さわゆき2006年07月16日 20時57分

茨城県は大洗に行ってきましたよ。
思えば大学卒業して、山梨移転のためフェリーで苫小牧から大洗に降りたんだなぁ。
あれからもう4年半かぁ…

んで、今回来た目的はコレ↓

 護衛艦「さわゆき」DD-125

実はiseさんと自分とで、体験航海を申し込んでたんですが、抽選結果は落選。
天気も悪いんで行く予定はなかったんですが、艦内の一般公開だけでも見に行こうかなと来たわけです。
ちょうど近くにアウトレットモール(最近どこにでもあるよね)もあることだし。

んが、行ってみたら今日は一般公開はないそうで。ガックシ。
というわけで外から拝むだけになりました。
本艦は、海自の汎用DDでは初めてヘリコプターを搭載し、オールガスタービンエンジン推進でバランスの取れた兵装をもつ「はつゆき」型の4番艦で、昭和59年就役、現在は古いため護衛艦隊を離れて、地方隊に所属しています。

 OTO76mm砲&ASROC

左側の砲は伊OTOメララ社のベストセラー中口径76mm砲、毎分最大80発の高速射撃が可能。射程は約12kmで、対空射撃にも威力を発揮します。
右側の箱状のものはASROC発射機、短魚雷を付けたロケットを発射します。射程は約9kmです。

マストのレーダー・アンテナ類

左側の台に乗ってる白いお皿は、射撃指揮装置2型21で、76mm砲の管制用。右のマストは、てっぺんにTACANアンテナ、対水上レーダーOPS-18、ESMアンテナ、対空レーダーOPS-14。
隊員の背後にある白いレドームは20mm CIWSファランクスで、毎分3000発もの発射速度を持つ、対空・対艦ミサイル防御用の全自動機関砲です。ちなみに他の艦で、10年前に実弾訓練で誤って米海軍の標的曳航機を“撃墜”してしまったことがあります。

中央部分

左側の網状のものは、ガスタービンエンジンの吸気口で、中には塩分や埃を除去するフィルターがあります。ガスタービンはいわばジェットエンジンで塩分に弱いために、このようなフィルターが必要となります。
煙突手前の斜めに立てかけてある筒状のものは、ハープーン対艦ミサイルのキャニスターです。射程は120kmといわれています。その下の横長の筒状のものは、3連装短魚雷発射管です。ここに対潜水艦用の短魚雷を装てんして、海中に発射します。

ヘリ格納庫上部

手前の丸い小さいレドームは、スーパーバード衛星アンテナで、民生の通信衛星用です。奥の大きい白いレドームが射撃指揮装置2型12で、後述のシースパロー対空ミサイルの管制用アンテナが入っています。

 ヘリ格納庫

格納庫はありますが、地方隊移籍に伴い、ヘリは降ろされています。それにしてもステルス性とかが考慮されていない時代の設計なんで、ゴチャゴチャしてますね。

 シースパロー短SAM発射機

後端にあるのが、シースパロー短SAM(対空ミサイル)の8連装発射機です。射程は約15km。模擬弾が1つ見えますね。


残念ながら乗れなかったので、お隣にあったアウトレットモールで買い物。

で帰りにiseさん行きつけのショップを教えてもらって行って来ましたよ。



オイル交換してもらったけど、値引きなしのあのブランドのが半額に近い値段。安いよぉ♪
このショップは1人でやっていてhiromi63さんのXE10も入庫中でした。車も個性的でレアなのばかりでしたね。
手前のでっかいダッヂのトラックはHEMIエンジン搭載です。すげぇ