Nikon COOLPIX P7000発表!2010年09月08日 23時11分

Nikon COOLPIX P7000

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100908_392382.html

かねてから噂のあった、P6000の後継機が発表されました!

個人的にはP4桁シリーズはかなりツボに嵌ったシリーズだったのですが、P5000,P5100は広角が足りずスルー、待望のP6000は広角28mmからになったものの、ディテールの潰れた、白飛びの多い画質で、ライバル機よりもアドバンテージがなく断念。
結果的にコンデジはフジのFinePix F200EXR導入に至った次第。

でもF200EXRは所詮シャッター押すだけのお手軽気、どうも撮影した感に乏しいのと、操作系の複雑さ、ダメダメなホワイトバランスと、今ひとつしっくりきていないのも事実。
そこに今回の発表、ものすごく気になります。

それにしてもデザインが、キヤノンのPowerShot G11によく似ていますね。だいぶ意識したと思います。

さてカメラの詳細は、米ニコンサイトにPDFで掲載されています
ここから注目点を見ていきましょう。


• 10.1-megapixel, large 1/1.7-inch CCD sensor for stunning images.
• 7.1x Wide-Angle Optical Zoom-NIKKOR ED Glass Lens.


P6000の12.1メガピクセルから画素を落とした、10.1メガピクセルCCDを採用。どこ製なんでしょうか?
画素数から一瞬ソニーの裏面照射のアレを思い出しましたが、あちらはCMOSセンサですよね。気になりますね。
同時発表のCOOLPIX S8100は裏面照射CMOSの12.1メガピクセル、あえて裏面照射CMOSを採用しない理由はなんだったのだろうか?

そして、28-200mmの7.1倍ズームEDレンズを採用。従来このクラスのカメラは、画質重視でズーム倍率は4倍程度に抑えたものが主力でしたが、一気に高倍率化してきましたね。画質が気になるところですが、望遠側はあまり期待できないだろうな。


• 5-way VR Image Stabilization System

5系統の手ブレ補正システム。
光学式に加え、電子式も兼用したハイブリッドタイプのようです。
その他、被写体の動きを検出しシャッタースピードを上げる、ISO6400の高感度、昔からある複数撮影からブレの少ない画像を保存するベストショットセレクタの計5つで手ブレを防ぐそうです。
電子式との兼用がどの程度のものか、楽しみですね。


• 3-inch Ultra-High Resolution (921,000-dot) Clear Color Display

精細な92万画素のLCDが搭載されたそうです。


• ISO can be set as high as 6400 at full resolution; 12,800 in Low noise Night Mode (3-Megapixel).


書いてあるとおりですが、ISO6400までは10.1メガピクセルのままで撮影可能、さらに3メガピクセルに制限されるがISO12800まで設定可能です。
P6000より1段ほど感度が上がっていますね。手持ちのF200EXRにどこまで対抗できるか楽しみです。
しっかしF200EXRもそうですが、設定だけならD300を超える感度なんですよね、画質は別として。


• Electronic Virtual Horizon Display

電子水準器は個人的に一番ありがたい機能。リコーなどには以前から付いてたから、羨ましいなと思ってたんですよ。


• HD (720p) Movie with Stereo, Mic Input Jack and HDMI Output.

HD動画の撮影(24fps)が可能、しかもステレオマイク付き。動画撮影中もズーム可能なのが見逃せません。出来ない機種が多いので。
ただ、同時発表のCOOLPIX S8100がフルHD動画対応なので、こちらももう少し頑張って欲しかったですね。


・Shoot Continuously up to 45 pictures at approx.


45枚連続撮影可能?ってことかな。連写速度は1.3コマ/秒。


その他、従来からあるRAWモード(NRW)撮影、最大12人までの顔認識とスマイルシャッター、目つむり警告、インターバル撮影、自動シーン認識、光学ファインダなどが備わっています。
従来あったGPSがなくなってしまったのは残念。LAN端子はなくていいけど、無線LANとかつければなお良かったかな。

まもなく国内でも発表されるでしょう。
かなり楽しみですね。画質も気に入れば、購入検討ですね。499米ドルとのことで、国内価格は5万円前後でしょうね。