NetAudio誌のDSD256(11.2MHz)ファイルを再生してみた ― 2014年11月24日 23時22分
iFi micro iDSD、DSDファイルの再生で、foobar2000の設定は済んだものの、NativeにするとBufferサイズが不足するという表示が出てサイセできなかったり、(DoPはOK)、どうもプチノイズが入ったり、音量がやたら低いといった問題があって、いろいろ調べていました。
が、結果的には、foobar2000の問題ではなく、micro iDSDのUSBドライバの設定でした。
USB Streaming Modeの設定、デフォルトでは"Safe"になっていたのを、"Minimum Latency"に、ASIO Buffer Sizeは"4096 samples”にしてみたところ、Nativeで再生出来ました。
ただ、これが適切なセッティングだったかはわかりません。というのも、この後Safeに戻しても再生出来ましたし。
今はBufferをもう少し下げて256 samplesにしています。
この設定で、DSD256、PCM24bit/192kHzとも再生できています。Bufferを128 samplesにしたところ、PCM24bit/192kHzではノイズが出てしまいました。
安全を見ると、512 samplesかなということで、512に変更してみました。
この辺りはまだ勉強不足なので、もう少し詰めないと。foobarのDSD再生も、Nativeの設定でうまく行ったり行かなかったりで、今はNativeで再生できているので、とりあえず設定はいじらずこのままで。
USB-DACやASIOは奥が深いです。
音源出版のNetAudio Vol.16を購入してみました。
この雑誌、まだ一般にほとんど出回っていないDSD256(11.2MHz)収録の音源も入っています。
Rie fuのso-re-da-keが収録されています。なお、この音源はOTOTOYで購入も可能です。
きちんと、micro iDSDで認識されていますね。11289600Hzなんて表示されても、桁の区切りがないのでわかりづらい(笑
うーん、スピーカーに音が張り付かないですね。スピーカーの存在を感じさせないです。
音の良いSACDでも時々感じますが、SACD(2.8MHz)の4倍ものデータ量があるだけあり、より密度が濃く、それでいてPCMのは遺産王リングにありがちな、ことさら解像感の高さを強調するでもない、極めて自然な音です。
DSDも2.8MHzでは物足りない、少なくとも5.6MHzの信号で、初めてDSDの良さが出てくるような気がします。
まだ一般的というには程遠いDSD音源ですが、優秀な録音が今後増えていくと、オーディオ界もより活性化しそうですね。
そうなると、CDのようなパッケージメディアは終息していくのでしょうか。
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