http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0414.html
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100721_381995.html


我がF200EXRの販売終了から数ヶ月、出ないのかと思っていた後継機が発表されました。

今回ユニークなのは、イメージセンサ内に位相差測距用のセンサを埋め込んできたこと。

従来、コンパクトデジカメや流行りの一眼デジカメは、画像のコントラストのピークを検出しフォーカスを合わせる、コントラスト式のオートフォーカスが主流でした。

コントラスト式では、一眼レフに使われている位相差式と比べて、精度と速度の面で劣るのが難点でしたが、F300EXRは両方式を使い分ける人のこと。
どのくらいAF速度が向上しているか楽しみ。これが発展すれば、一眼デジカメの欠点の1つ、AF速度の遅さが飛躍的に改善されるかもしれません。


その他、動画が720ｐのHDで撮れるようになったこと、IｒDA通信ポートの復活、ぼかしコントロールやペット検出などのトレンドも取り入れています。

CCDが1/2型と、F200EXRの1/1.6型より若干小さくなってしまったのが残念。これはなぜか15倍の高倍率ズーム（24-360mm）を採用したのもあるんでしょうね。
個人的には、この薄いタイプのデジカメで欲張って高倍率化すると、画質低下を懸念します。


いずれにしろ、注目の機種であることは間違いないですね。
バッテリもF200EXRと同じですし。