ReadyNASにUSB-HDDのガチャベイを追加する2015年02月01日 23時55分

先日、NETGEARのReadyNAS102のHDDを4TBに改装しましたが、余った3TBのHDD2台も、まだ1年使っていないので、もちろん有効活用します。

そこで今回導入したのががこちらです。

Logitec ガチャベイ LHR-2BRHEU3

ロジテックのRAID対応HDDケース、ガチャベイLHR-2BRHEU3です。
パッケージがオリジナルのキャラクターが書かれていますね。
購入はロジテックダイレクトの楽天店、何故か楽天店だとただのロジテックダイレクトより2千円以上安い5480円でした。
保証期間が違うようですが(1年か半年か)、特にアウトレット品とかというわけでもないようで、不思議ですね。

このHDDケースの特徴は、HDD2台が入り、それをSINGLE(HDD個別)、JBOD(HDD2台を見かけ上1台として使用)、RAID0(ストライピング)、RAID1(ミラーリング)で使用可能なことです。
このケースだけでRAIDが組めてしまうのが特徴で、かつRAID搭載ケースとしては安価な値段なのも魅力です。
こんなケースが有るとは今回初めて知りました。

ここ最近は、HDDケースはロジテック押しな私(玄人志向より相性や安定性が良い気がする)なので、これも良さげかなと思いましてね。


WD Red 3TBを2台搭載します

早速、WD Red 3TBを2台取り付けます。
5千円台の値段の割に、質感も悪くありません。RAID云々は別として、単純に2台入るHDDケースとしても十分オススメできます。
ケースにファンが搭載されているのも良いですね。HDDは結構発熱しますので。

ではこのケースの取付先は?というと、PCではなくReadyNAS102に接続します。

USB3.0でReadyNASへ接続

上がガチャベイ、下がReadyNASです。
ReadyNAS102には、USB2.0端子2つ(本体前後)、USB3.0とeSATA端子が各1つずつ搭載されています。
これらの端子、あまり説明書では詳しく書かれていませんが、ここに外部ストレージを取り付けてバックアップを取ることが可能なほか、単純にストレージを増やすことも可能なようなので、今回人柱覚悟でつないでみました。

結果的には、まずガチャベイをそのままReadyNASに接続しても認識してくれず、一度PCにつないでフォーマットしてから、再びReadyNASに接続することで、認識してくれました。
なお、フォーマットはPC側ではNTFSで良いようです。

また、今回はUSB3.0での接続となりました。
eSATAは、このRAID1設定のガチャベイは認識してくれないようです。


とりあえず重ねて運用

サイズ的には、ReadyNAS102より一回り小さい程度ですね。
表示LEDが、ガチャベイのほうが多いですね。日本メーカーの設計だからかな?


何故かNTFSとUNKNOWNで認識されている

NAS設定画面上では、"H W RAID 1"で表示されています。何故かNTFSとUNKNOWNと2つ表示されています。
今回はNTFSでフォーマットしているわけですが、謎です。


外部ストレージとして認識

外部ストレージとして無事認識されました。名前が"USB_HDD_4"となっていますが、何度かテストのため付けたり外したりしたので、その度に名称が変わってしまいました。
この名称は、ReadyNAS側で自動設定されるので、変更できないようです。

3TBのHDDが2台、RAID1のミラーリング設定なので、容量は1台分です。
転送速度ですが、ざっと転送してみた限り、NAS本体HDDへの転送(70~80MB/s)よりは落ちる、40MB/s程度です。
あまり転送速度を必要としないファイルであれば、こちらのHDDに置いてもいいかな。

ReadyCloudからでも、このUSB-HDDが見れますし、設定でDLNA配信やiTunesファイルも置けるので、使い勝手も悪くありません。
最初から4ベイのReadyNAS104を導入しても良かったのですが、こうしてUSB-HDDで拡張できるのが、このReadyNASの拡張性の高さを示していますね。

これでしばらくは容量を気にしなくて良さそうです。