玄人志向のIEEE1394ボードを増設してみた2014年11月07日 23時57分

玄人志向 1394V-LPPCI2

先日導入したスキャナ、EPSON GT-X970には、やや古い設計の機種らしく、USB端子以外に、IEEE1394端子も付いています。

以前は多くのPCに搭載されていたIEEE1394端子も、需要が殆どなくなってしまい、今のPCには搭載されなくなりました。

我がメインPCのGIGABYTE Z87X-UD3Hも、御多分に漏れず、IEEE1394は、基板に実装されていません。
RS-232Cは基板実装されているのですけどね…


一般に、スキャナの場合、USBよりIEEE1394のほうが安定して速い、CPU負荷が下がる、などとも言われていまして、せっかくなので、興味本位でIEEE1394を導入することに。

といっても、新品ボードは高価で種類もかなり少ないため、ここは中古品を狙います。
もちろんハードオフです。そして行ったらやっぱり売ってました。
玄人志向の1394V-LPPCI2、現行品は3となっているため、1世代前ですが、多分殆ど変わっていないのでしょう。
今や珍しくなりつつあるPCI接続です。

PCIeのボードはあることはありますが、高価なので、ここはお気軽にPCIのボードにしました。
メインPCにも、かろうじてPCIスロットは1つ搭載されています。

早速取り付けてみると、無事認識し、ドライバもOSのもので動きます。
久々のVIA製チップ搭載のものなので、安定性が心配でしたが、大丈夫そうですね。


さて、スキャンした限り、ハッキリ言ってUSB2.0接続との差はあまり無いです。
CPU使用率も変わらず、スキャン時間もUSB2.0が4分10秒程度としたら、IEEE1394では4分ジャスト、ほとんど誤差範疇です。

今どきのPCは、CPUも余力があり、USB2.0コントローラーも枯れた技術で安定していると考えられ、IEEE1394接続のメリットは殆ど無いと言っていいでしょうね。