新型オデッセイ なかなかよいかも!? ― 2013年10月31日 23時28分
本日、5代目となるホンダの新型オデッセイが発売されましたね。
自分、ミニバンはあまり好きではないですが、ミニバンでどうしても買うならオデッセイかなと前から思っていた車種。
折しも転勤でアコード売却により、ミニバンのエスティマ1台のみとなってしまった我が家。
今回のオデッセイは、歴代初のスライドドア化、背も高くなり(と言ってもエスティマよりは低い)、ちょうどエスティマと競合する車種になりました。
本日、早速実車を見てきました。置いてあったのはアブソルートEX、一番よいグレードで、18インチアルミ標準装備、内装の質感は結構よく、ちゃんとソフトパッドも入っています。
室内高も十分あり、何より床がエスティマよりもずっと低いため、乗り降りがとてもしやすい。
全高が低いので、一見室内高はエスティマより低い印象があった新型オデッセイですが、数値で見ると床が低い分そう見えただけで、室内高自体は新型オデッセイのほうが高い!
ただし、室内長はエスティマが勝っていて、これは見た目でも分かりました。が、サードシートを畳んで床下に入れれば、十分荷室も広いです。
ポケットなど収納類についてはエスティマが上でした。エスティマはありとあらゆる場所に収納がありますが、オデッセイはエスティマより少なめです。
良かったのがシート。シート表皮の質感が高いです。
そしてセカンドシートもエスティマよりしっかりした印象です。サードシートは互角でしょうか。
後は長時間乗った時の疲労度がどれくらいかですね。
ということで、新型オデッセイと、現行エスティマのアエラス2.4L(マイチェン後期型)を比較してみましょう。
諸元は全て7人乗りFF仕様での比較です。
オデッセイ アブソルート | オデッセイ G | エスティマ アエラス2.4 | |
全長 | 4830mm | ← | 4815mm |
全高 | 1685mm | 1695mm | 1745mm |
全幅 | 1820mm | 1800mm | 1820mm |
ホイールベース | 2900mm | ← | 2950mm |
室内長 | 2935mm | ← | 3010mm |
室内高 | 1325mm | ← | 1255mm |
室内幅 | 1625mm | 1625mm | 1580mm |
車両重量 | 1810kg | 1770kg | 1770kg |
最小回転半径 | 5.4m | ← | 5.9m |
トランスミッション | CVT | CVT(パドルシフト付き) | CVT(シーケンシャル付き) |
エンジン型式 | K24W(直噴) | K24W | 2AZ-FE |
排気量 | 2356cc | ← | 2362cc |
最高出力 | 140kW(190PS)/6400rpm | 129kW(170PS)/6200rpm | 125kW(170PS)/6000rpm |
最大トルク | 237Nm(24.2kgm)/4000rpm | 225Nm(23.0kgm)/4000rpm | 224Nm(22.8kgm)/4000rpm |
JC08モード燃料消費率 | 13.6km/L | 13.4km/L | 11.4km/L |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | ← | ← |
アイドリングストップ | あり | あり | なし |
サスペンション形式(前) | マクファーソン・ストラット式 | ← | ← |
サスペンション形式(後) | トーションビーム式 | ← | ← |
ホイール | 17インチアルミ (オプション18インチ) |
16インチスチール (オプション17インチアルミ) |
18インチアルミ |
横滑り防止装置 | VSA標準装備 | VSA標準装備 | S-VSCオプション |
衝突軽減ブレーキ | 標準装備 | オプション | 設定なし |
サイドエアバッグ | 標準装備 | オプション | オプション |
ロービーム形式 | LED | ハロゲン(LEDオプション) | HID |
パワーウインドウ | 運転席ワンタッチ式 | 運転席ワンタッチ式 | 全席ワンタッチ式 |
価格 | 315万4千円 | 281万9千円 | 301万円 |
ざっと思いつく項目を並べてみました。
こうしてみてみると、先代オデッセイは全高が低すぎてエスティマの競合には成り得ない広さでしたが、今回はエスティマにガチンコで勝負できる広さです。
新し分、燃費や安全装備の面で、オデッセイが優れるのはある意味当たり前。
さすがに2006年デビューの現行エスティマ(もうデビュー7年以上!)と、新型オデッセイを比べるのは、エスティマがかわいそうですが、次期エスティマの噂もまだ聞こえてきませんし、古くてもパッケージングはなかなかのエスティマなので、良きライバルになるでしょう。
オデッセイは今回、走りのグレードであるアブソルートも、新型の直噴エンジンにより、従来のハイオクからレギュラーガソリン仕様になりつつ、パワーは先代より出力でわずかに劣るだけで、燃費は大幅に向上。直噴ではないノーマルオデッセイよりも燃費がいいのは、新開発のアースドリームテクノロジーを積んだ直噴エンジンのおかげでしょう。
早速試乗しに行かないと。
ああ、ミニバン試乗しに行くなんて、家族持ちって感じですね。アコードに乗っていた頃は考えもしませんでした(笑
コメント
_ ふじさん ― 2013年11月01日 05時14分50秒
_ やまろ@管理人 ― 2013年11月01日 07時16分51秒
自分が子供の頃は、親父もセダンだったから、大分教育されたよ(笑
_ たなきょ ― 2013年11月01日 18時27分11秒
_ やまろ@管理人 ― 2013年11月01日 21時18分53秒
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ファミリーカーのヒンジドア車は子供が勢い良くドア開けるから、絶対に駐車場ではこの2車の隣には停めない(^^;;
なので、オデッセイのスライドドア化は大歓迎ですわ。