護衛艦むらさめの兵装を見る22019年04月19日 06時39分

晴海埠頭の良いところは、艦艇を近くから見られるだけではなく、建物の2階3階の高さから、近くで眺めることが出来るので、ディテールの観察が良く出来ます。

CIWS ファランクスBlock1Bと射撃指揮装置2型31

こちらはヘリ格納庫上に配備される、20mm高性能機関砲 ファランクス CIWS Mk15 Block1B(右側手前)と、射撃指揮装置2型31(左奥)です。

ファランクスは、20mmバルカン砲と捜索・射撃管制レーダーを一体化した自動砲で、レドーム内には小型の捜索レーダーと射撃レーダーが内蔵されています。
さらに、護衛艦むらさめは、改装されて最新のBlock1Bとなっており、レドームの横には光学照準装置も取り付けられ、水上目標の攻撃も可能となりました。
艦橋の前にも、同じものがもう1基装備されています。

射撃指揮装置2型31は、装備する主砲の3インチ速射砲と、発展型シースパロー対空ミサイルの射撃管制用レーダーです。
最近では韓国の広開土大王級駆逐艦が、海上自衛隊のP-1哨戒機に射撃管制レーダーを照射した事件がありましたが、これも同様の機能を持っています。
何度か改良されており、むらさめ型にはレーダーにレーザーや光学照準器がセットされた2型31が装備されています。光学照準器も対レーダーステルスを想定して、ケースが斜めになっていますね。
ちなみに国産品ですが、丸いお皿上のレドームは海外製だったりします。カメラなんかもそうかも知れませんね。

20mm CIWS Block1B

護衛艦むらさめの兵装を見る12019年04月18日 06時44分

先月晴海埠頭にやってきた英フリゲート「モントローズ」のホストシップとなった護衛艦「むらさめ」。
そのディテールを振り返ります。

ハープーンSSM

船体中央に配置されている対艦ミサイル。
護衛艦「むらさめ」型の護衛艦は、国産の対艦ミサイルである「90式地対艦誘導弾」を搭載可能ですが、搭載される対艦ミサイル艦上装置2型は、従来のアメリカ製ハープーン対艦ミサイルも搭載可能なことから、実際にはハープーンSSMと混在されることも多いようです。
実は写真のミサイルも、全弾ハープーンSSMです。

RTM-84A/RGM-84A/RGM-84D

トリミングしてみると、同じハープーンでもバラバラの型式。
左上のはRTM-84A-4Bとあり、RTMは実弾ではなく訓練弾です。射撃は出来るけど弾頭はないのかな?
ほかは実弾で、RGM-84Aはハープーンの初期型、RGM-84Dは、通称Block1Cと呼ばれる射程伸長型です。
ただ、いずれにしろ80年代に開発されたミサイルで、古いものです。
キャニスター(筒)に入っていて、基本的にメンテナンスフリーと言われているミサイルですが、さすがに定期的なメンテナンスはされているのでしょうね。
ただ古いミサイルには違いありません。

リアルアンパンマン2019年04月17日 06時50分

アンパンマンこどもミュージアムに行くとかならず買うことになるであろう、リアルアンパンマン。

リアルアンパンマン

もちろん中身はアンパンです。

パン工場のラインナップ

子どもたちはもちろん大喜びです。
パパもそんな子どもたちを見て嬉しいです。ええ、お財布は泣いています(1個300円以上します…)。

昨日はヘリコプターの日だったらしい2019年04月16日 06時27分

1日出遅れてしまいましたが、昨日4月15日はヘリコプターの日だったそうです。

●CH-47J(07-4477)
CH-47J(07-4477)

懐かしの1999年の千歳基地航空祭から。
CH-47J自体は現在も改良型が生産中で珍しくはないですが、航空自衛隊向けのチヌークの初期型は、もうすでに退役しています。
写真の機体は、1990年登録のJ型で、これもすでに退役済みです。

自衛隊では、陸上・航空とも1986年から導入開始され、現在は両サイドの燃料タンクが大型化されたJA型(陸上自衛隊)とJ型LR(航空自衛隊)が主力となっています。

ところでこの写真、支援車両ももう20年前の撮影なので、古さを感じますね。
右端のアクティバンも最近はもう殆ど見かけなくなったし、中央にいるマツダのポーターキャブも、最終生産が1989年なので、この時点で10年落ち。
アクティの隣の日産サファリは、1997年まで生産だったので、この撮影時点では全然古くなかった車両ですね。

ブレード交換は先延ばしで2019年04月15日 06時25分

NWBワイパーボム

春なので、ワイパーのゴムだけ交換。
ブレード前回交換したのいつだっけ? というところですが、多分3年くらい前です。
ブログにも書いてないっぽい。

とりあえずゴムだけの交換です。
ブレード自体もNWB製にしてありますが、交換ゴムも安心のNWBで。
純正品より安価ですし。

今回も、ゴムには予めモリブデンコーティングを施工しておきました。
ビビリを軽減し、摺動性もよくなり、ゴムも長持ちします。

ブレード交換は高いので、来年かなw

埼玉は桜満開?2019年04月14日 06時57分

埼玉にお買い物しに来ただけですが、東京都内では終わりかけの桜、ちょっと行った埼玉は、まだ部分的に咲いているところがあるんですね。

桜と菜の花?

あ、菜の花も。菜の花なのか!?

七分咲き?

散りかけかな?と思ったらまだ蕾もあるので、七分咲きくらいでしょうか。

川沿いの桜

観光地じゃないので、地元民しかいませんが、わざわざ人混みで花見するくらいなら、こういうところに来たほうが、ちゃんと楽しめますよ。

桜と家族

桜と我が子

色誇張

最後の写真だけ、VELVIA50っぽくしてみました(笑

D850でなくGX7MK2でしたが、1600万画素でもローパスフィルタレス機だけに、解像感は十分。
スナップ写真なら、画素数は不要ですね。
もちろん、ちゃんと本気で撮るなら、高画素機のほうが自己満足度は高いですが、それは写真の本質ではないですね。

みなとみらいでは最後になるかな? アンパンマンこどもミュージアムへ行ってきた2019年04月13日 08時35分

息子の誕生日祝い、という名目、というよりもう年長になる娘が行きたいということで、自分の平日休みを利用して、家族で横浜のアンパンマンこどもミュージアムへ行ってきました。

まずは午前最初の誕生日パーティープログラム。

誕生日パーティー待ち

誕生日祝

4K動画切り出しですが、もはやブログ掲載レベルなら、何ら問題のない画質です。

いろんなキャラともスキンシップw

ドキンちゃん

ばいきんまん

ミミ先生

ミミ先生は初めて見たけど、息子はギュッギュしてもらっていました。あなた、そんなにアンパンマンのテレビ見てないでしょ?w
娘は大好きで何度も来ているアンパンマンこどもミュージアムですが、息子は物心ついてからは初めてでした。
でも興奮して楽しんでいたので、3歳位の子供は大抵は楽しめるんでしょうね。

アンパン製造中

何見える?


お昼はお隣のアンパンマン&ペコズキッチンで誕生日祝。周りも誕生日が多くて、やっぱり皆さん考えることは同じなんですね。

アンパンマン&ペコズキッチン

ちなみに、以前より食事の味が向上して、普通におとなも楽しめる内容に。
ただしお値段もそれなりに高いですが…。
ええ、パパはこの日トータル2万円以上散財しました…。

屋外ショーも楽しみました。

屋外ショー

大人気の屋外ショー

平日だからまだ普通に見ることが出来ましたが、土日祝日だとかなり前から陣取らないと見えないですからね。

工作も楽しみました。

工作

目ーちっちゃいw

白目のカレーパンマン

カレーパンマンは白目w でもパーツはちゃんと出来ています。

娘は上手

娘はさすがに上手です。

ラストのショー

結局、終わりの時間まで楽しみました。

夕暮れ

夕暮れです。
息子は最後には帰りたくないとグズっちゃうくらい楽しかったようです。

タイトルにあるように、横浜アンパンマンこどもミュージアムのみなとみらいでの営業は5月26日(日)までとなり、新たに横浜駅近くにオープンするそうです。
次行くときは、新しい場所になりそうですね。

金はかかりますが(泣)、息子は楽しめるドンピシャの年齢ですから、また秋口にでも。

死蔵していたポータブルミキサーを活用してみた2019年04月12日 06時39分

audio-technica AT-PMX5P

AmazonのFire HD 10を道入して1ヶ月、「世界の艦船」の電子書籍化や、プライム動画や電子書籍閲覧に活用しています。

タブレット端末、販売面では一時期の勢いが落ち着いた感じですが、我が家では導入以来割と活用している感じです。

さて、動画閲覧しながら気になってきたのは音質。
タブレット端末としては、内蔵スピーカーの音質は悪くはないものの、あくまでもそれは内蔵スピーカー基準での話。バラエティ動画なら良いとしても、映画なんかは流石に不満が出ますし、洗濯物を干しながら見ていても、音声が聞き取りづらいこともあり、手持ちのBluetoothスピーカーも繋いでみたものの、最近バッテリが寿命が来ているのか、起動しないこともよくあり、パソコンで使っている古いアクティブスピーカー、SONYのBeSIDE DOGAでも繋いでみようかなと思いまして。

ただし、BeSIDE DOGAは、入力は1系統のみなので、当初は切替器を買おうかと思っていましたが、手持ちの機材で活用できるものがないかなと思って押し入れをガサゴソ。
で、思い出したのが(笑)、トップの写真のポータブルミキサーです。

audio-technicaのAT-PMX5Pは、かれこれ十数年前に、某電気屋の閉店セールで購入したもので、新品でたったの2千円! 在庫売りつくしだったので、とりあえず買っておいたもの。
何度か前の仕事やら何やらで使いましたが、普段ミキサーを使うこともないので、押し入れにしまってありました。
今回はこれを活用します。
ミキサーなら、セレクタと違って、文字通りミキシングが可能なので、パソコンの音を再生しながら、Fire HDの音声も同時再生可能です。ミキサーなので音量調整も自在です。

ただし、一般的にミキサーは、入力端子はマイクや電子楽器によく使われるフォーン端子です。
AT-PMX5Pには、標準でフォーン端子からRACピン入力に変換するアダプタも2個入っていますが、もう2個欲しいところ。
Amazonで調べると、ステレオミニからフォーン端子2系統へ変換するコードが売られていました。

Amazon何でもあるなぁ。
ってことでこいつを購入。
後は手持ちのケーブルをやりくりして、無事パソコンとFire HDを接続。これで、BeSIDE DOGAを活かすことが出来ました。
音質も、タブレット端末とは比較にならないくらい良いですね。音の定位もバッチリです。

不思議な体験2019年04月11日 06時38分

なめろうとウヰスキー

行きつけのスナックでの不思議な体験。

お客さんの中に、ぱっと人を見ただけで、その人の体の悪い部分がわかるというおっさん。

スナックのママには「子宮に関わる部分が悪いから、早めに医者に見てもらったほうが良い」

そして自分には「あなた腰が悪いでしょ。あと右足は気をつけたほうがいいよ」

だそうです。

その後は、"気"を出せるということで、その気でスプーン曲げを披露。

「私の手のひらに上に手をかざしてご覧なさい、気を感じるでしょう?」と行って、スナックのママは感じる感じる行っていましたが、自分は正直、おっさんの体温程度にしか感じなかったですけどね。

体の悪いところは、自分の腰もたしかに2,3年前は痛かったですが、病院に行って今は痛くないし(気をつけるようにはしています)、この年令になると何かしら腰痛はあったりするものです。

右足も、おっさん曰く「気をつけていれば回避できる」とのことですが、そりゃ人生長く行きていれば、右足に何らかのダメージだってあるでしょうし、気をつけていれば回避できるのも、よく考えれば、良いとも悪いともどっちにも受け止められるように予防線張ってるだけじゃん、と心の中で思いました。

スプーン曲げも、あれは支点と力点、作用点で出来ちゃうので、超能力でも何でもない。
実際、おっさんは力を入れず曲げていると言っていましたが、個人的にはどう見てもある程度力入れている(手がプルプルしている)ようにしか見えなかったですけどね。

金属なので、ある程度塑性変形すると、そこからは簡単に曲がってしまいますし、「熱くなっているでしょう?」と曲げたスプーン渡されましたが、そりゃあんだけ力入れていれば熱くもなります。人の体温は、割と馬鹿にできないですから。


でもまあおっさんとは最後に長渕剛を熱唱して、お互い気持ちよく帰れたので良しとしましょう。


スナックには面白いメンツがたくさん来ます。
常連お酔っ払いで何言っているかわからないドカタのあんちゃんとか、どっかの社長さんとか、生活保護の爺さんとか、一流企業の管理職とか。



写真は、その時食べたなめろうと、キープしているボトルのウヰスキー。

英フリゲートと護衛艦のマストを比較する2019年04月09日 06時36分

過去画像の振り返り。
資料的側面で撮った、2隻の艦艇の比較。

先日も北朝鮮の瀬取り監視を実施したニュースが出ていましたが、英23型フリゲート「HMSモントローズ」が晴海埠頭にやってきた時の写真。

HMSモントローズのマスト

マストトップにあるレーダーは、建造後改装されて搭載された997型レーダーで、角度も測定できる3次元レーダーで、23型後継の26型フリゲートにも搭載予定です。
対水上と対空を兼ねているようです。それとは別に、航海レーダーも下の方に搭載されています。
マスト中央に丸い物体が鎮座していますが、光学照準器のようですね。

DDむらさめのマスト

一方、こちらは護衛艦「むらさめ」。日本の艦艇らしい端正なデザインですが、マストは無骨なラティス(格子)マストです。
新造時は、対レーダーステルス性に欠けるなどと批判されましたが、電波吸収剤を使用するなど工夫されているとのこと。
よく見ると、マストには平面のプレートも貼られていますし、これも何らかの対策のようです。

マストトップには戦術航法装置(TACAN)のアンテナがあり、これは艦載ヘリと護衛艦との位置や距離を計測するためのもの。
続いてESMアンテナ、OPS-28対水上レーダー、丸いレドームのヘリデータリンクアンテナ、OPS-24 3次元レーダー(艦載型世界初のアクティブフェーズドアレイアンテナ搭載)、艦橋の白いお皿は、シースパローミサイルや砲を管制する、射撃指揮装置2型で、ここでは見えませんが、光学照準器も搭載されています。

能力的にどちらが優れているかは定かではないですが、どちらの艦艇も艦齢20年を超えていますが、定期的な機材更新が図られていて、まだまだ第一線で活躍していくことでしょう。

特に23型フリゲートは、退役後も売却されて他国で運用される可能性は高く(実際に早期退役艦はチリで活躍中)、長いこと使われるでしょう。
艦艇不足の自衛隊は、むらさめ型も艦齢伸長して、あと十数年は使われるでしょうね。