驚異的なコンパクトさと軽さ AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR ― 2015年02月17日 23時56分
昨日、AFが壊れてしまったAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRIIを新宿のNikonサービスセンターへ修理に出してきたついでに、新しく発売されたAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRを少しの時間ですが、試してきました。
これだけ見ると、せいぜい中望遠レンズにしか見えませんし、実際にAF-S 24-70mmより一回り大きい程度なので、いかにも望遠レンズを装着しています、と言った感じは皆無です。
300mmクラスのレンズともなると、これまではいやが上にも目立ってしまい、とても普段その辺で撮影に使うには躊躇しますが、このレンズならごくごく自然に使えるのでは?
望遠レンズの在り方が変わる、画期的なレンズです。
三脚座は別売りですが、このサイズと重量なら三脚座は不要かも、と思えてしまいます。
データ:Nikon D810 + AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR Aモード(f/4 1/320)-0.3 ISO1000 RAW現像
Nikonのショールーム内での撮影。絞り開放です。中央はビシッとピントが合い、周辺のボケはとてもなだらかです。
この作例では、PF(位相フレネル)レンズと言われても、その弊害は全く感じられません。
素晴らしいボケ味ですし、コントラストも抜けも良いです。
さすがにAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRIIでは、高いとはいえズームレンズ、ここまでの画質には及びません。
そして、VRの効きが素晴らしく良いです! 今まで使ったことのあるどのレンズよりも、VRがよく効きます。ビシッと画像が止まります。
これもまた、AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRII以上の効きの良さです。
楽に手持ち可能なこのレンズ、VRの効きの良さと相まって、どこにでも持ち出したくなるレンズと言えそうです。
データ:Nikon D810 + AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR Aモード(f/6.3 1/320)-0.3 ISO220 RAW現像
ショールームの窓越しに望む新宿。
窓越しなので解像感はこのレンズの持ち味をフルには発揮できていないものの、隅々まできちんと解像しているのはさすが。
いやぁ、一気に欲しくなってしまいました。ほんとうに良いレンズです。
その他、ショールーム内の照明の光を直接入れて、PFの弊害であるフレアの確認を行いましたが、特に気になるほどのものではなく、むしろレンズのヌケの良さが改めてわかりました。
次の目標はこのレンズかな。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://yamaro.asablo.jp/blog/2015/02/17/7574669/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。