AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDがなかなか魅力的 ― 2014年09月15日 23時58分
先日金曜日13時のNikonから新製品発表で、どちらかと言うと注目していたのが、新しい広角単焦点レンズ、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G
EDですね。
なにしろ、20mmの広角単焦点の発売は、Dタイプのf/2.8D以来、実に20年ぶりです。
近年、広角ズームレンズも多く発売されるようになり、一般ユーザーには使用頻度の低い超広角レンズは、単焦点での発売は少なくなっていただけに、朗報ですね。
ワタシもAi AF Nikkor 20mm f/2.8Dユーザーだけに、D810のような高画素一眼レフにふさわしい新設計レンズが発売されたのは非常に嬉しく、早速次の購入候補に上がりました(笑
広角はAF-S 16-35mmも所有していますが、やっぱり単焦点のほうが、自分の撮影スタイルに合っている気がします。もちろん、16-35mmはVRが付いていることや、よく使う35mmの画角をカバーしていて、使い勝手の良い広角ズームですから、これはこれでスナップにはちょうどいいです。
Nikonのf/1.8単焦点レンズは、これで20, 28, 35, 50, 85mmが揃いました。値段もそこそこですし、写りは十分よい、f/1.4より安価で軽量(それでもAiAFのDタイプの頃よりは大きく重くなっていますが)、取り揃えたくなってしまいますね。
これで、Nikonの20mmレンズは、最新からマニュアル時代のものまで3本、他メーカーにはできないラインアップです。
例によってスペックを表にまとめてみました。
やはり、新型は大口径かつ、AF-Sモータを搭載する関係上、大きく重くなっていますね。
ちなみに、表を見て分かる通り、AiAF f/2.8DとAi f/2.8Sは光学系は同じで、AFかMFかの違いとなっています。
実売価格はともかく、発売開始年やレンズ口径、レンズ構成を考えると、定価ベースで見ても、新型はそう高くはないと思います。
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED | Ai AF Nikkor 20mm f/2.8D | Ai Nikkor 20mm f/2.8S | |
発売年 | 2014年9月 | 1994年 | 1984年 |
最大口径比 | 1:1.8 | 1:2.8 | 1:2.8 |
レンズ構成 | 11群13枚 EDレンズ2枚、非球面レンズ2枚 ナノクリスタルコート |
9群12枚 | 9群12枚 |
撮影距離情報 | 伝達可能 | 伝達可能 | 不可 |
最短撮影距離 | 0.2m | 0.25m | 0.25m |
最大撮影倍率 | 1/4.3倍 | 1/1.83倍 | 1/1.83倍 |
絞り羽枚数 | 7枚(円形絞り) | 7枚 | 7枚 |
絞りリング | なし | あり | あり |
最小絞り | f16 | f22 | f22 |
フィルタサイズ | 77mm | 62mm | 62mm |
寸法 | 82.5(最大径)X80.5mm | 69(最大径)X42.5mm | 65(最大径)X42.5mm |
重量 | 355g | 270g | 260g |
価格 | \100,000(税別) | \78,000(税別) | \98,000(税別) |
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