iPod + CM700Ti2008年07月17日 23時57分

iPod touch 32GB
昨日はiTunesとの同期や設定やらで肝心の音を聴いてなくて。

付属のイヤホンはどうせ使うこともないので放置。
早速オーディオテクニカのCM700Tiで聴いてみるとしますか。


まずAppleロスレスで取り込んだクラシックから。

●アバド指揮:ムソルグスキー「展覧会の絵」

低音の量感は我がオーディオシステムには勝てませんが、音の広がりや、元のグラモフォンレーベルのCDのきらびやかな高音は良く伝わります。
テクニカのCM700Tiはクラシックに向いていると言われているようですが、確かにその通りですね。


次はJazz

●THE DAVE BRUBECK QUARTET「TIME OUT」

コロムビアの20bitリマスター盤。昔持っていた古いCDより圧倒的に音質が向上してます。Take Fiveはもう少し重心が低くてもよいかなと思います。スティックがシンバルに当たる音の質感はもう一歩ですが、ライブな雰囲気は良く出ています。
iPod側のイコライザでBass Boostをかけるとちょうどよいバランスとなります。iPodのイコライザは不自然にならずなかなかバランスが良いです。


以下、AAC320kbpsで収録

●中島みゆき「いまのきもち」

元々それほど音質は良くないですが、なんかこのイヤホンとの相性は抜群です。狭いレンジの音を、それをあまり感じさせない鳴り方で再生してくれてます。モニター用のヘッドフォンとは正反対の傾向です。


●一青窈「一青想」

このイヤホン、女性ボーカルものは得意ですね。伸びやかな歌声を聴かせてくれます。このイヤホンの得意とするところでしょう。ハナミズキはレンジそのものは広くないものの、楽曲全体のバランスがよいですね。


●ASIAN KUNG-FU GENERATION「ファンクラブ」

ワールドアパートはロックの押しがちょっと足りないです。元々レンジは狭いので、イコライザをRockにするとバランスは良くなりますが、このイヤホンではかなり苦手なジャンルでしょう。


●山下達郎「トレジャーズ」

さすが邦楽では音にこだわっているだけあり、高気圧ガールはレンジが広く、綿密に音作りをしているのが伝わってきます。ただ、押しが弱いのはこのイヤホンの弱点でしょうね。アップテンポ曲とバラード曲で印象が変わります。



全体の感想としては、iPodは以前はあまり音質の評判がよろしくなく、実際初期のシャッフルは…な感じでしたが、touchはずいぶんまともな音です。ちゃんと音質評価できるレベルに仕上がっています。
iTunesがいまいち重く使いづらいですが、AACの音質も良好で、320kbpsなら邦楽レベルの音質であれば十分耐えられるものです。
ロスレスで取り込んだクラシックはなかなかのものでした。

音楽以外の使い勝手もそのうちレポートしましょう。
って写真は既に無線LAN経由でmixiにつないでるところだったり。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
スパム対策のため、管理人のHN(Yamaro)をひらがな3文字で入力してください。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://yamaro.asablo.jp/blog/2008/07/17/3633245/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。