mm F5.6での接写(PB-4使用)五色とうがらしの花

小指の爪くらいのサイズの、五色とうがらしの花です。
彩度と周辺光、露出は落としています。

これはf8に絞っていますが、f5.6の絞り開放でも、恐ろしく解像力が高いレンズです。更な高倍率で接写してみたいです。チューブをつなげれば出来るかな?
接写リングも、もっとつなげればできそうですね。