函館帰省日記その1 ― 2012年08月20日 20時01分
この週末にかけて、実家の函館に帰省しておりました。
嫁の休みの関係上、3泊4日のうち寝台列車の車中泊が2泊、実質函館は2日間の滞在。
嫁の休みの関係上、3泊4日のうち寝台列車の車中泊が2泊、実質函館は2日間の滞在。
駅に入る北斗星。嫁さんは初めての乗車です。
弁当を買って乗り込みました。
いやー、揺れる揺れる。前乗った時はこんなに揺れたっけなぁ?というくらい。弁当食べるの一苦労。これ、食堂車で食べてる人、大変なのでは?
去年の地震の影響か? 翌朝の青函トンネルや、北海道側はそこまで揺れなかったので、やっぱり本州側は線路が影響を受けているのか?
函館駅には早朝6時半過ぎに到着。
函館駅は、昔青函連絡船があった関係上、ここが最終地点となっていて、ここから札幌方面に向かうのには、先頭車両が入れ替わるのです。
また、札幌までの区間が一部電化されていないので、機関車がディーゼルになります。
写真は、まさに電気機関車を切り離し中の様子。車両は相当年季が入っています。函館まで新幹線が開通した暁には、北斗星はどうなるのでしょう?
早朝着いたので、せっかくなんで朝市へ。
地元民はあまり来ない、もはや完全観光地化した場所で、値段設定もやや高めですが、新鮮なことは新鮮なので、間違いはないとは思います。実際美味しかったですし。
その後は、金森ホールでおみやげを見たり、ぶらぶら西部地区を歩いたり。
定番すぎます(笑) でも嫁さんはそんなに来たことがないので、良しとしましょう。
天気はすこぶるよく、函館にしては暑い…。
直前まで帰省していた、某なべ氏が風邪を引いたとか聞いて、普通のジーンズ履きましたが、正直暑かった。
自分は10段階の8番目の辛さ「KENSHI」をチョイス。
結果汗ダラダラ。さすがにこれより上の辛さは、万全の体調で挑まないと、痛い目を見るでしょう。
是非チャレンジしてみてくださいな。
しかし、十字街から市電で千歳町まで移動してこの店に行ったのですが、何と十字街にも分店があるのですね!! もっと早く気付くべきでした。
早起きすると時間に余裕があるもので、実家に行く前にこれだけは見たかった…
そう、八幡坂から見た摩周丸です。
この摩周丸、函館のシンボル的存在なはず…なのですが、地元民ですら余り行かない場所でしょう。
この摩周丸が記念館になった当初、箱物事業がまだ盛んだったため、この船の目の前に、大きめの商業施設の建物ができてしまいました。
もちろん長続きせず、何年か後にはテナントが撤退してしまい、その後一時的に復活したりもしたものの、現在ではただの廃墟になっています。
これに邪魔され朝市側から船体が見えない、また函館駅から少し離れているために、観光客も余り来ないのです。
このため、財政状況は厳しく、船体も結構傷んできていますが、補修がなかなか進まない感じです。
ともあれ、幼少の頃よく乗った船です、末永くここに展示されることを望みます。
と少し熱くなってしまったので、早速見学。
ブリッジの様子。
右端に写っているのが館長さんで、元連絡船職員です。非常に丁寧に解説してもらいました。
青函連絡船は、青函航路の重要性から、その当時最先端の機材を搭載するのが通例で、例えば戦後の商船で、国内で初めて航海レーダーを搭載しています。
予算の関係で、展示物が若干少ないのが摩周丸の残念なところで、館長さんいわく、お金があればもっと色々展示できるが、収益に見合わないので出来ないのだそうです。
エンジンルームなんかも、アスベストが使われているために、展示のための除去費用がかかるので、青森で展示されている八甲田丸のような展示ができないそうです。
一番長く遊んでいたのが、ロープの結び方体験。
飾り結びから、実用的なものまで、色々展示されていて、ここも館長さんに丁寧に指導してもらいました。
古新聞の亀甲縛り、覚えました!
なかなか楽しめましたね。また行きたいですね。
函館市民の皆さんも、定番すぎるかもですが、ぜひ行って下さい。
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