Nikon AF-Sテレコンバーター TC-14EIIを買ってみた2014年12月27日 23時58分

昨日のブログの流れでもうお分かりでしょう(笑

買ってきました、AF-Sテレコンバーター TC-14EIIです。
三宝カメラがちょうど年末セールで、2千円引きだったので、2万円ちょっとで入手出来ました。

Nikon AF-S TELECONVERTER TC-14EII

マスターレンズに対し、1.4倍に焦点距離を伸ばすレンズです。
既に、2倍のTC-20EIIは所有していますが、D810の場合、2倍テレコンでは解像感低下が見られ、トリミングしたほうが良いと感じて、あまり使わなくなりました。
とは言え、AF-S 70-200mm f/2.8G VRIIだけでは望遠は不足しますし、このレンズの欠点として、近接撮影次の実質焦点距離の目減りが大きいため(200mm時、ポートレイトの距離では実質130mm程度になる)、テレコンバーターで補うことも可能です。

先ごろ後継のIII型が発売されましたが、III型ではAiガイドがなくなっており、AF-SレンズでもDタイプのレンズは使用不可能になりました。
このため、あえてII型を購入しました。現行サンニッパでも使えるように。


低倍率なので薄い

1.4倍と、テレコンバーターとしては控えめのものなので、マスターレンズの解像感を十分維持したまま拡大が可能です。
倍率が低いので、こうして実際にレンズに組み込んでも、TC-20E系ほど長くならないのが良いです。


では作例。

航空機を絞り開放で撮ってみる
データ:Nikon D810 + AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRII + TC14EII Aモード(f/4 1/500) 280mm RAW現像

絞り開放で遠景。さすがにやや解像感は低め。もっとも、絞り開放で撮るシチュエーションではないけど。


逆光への強さはテレコン装着時も維持
データ:Nikon D810 + AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRII + TC14EII Aモード(f/5 1/1600) 200mm RAW現像

逆光でも、マスターレンズのみと同じく、フレアやゴーストはあまり出ず、抜けの良い画像は健在です。


紅葉も終わり
データ:Nikon D810 + AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRII + TC14EII Aモード(f/4 1/500)-1.3 270mm RAW現像

うんと露出を落としてみる。
やはりマスターtレンズのみより解像感が落ちることは落ちますが、あまり目立ちませんね。

これなら常用しても、そこそこ使えるでしょう。TC-14EIIに足りなければトリミングで、といったところですね。