ちょっと使いづらいF200EXR2009年02月25日 21時53分

K清掃センターから
データ:Nikon D300 + Tokina AT-X 124 PRO DX Aモード(f4 1/40) 22mm -1.3 ISO1100


K清掃センターから。



先日、フィルムを現像に出したときに、フジのFinePix F200EXRが置いてあったので、いじり倒してきました。

んー、いろんな意味でフジっぽいカメラでしたね(笑

本機の目玉とも言えるEXRですが、EXRオートは優秀ですね。
高解像度・高感度・ダイナミックレンジ優先、被写体にあわせて的確に切り替わって撮影できます。
マクロ撮影も、従来のようにマクロモードにする必要もなく、自動で切り替わります。
真の意味でシャッター押すだけでシーン認識し撮影できる優秀な機能を持っていますね。

反面、いろんなところで言われているように、撮影モードがあまりに多岐に渡って複雑すぎるのです。
なので普段はEXRオートでいいんじゃないの?と思うところなんですが、なぜかEXRオートでは露出補正が出来ないんです。
フルオートなので露出はいじるな、と言わんばかり。手動でEXRの核も^度に切り替えれば、露出補正は作動します。
これはファームウェアで改善して欲しいです。

このカメラの特徴でもあるフィルムシミュレーションモードも、なぜかEXRモードではプロビア(標準)のみ。

そのほか一般的なプログラムオート、マニュアルモード、シーンモードもあって複雑すぎ。


前作のFinePix F100fdも優秀なカメラだったけど、あまりに操作性が悪く使いづらかったのが、F200EXRでは大部改善されています。
とはいえ、他のメーカーと比べても使いやすいとは言えず、複雑なモード設定も混乱させるところ。
あと、ボタン類を押した感触の安っぽさも気になりますね。


今のところ、次期コンデジはカメラとして使い勝手のよいCOOLPIX P6000か、ダイナミックレンジの広いF200EXRのどちらかになりそうです。


今日載せた写真のような、明暗差が激しい被写体だと、ダイナミックレンジの広いカメラが有利なんですよね。