百里基地でNikon D850の12bit圧縮RAWを試す ― 2017年11月29日 06時43分
一昨日の百里はアラハン前で撮影。
事故渋滞で到着が遅くなりました。着いた直後は、雲は多めでも晴れていたのですが…
すぐに雲が厚くなってきてどよーん。
残念な雲です。
今回は、タイトルにあるように、12bit圧縮RAWで撮影しています。
D850導入から2ヶ月半。
その性能には満足しているものの、4575万画素の14bitロスレス圧縮RAWは1枚50MB超。
これは、D800やD810でもほぼ同じでしたが、それらと比べて圧倒的に連写性能がよいD850、撮影枚数も増え、例えば今回百里に行った際の撮影枚数は2500枚。
D800/D810の時は1500~2000枚だったので、着実にデータ量が増えます。
ということで、今回の百里基地撮影では、普段の14bitロスレス圧縮ではなく、12bit圧縮で撮ってみました。
12bit圧縮の場合、1枚約35MBとなり、単純に30%程度のデータ削減となります。
ちょっと前のNikon Rumorsに、海外のフォトグラファーのD850のレビューがあり、その中に、12bit設定では暗部の階調破綻が指摘されていました。実際にこれがどの程度影響するか?
また、RAWのMやSについても、内部処理的にはLサイズのものを一度生成後に、画素を削る処理となるため、最終的なデータ量は減るものの、処理工程が増えるため、連続撮影枚数は低下します。
このため、連写撮影においては、RAWのMやSを使うメリットは、連続撮影枚数を稼ぐという意味では無いようです。
階調を持ち上げてみて、特に破綻を感じるような場面は、この時点ではなさ気です。
失敗したのを超絶トリミングしても、ブログ掲載程度なら使えてしまうのがD850。
暗部の階調破綻というよりは、それなりに載るノイズが気にならなくはないかな…という程度。
続きはまた。
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