1998/8/9 千歳基地航空祭3 ― 2017年09月08日 06時35分
悲しいかな、初めての航空祭は、望遠レンズもなく、そもそもフィルムも24枚撮りが3本のみ。
今やデジタルで2000,3000ショットが当たり前ですからね。
デジタルになってよかったのは、航空祭で好きなだけシャッターを切れるようになったことでしょうか。
フィルム時代は、撮影枚数を気にしながら撮っていましたから、この時仮にF5何かを持っていても、秒8コマ連写で一瞬でフィルムがなくなってしまうので、宝の持ち腐れになっていたでしょう。
というわけで「、飛行展示の写真はほとんどなく、こちらは格納庫での展示。
展示は模擬弾ですが、このとき初めて間近でAIM-9Lサイドワインダー(手前)、国産の90式空対空誘導弾AAM-3(中央)、AIM-7Mスパロー(奥)といった、戦闘機搭載の対空ミサイルを見ることが出来ました。
フィルムなのにノイズっぽいのは、露出アンダーだったので、スキャナのゲインを上げているためです。
ちなみにこの時のフィルムは、フジカラーG400だったようです。
F-15Jの電子機器のパネルを開けた展示です。ジャッキもついているので、ランディングギアの格納展示もやってたんだと思います。
最近は、こうしたパネルを開けての展示はあまり見ない気がします。
901号機は、MSIP機の初期の機体ですが、Pre-MSIP機だと、このパネルを開けた時の搭載機器も古臭い印象なのかな?
T-4ブルーインパルスの奥では、UH-60Jが救難展示を行っています。
この当時は、UH-60Jは救難機として目立つ黄色と白の塗装でしたね。最近は紺色の迷彩になりました。この時代の初期のUH-60Jは、もう退役しているでしょうね。
ブルーの飛行展示は、なんとフィルムが多分もうなかったのでしょう。これ以外に2コマあるのみ。
スキャンしてみたら、どれも変色しているっぽくて、色がおかしいのはご容赦を。
色がおかしいですが、スモークに色がついているのがわかります。
このカラースモークは、諸般の理由から、この年1998年をもって終了し、99年以降現在に至るまで、ブルーインパルスのスモークは白のみとなりました。
よって、この写真は、最後のカラースモークを使った貴重なショットです。
T-4ブルーインパルスは1996年からなので、わずか3年しかカラースモークを使わなかったことになります。
1998年の千歳基地航空祭の写真は以上です。
今日は…アレが届きます。
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