観艦式2015 10/18本番 観閲航行編 ― 2015年10月23日 22時43分
観艦式本番の観閲の写真です。
絵的にはただただ艦艇を並べただけですが、記録ということで。
受閲艦艇部隊がいよいよ肉眼ではっきり見えてきました。
サプライズゲストは、米海軍空母「ロナルド・レーガン」。
残念ながら受閲艦艇部隊と本艦を挟んで反対側を航行のため、位置的に逆光になってしまい、明瞭度を目一杯上げてもコントラスト乗りが悪い絵になってしまいました。
イージス護衛艦「あたご」。艦橋から表に出られる部分は、後部SPY-1Dレーダーの背が高くなっているため、「こんごう」型よりも狭いですね。
護衛艦「しまかぜ」。イージス以前のターターシステム搭載艦で、奥のイージス艦と大きく異る艦様です。
護衛艦「さみだれ」と、奥には元護衛艦で現在練習艦の「しらゆき」。汎用護衛艦としては2世代違いますが、これまた艦様が結構異なりますね。個人的に「むらさめ」型はデザインが優美で好きです。
最新かつ最大の護衛艦「いずも」。兵装は自衛のための最低限のもので、護衛艦というより護衛される艦で、事実上のヘリ空母ですかね。
潜水艦「うずしお」。1世代前の潜水艦ですが、潜水艦の定数が16→22隻となったため、これまでより延命され長期間運用されることでしょう。
掃海母艦「ぶんご」。掃海ヘリを搭載するため、大型になっています。
掃海艦「はちじょう」。世界最大級の木造船ですが、後継艦はFRP化されるようです。ピッチングがすごいです。
補給艦「ましゅう」。自衛艦では「ひゅうが」型に次いで大型の艦艇です。
輸送艦「おおすみ」。艦齢半ばですが、オスプレイが着艦したり、陸自で新たに導入されたAAV7水陸両用装甲兵員輸送車搭載のための改修が入っています。
おおすみ型に搭載のLCACが、激しい水しぶきを上げながら航走。素人があれに乗ったら酔うでしょうね。
続いて海外からのゲスト、祝賀航行部隊です。
まずはオーストラリア海軍のアンザック級フリゲート「スチュアート」。
船体の色がやや緑がかった独特の色ですね。「むらさめ」型護衛艦と同時期の建造ですが、兵装はやや少なめです。
フランス海軍の「フロレアル」級フリゲート「ヴァンデミエール」。
こちらは海外領土(植民地)警備用として更に兵装は簡素で、船体も商船構造を取り入れており、主機の出力も低いため、速力もわずか20ktと商船並みです。割とよく日本にも訪れており、日本に来る海外艦艇ではお馴染みの艦です。
インド海軍のシヴァリク級フリゲート「サヒャディ」。
インド海軍艦は初めて生で見ましたが、兵装もロシア製だけあり、ロシア艦艇の影響が色濃く出ています。
ステルス艦ですが、対空ミサイルの発射機はVLSではなく、ターターシステムに似た単装発射機を搭載しています。
韓国海軍のチュンムゴン・イ・スンシン級(KD-II)駆逐艦「デ・ジョヨン」。
韓国海軍の第2世代駆逐艦で、艦隊防空用のSM-2MRを搭載しているものの、レーダーがやや貧弱、船体に対して上部構造が大きく、ややトップヘビー気味なのは、色んな意味で韓国っぽい設計です。
国旗デカすぎw
米海軍のタイコンデロガ級イージス巡洋艦「チャンセラーズヴィル」。
近年は低空警戒用のレーダーを追加、2次元対空レーダーを撤去、イージスシステム、BMDも最新版に更新されて横須賀に配されており、対中国を睨んだ配置と言われています。
米海軍のアーレイ・バーク級(フライトIIA)イージス駆逐艦「マスティン」。
この艦から、煙突の形状が変更されて、よりステルスを意識したデザインになっています。
米海軍の主力艦艇ですね。
そうこうしているうちに、受閲航空部隊もやってきましたが、こちらは予行でも掲載したので、割愛させていただきます。
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