白久温泉 Sの湯山荘 ― 2010年01月25日 00時46分
今年最初の廃墟撮影は、秩父に出向いてきました。
道の駅で腹ごしらえ。
秩父の道の駅、いつの間にか隣にショッピングモールらしきものが出来ていたり、裏にあった巨大な廃工場が更地になっていたり、変化してますねぇ。
細くて道の悪い林道を上がったところにこの廃山荘は存在します。
題名を見れば分かる人は分かる、有名物件です。
それにしても道が悪く、アコードでなんとか通れるといった感じです。
しかもこの山荘自体には駐車場はありません。となると、来客は送迎車で送ってたんでしょうか。
小川が流れて静かな場所ですが、日当たりはすこぶる悪いです。
ここは平将門が湯治をしたといわれる温泉のあるところですが、この山荘は温泉ではなく沸かし湯だったそうで、ボイラーが設置してあります。
小川から水を汲んでいたんでしょうか。
客室のある建物は、かつて渡り廊下でつながっていたようですが、ご覧の通り崩壊しています。
事前に調べたサイトの写真より、確実に崩壊が進んでいるのがわかります。
この物件ではたくさん貼られていたという三峰神社の御札、これ以外に数枚見かけた程度。
崩壊のために失われてしまったと思われます。
最も崩壊の激しい所です。二階の床と壁が落ちてしまっています。
建物の崩壊も時間の問題でしょう。
階段も崩壊して、二階には上がれない状態でした。もっとも、階段があっても上りたくないですけど。
厨房の隣にあったこの場所は、食事を提供してたと思われます。
ここはこれでもまだましな場所でした。
廃墟として楽しむには少し遅かったようです。熟成を通り越して、崩壊が始まっています。
あと数年後には倒壊していそうです。
残りの写真は、後日まとめてアップ予定です。
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