Dynabook R73のベンチマークテスト ― 2016年09月20日 23時57分
中古ながらほとんど新品状態のDybabook R73/PBを導入、すぐに960GBのSSDに改装し、メモリは16GBに増設、Win10化と、のっけからパワーアップさせましたが、吊るしの仕様で使うのが嫌な質なもので(笑
さて、既にintelのCoreシリーズは第6世代、第7世代へと突入していますが、R73/PBは、2015年春モデルながら、ちょっと古めの第4世代のCPU、Core i7 4710MQを搭載しています。とは言え、いわゆる低電圧版ではないCPUですから、性能的には期待できます。
ちょうど、自作のメインPCもCore i7 4770と同じ世代なので、どのくらいメインマシンに迫れるか?
例によってベンチマークにかけてみました。
●Crystal Disk Mark
今回は、早々にSillicon PowerのSSDに改装したため、元々内蔵の1TBのハイブリッドHDDの速度は試していませんが、初期の状態で使った限りは、まあ速くもないけど遅くもないと行った印象。
SSDに改装したらかなり速くなりまして、Win10化と相まって、起動は本当に速く、電源投入からログイン画面まで数秒で、これはメインPCより速いくらいです。
ベンチマークでは、SATA3のSSDのほぼ限界値に近い速度が出ていて、もはや速度だけなら安物SSDでも十分速いです。これからはマザボ直挿しのPCIe接続のM.2 SSDが主流になっていくんでしょうね。
ではマシンの総合的な速さを測ってみましょう。古いソフトですが、これでしか計測していないので、例によってCrystalMarkです。
●CrystalMark
さすがにCore i7-4210MQだけあって、結構良い値が出ています。
参考までに、メインPC(GIGABYTE GA-Z87X-UD3H Core i7-4770/DDR3 16GB/256GB SSD)
さすがに、同じ世代のデスクトップ用のCore i7マシンのほうが速いのは当たり前ですね。
これまで使っていたASUS U24A(Core i5-3210M/DDR3 16GB/480GB SSD)
R37/PB、メインPCに迫る速さですね。
ASUS U24Aも遅いわけではないですし、まだまだ十分現役マシンですが、やはり比べると、2コア4スレッドの第3世代Core i5と、4コア8スレッドの第4世代Core i7では差が出ますね。
また、今回U24AからR73/PBへ替えた際の一番の大きな違いは、CPUよりむしろディスプレイ。
11.6型のHD液晶、それも恐らく安物マシンによくあるTN液晶で色域が狭いU24Aと比較し、フルHDかつ高色域の13.3型液晶のR73、見え方が全然違います。
ということで、液晶の違いなんかもそのうちブログで紹介。
【大和川酒造店】弥右衛門 純米辛口 ひやおろし ― 2016年09月23日 01時14分
amazon basics 単三ニッケル水素充電池(1000回充電)を買ってみた ― 2016年09月24日 23時59分
子供が2人になり、おもちゃなどの電池を大量に使うようになり、手持ちのニッケル水素充電池のうち、古いPanasonicは充電容量が低下してきているものが多くなってきました。
そろそろ買い替えの時期ですが、カメラで愛用しているエネループは少し高いしなぁ…と思っていたら、Amazonブランドのニッケル水素充電池で、エネループに近い特性の物があったので、買ってみました。
今回買ったのは、1900mAhで1000回充電可能なタイプです。
もう1種類あって、そちらは容量が少し大きく、2400mAhですが、充電回数は500回と半分、であれば、多少容量が少なくとも、寿命が長いほうが良いということで、1000回充電タイプを買ってみました。
この電池、長期保存の自己放電も少ないというのが売りで、容量も合わせて本当にエネループそっくりですが、本家エネループのほうが、今は充電回数が2100回と多くなっていますので、Amazonのこの電池は値段相応でしょうか。
製造国は中国かと思いきや、意外や意外の日本製。
やはり電池は日本製がベストなのか?
使用して具合が良いようなら、もっと追加購入しようと思います。
nVIDIA Quadro K620を導入してみた ― 2016年09月25日 15時55分
3Dゲームをしないんだから、GPUは何でもいいや、との考えの下、この数年、中古で買ったAMD RADEON HD7750をずっと使ってきました。
前使っていたマザーボード(PhenomII 9950BE搭載機)からの引継ぎで、さすがにもはや時代遅れですし、写真編集をメインとしている今、一度はnVIDIAのQuadroを使ってみたいという気持ちはありました。
nVIDIAのQuadroは、同社のメインストリームGPUであるGeForceシリーズと違い、Direct3DではなくOpenGLに最適化されていて、Photoshopを始めとするグラフィック系や、3D CADや医療用で用いられているGPUです。
元々は業務用ゆえ、ワークステーションやサーバー用として、一般にはあまり出回らなかったのですが、ここ最近何年は個人でも買えるようになりました。
たた、非常に高価(上位機種は数十万円)ですし、一般ユーザが使うのにはそこまで必要なく、特に自分のような写真画像編集オンリーであれば、上位機種は不要で、今回導入したのも、Quadroではエントリークラスに部類する、Quadro K620です。
K620は2GBのDDR3メモリを搭載していますが、スペック的には2GBなんてのは安いGPUでも搭載していますし、DDR3メモリなんてのも、一般向けGPUはDDR5やDDR6が当たり前だったりします。つまり、ぱっと見た感じのスペックはあまりに凡庸です。
こうして2枚のGPUを並べると、古いRADEON HD7750のほうが凄そうに見えます。というより、Quadro K620の見た目があまりに小さく、安っぽいですね。
ですが、Quadroだけに、OpenGL系の処理はずっとよいわけです。
PCパーツは見た目では判断できないですね。
K620はロープロファイル向けに小さな設計となっていて、筐体が小さく設計されています。昔の安物グラボ並の小ささです。
ではベンチマークを。
ベンチマークソフトはいろいろありますが、コロコロ変えると過去の記録との相関性が取れないため、いまや旧式なCrystalMark2004 R3を使います。
まずは今までの構成で。
●GIGABYTE GA-Z87X-UD3H Core i7-4770 DDR3 16GB Windows10 - AMD RADEON HD7750
D2D(Direct2D)の数値が低いですね。
では、nVIDIA Quadro K620に交換してみましょう。
●GIGABYTE GA-Z87X-UD3H Core i7-4770 DDR3 16GB Windows10 - nVIDIA Quadro K620
ダメダメだったD2Dの数値が大幅に改善されています。
そして勿論、OpenGLの値も3倍近くなりました。その他の数値も何故か上がっていて、全体では1.3倍以上のスペックアップ(笑
3Dについては、どうせ3DMarkなんかを試したところで、だめダメな結果は目に見えているし、そもそも3Dゲームをまったくしないので却下。
それより、あくまでベンチマークはベンチマーク、実際にPhotoshopやCapture NX-Dなど、いつも使う画像編集ソフトを試してみることに。
OpenGLに特化されたPhotoshopは、Quadroの得意とするところですが、もともと重たい処理はあまり使っていないので、体感できるかというと・・・うーんわからん。今までのHD7750でまったく不満がなかったので、自分のPhotoshopの使い方ではなんとも効果がわからない。
次に、Nikon純正のRAW現像ソフト、Caputure NX-D。このソフト、1世代前のCapture NX2の時代から重たいことで有名で、あまりソフトの処理の出来がよくないんでしょうね。
これについては、明らかに速くなりました! これまで、D810のRAW画像を例えばノイズ処理すると、100%に拡大したときになかなか処理結果が反映されず、十数秒は確実に待たなければならなかったのが、Quadro K620に変更したら、なんとわずか1,2秒! これはすばらしい。
CPUパワーだけでなく、やはりGPUも重要だった! うーん、これにもっと早く気がつけば。
ちょうど重たい編集作業がひと段落着いたばかりでしたが、次の編集作業はもっと快適になるはず。
と、今回はQuadro K620導入は成功でしたが、費用対効果を考えると、すでに2年前のQuadro K620が、未だ新品で2万円(ちなみにに今回はヤフオクの中古でそこそこ安かった)なのを考えると、例えば最新のnVIDIA GeForce GTX 1060の3GB辺りなら、2万円代前半から買えますし、そちらを買ったほうが使い勝手の面でもよいかも知れません。
というわけで、当ブログでは例えRAW現像だからといって、闇雲にQuadroを推奨はいたしませんので、どうしても10bit出力が欲しいとかでなければ、素直にGTX 1060当たりを入れたほうが良いと思います。
いずれはGeForce GTX 1060も検討したいところですね。
ああ、これで自作PCを始めて18年、1度だけGeForce MXを入れたことがあるくらいで、それ以外は一貫してATI→AMD RADEONシリーズ(最初は伝説のTVチューナー内蔵RAGE 128のALL-in-wonder 128)を使ってきたのが、ついにnVIDIAに衣替えです。
最近のAMDはCPUもGPUも、昔みたいに安いけどそこそこ速い、といったような魅力があまりないですからね。
【大和川酒造店】純米大吟醸 秋酣(あきたけなわ) 二年熟成古酒 ― 2016年09月27日 23時57分
どうです? 立派な瓶でしょう(笑
今回の注文はちょっと奮発しました。こちらはオンラインで100本限定の純米大吟醸 秋酣(あきたけなわ) 二年熟成古酒です。
ちなみにすでに完売とのことです。
古酒です。と言っても二年ものなので、たまに出てくるような十数年物のような、ウイスキーのような色ではなく、透明に近い感じです。
瓶からして高そうなこのお酒、古酒独特の、木樽で寝かせたようなコクがあるものの、十数年物のような強いクセはなく、飲みやすい古酒ですね。
そして、やはり開栓直後と、数日経過後の味が結構変わります。
数日経過すると、コクがまろやかになり、角が取れて味わい深くなりました。
自分は正直、古酒のクセのある味はそれほど好きではなかったのですが、この古酒はライトな感覚で飲めます。クセも気になりません。
ほんと大和川酒造はハズレがないです。
少し落ち着いたのでフィルムスキャンを再開 ― 2016年09月28日 23時55分
データ:BRONICA S2 + NIKKOR-O 50mm 1:2.8(f/4 1/500)Fujichrome Velvia 100F
大物の写真編集やら下の子の出産やら病院やらで、フィルムスキャンも出来ていなかったけど、ぼちぼち再開。
もうこの写真も1月末撮影なので、かれこれ8ヶ月も前。まだ下の子供が生まれていなかったとき。
この時手に入れたBRONICA用のNIKKOR-O 50mm 1:2.8の写りは非常に気に入っています。
広角レンズながら、ボケが柔らかくなだらかなグラデーション。
今Nikonは、レンズ設計に3Dハイファイ思想を取り入れ、ただ解像度一辺倒ではない、解像する部分とボケとのつながりを重視した設計を取り入れていますが、この古いレンズにも、そういった思想の原点があるかもしれません。
とにかく本気で気に入った素晴らしいレンズなのですが、なかなかBRONICAを持ち出せていない現実があります。
この秋は紅葉狩りにでも出かけたいですね。まだ関東は暑さが抜けきっていないですが。
大物の写真編集やら下の子の出産やら病院やらで、フィルムスキャンも出来ていなかったけど、ぼちぼち再開。
もうこの写真も1月末撮影なので、かれこれ8ヶ月も前。まだ下の子供が生まれていなかったとき。
この時手に入れたBRONICA用のNIKKOR-O 50mm 1:2.8の写りは非常に気に入っています。
広角レンズながら、ボケが柔らかくなだらかなグラデーション。
今Nikonは、レンズ設計に3Dハイファイ思想を取り入れ、ただ解像度一辺倒ではない、解像する部分とボケとのつながりを重視した設計を取り入れていますが、この古いレンズにも、そういった思想の原点があるかもしれません。
とにかく本気で気に入った素晴らしいレンズなのですが、なかなかBRONICAを持ち出せていない現実があります。
この秋は紅葉狩りにでも出かけたいですね。まだ関東は暑さが抜けきっていないですが。
2007年の写真から Sレジャーランド ― 2016年09月29日 23時53分
この写真は、更新放置中の http://www.yamaro.info/ にも掲載しているけど、改めてブログでも。
2007年1月に撮影したSレジャーランド。温泉施設の廃墟です。
普通の温泉というよりは、レジャーランドを名乗るだけあり、プールみたいな感じの温泉ですが、さほど広くはなく、どちらかと言うと宴会施設みたいな方が広かった印象です。
この廃墟、映画「バトルロワイヤル」でも、まさにこの場所が撮影に使われており、ちょうど栗山千明扮する千草貴子が絶命したシーンが、まさにここだったりします。
と書くと、もう分かる人は分かるので、場所バレバレですが、この撮影の1,2年後に建物は解体されており、現存しません。
温泉施設としては目立たない場所にあり、立地条件の悪さが祟った場所と言えます。
ふと目についたフォルダがこの撮影を行った日時だったので、掲載してみました。
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