2007年の北宇都宮駐屯地記念行事2017年04月24日 06時26分

2007年の北宇都宮駐屯地記念行事から OH-6D
データ:Nikon F90Xs + Ai AF-S Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D(IF) + TC-20EII


撮影データを開くためのF90Xフォトセクレタリが、今のWindows10にインストールしていないので、撮影データ不明だが、機材は記憶にあり。

10年前の北宇都宮駐屯地の記念行事でフライトする、OH-6D。
ああ、もう10年も前なんですね…。

OH-6Dも順調に退役が進んでいて、後継機のエンストロムTH-480Bの配備が進んでいますが、OH-6Dの取り回しのと機動性の良さは、今も魅力ですね。

【懐かしの写真シリーズ】Tグリーンランド2017年01月23日 06時23分

T

廃墟遊園地「Tグリーンランド」。2006年6月撮影。
F90XsにAiAF 35mm f/2D、モノクロフィルムで撮影。

ここは現在、すでに遊具は撤去されており、この写真のジェットコースターも現存しない。
撮影当時は、いい感じに緑に飲まれて雰囲気は抜群だった。

2007年の写真から Sレジャーランド2016年09月29日 23時53分

Sレジャーランドから

この写真は、更新放置中の http://www.yamaro.info/ にも掲載しているけど、改めてブログでも。

2007年1月に撮影したSレジャーランド。温泉施設の廃墟です。
普通の温泉というよりは、レジャーランドを名乗るだけあり、プールみたいな感じの温泉ですが、さほど広くはなく、どちらかと言うと宴会施設みたいな方が広かった印象です。

この廃墟、映画「バトルロワイヤル」でも、まさにこの場所が撮影に使われており、ちょうど栗山千明扮する千草貴子が絶命したシーンが、まさにここだったりします。

と書くと、もう分かる人は分かるので、場所バレバレですが、この撮影の1,2年後に建物は解体されており、現存しません。

温泉施設としては目立たない場所にあり、立地条件の悪さが祟った場所と言えます。

ふと目についたフォルダがこの撮影を行った日時だったので、掲載してみました。

2007年2月16日の百里基地2015年10月02日 01時25分

2007年百里基地から
データ:Nikon F90Xs + Ai AF-S Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D IF-ED Sモード(f/8 1/400)+0.3 200mm Fujichrome PROVIA100F


ネタがないので引っぱり出す昔の写真シリーズ(笑

2007年2月16日に行った百里基地の写真。

そう、この当時はまだ一眼レフはデジタル導入前で、フィルム撮影。
Nikon F90Xsもこの当時既に旧式化していたけど、F100やF5導入するのも少し微妙だった時代(デジタル一眼レフも普及し始めていたので)。

レンズは懐かしのAi AF-S Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D IF-ED。今のVRIIを手に入れるまで愛用していたレンズで、今でも一線級の描写性能を有している。
AF-Sなので、AFは速かったな。VRがないことだけが少しネックに感じていたけど。

撮影データは、久々にWindows7 Professional搭載のXP Modeを起動して、Nikon F90/F90X用フォトセクレタリを起動。
ちゃんと今でもデータ閲覧できるのが素晴らしい。


200mmなので、何と機体の遠いこと遠いこと!
SIGMAのAPO MACRO 70-300mmは持っていたけど、当時としても古いレンズでAFも遅かったので、流石に使う気にはなれなかったな。
この当時はまだテレコンも持っていなかった。さっさと買えばよかったな。

2007年は、この後Nikon D3/D300が発表され、D300を導入。秒8コマ連写とデジタルによる撮影枚数の増大で、ヒコーキ撮りには嬉しかったな。

D300導入後、飛行機をフィルムで撮ることは殆どなくなってしまったけど、せっかく今はF100もあることだし、今度百里基地に行くときは、フルムでも撮ろうか。

SIGMA 150-600mm Sportsはフィルム機で使えるか?2015年09月23日 23時57分


"ニコンF6、キヤノンEOS-1V 以外のフィルムカメラではご使用になれません。"

との記載があります。
果たして本当なのか? 現行機種のフィルム一眼レフ以外は使用できないとのことですが、では実際に手持ちのフィルム機Nikon F100とF90Xで試してみましょう。
なお、この時点でレンズのファームウェアは、Fマウント用でVer1.02です。

Nikon F90XとF100

F100はともかく、F90Xは流石に現存する個体が少なくなっていますし、ボディ側で絞り設定ができないし手ブレ補正は動作しないので、需要はないと思いますが…。

●Nikon F100とSIGMA 150-600mm Sports
Nikon F100とSIGMA 150-600mm Sports

F100のデザインは、現在のNikon Dシリーズのデザインに基礎にもなっているので、この組合せには何ら違和感ありませんね。では実際に動作するか、テストしてみました。

 ・AF:通常通り動作しました。
 ・OS(手ブレ補正):通常通り動作しました。

あれれ、ちゃんと動きますね。AFもOSも、きちんと動作しますし、フィルムは装填していませんがシャッターも切れました。
もちろん絞りの設定も可能ですし、F100ではフル機能で使えるようです。
ただし、レンズをズームするにつれて、開放F値がf5.6を超えてくる、すなわちf6~6.3では、暗い場所でのAF動作は少々怪しいです。
SIGMAはフィルムカメラ全盛期から、既に望遠レンズの望遠端の開放F値がf6.3になるレンズを出していましたが、Nikonのフィルム機、というより当時のAFカメラのAFは、開放F値がf5.6までしか動作保証していませんでしたので、それよりF値が暗いと、AF速度と精度の低下が出てきます。
晴天下でコントラストがある被写体ならほぼ問題とならなかったものの、少々暗い場所では怪しくなります。
とはいえ、使えることは使えるようです。


●Nikon F90XとSIGMA 150-600mm Sports
Nikon F90XとSIGMA 150-600mm Sports

恐らく、世界広しといえど、今時F90XにSIGMA 150-600mm Sportsを取り付けて使おうなんて輩はいないでしょう(笑)
ただ、取り付けてみると案外しっくり来るのは、F90Xは古いけどF4に次ぐ中級機の貫禄でしょうか。
F90Xは、F5が出る以前の機種で、F5以降の2ダイヤル(普及機除く)操作ができない機種です。
絞りの設定は絞りリングの操作でしか出来ないため、絞りリングのないレンズでは実質PモードかSモードでしか使用できません。AやMでは最小絞りになってしまいます。
また、前述の通り、このボディではレンズ側の手ブレ補正機構は動作しません。これもF5以降の機種からなんですよね。手ブレ補正ユニットに給電できない仕様なのかな?

 ・AF:通常通り動作しました。
 ・OS(手ブレ補正):動作しませんでした。

F100の結果から、こちらは予想通りでした。ちゃんとシャッターは切れました。
つまり、SIGMA 150-600mm Sportsは、Nikon純正のGタイプレンズと同等と考えて良さそうです。
F100と同様、ズーミングにより開放F値がf6~6.3でAFの速度と精度低下が見られます。
ただ、高感度のフィルムも減っている現在、仮にこのレンズをフィルム機で使うとしても、屋外での撮影になりますから、AFについては何とかなるでしょう。

ただ、フィルム機で使うなら、Nikon純正のAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRが…と書きかけて、Eタイプだからフィルム機で使えないじゃん、と気づきました。
今後発売されるNikonの望遠レンズは、ほぼ間違いなくEタイプ化されるでしょうし、SIGMAなどのサードパティメーカーもその流れになっていくと思われます。
もう望遠連写撮影はほぼデジタルになっていますが、飛行機撮影に行くと、まだフィルム機を使っている人もチラホラ見かけるので、600mmクラスでフィルム機で新し目のレンズで、となると、このSIGMAの150-600mmは選択肢の1つに入るのではないでしょうか。


※注意
ここでの検証は、あくまで執筆時点での話で、今後レンズのファームウェアアップデートでフィルム機で本当に使えなくなる可能性も無いとはいえないので、動作保証をするものではありません。
SIGMAも、恐らく現行機以外のフィルムカメラでは動作確認をしていないため、使用できないとの書き方をしているのでしょう。

AF-S NIKKOR 300mm f/4 FL VRの噂2014年12月24日 23時46分

データ:Nikon F90Xs + SIGMA APO MACRO 70-300mm f/4-5.6D (データ不明) Fuji SUPERIA400



AF-S NIKKOR 300mm f/4 FL VR発売の噂が、Nikon Rumorsに出ています。

http://nikonrumors.com/2014/12/19/finally-nikon-rumored-to-announce-a-new-nikkor-af-s-300mm-f4-fl-vr-lens.aspx/?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+NikonRumors+%28NikonRumors.com%29

望遠レンズ、悩むところです。
ズームがいいのか単焦点がいいのか。
単焦点なら、明るいf/2.8がよいか、一段暗くとも、ハンドリングのよさを求めるか。

考えれば考えるほど、答えが出ない。

つい先日、古いNIKKOR-H Auto 300mm f/4.5 Ai改を買ってみて、古いジャンクレンズながら、意外なほど良く写ることに驚き、やはり光学設計上無理のない単焦点レンズかな、という考えに傾きつつあります。

f/2.8は、中古でも現行品なら数十万円近く、おいそれと手が出ない。
ところが、f/4であれば、何とか買えなくもない20万円程度。1段暗いのと引き換えに、半額以下の価格と重量の軽さ、それでいて画質は一級品。
悩ましいところです。

使用頻度から言って、また持ち運びのしやすさから言っても、f/4は魅力なんですよね。
現行品も、VRがないくらいで、画質については今でも評価の良いレンズ。これにVRが付けばもう完璧なのです。


ところで、Nikon Rumorsの噂では、レンズ名称に「AF-S NIKKOR 300mm f/4 FL VR」と記載しており、Gタイプなのか、最近の大口径望遠レンズで採用が始まった電磁絞りのEタイプかの記載がありませんね。

もしかすると、この新しいf/4も、電磁絞りのEタイプになるかもしれませんね。
そうなると、フィルム機では使用できなくなります。

300mm f/4を買うなら、今持っている70-200mm f/2.8G VRIIに、1.4倍テレコンのTC-14EIIかIIIを組み合わせる、という手もあるんですよね。
旧タイプのII型なら、中古でそこそこ安くなってきているので、それを導入するのも手ですね。


写真は、1999年の航空自衛隊千歳基地の航空祭から。
今は全機退役済みの三菱F-1支援戦闘機です。
15年前のフィルムですが、少し退色、変色が始まっていますね。

EPSON GT-X970でスキャンしてみる12014年10月29日 23時57分

昨日に続き、EPSONのGT-X970を紹介。

我が家では、フラットベッドスキャナは、長いことEPSON GT-X750を使用してきました。
7年前の購入金額たったの6千円…。なのに未使用品でハードオフに出ていたものです。今思えばラッキーな買い物でしたね。あの当時でも、新品で買えば2万円以上する機種でしたから。

35mmフィルムは、主にNikon COOLSCAN IV EDを使用するものの、中判ともなると、基本民生機ではフラットベッドスキャナでないとできないので、フラットベッドスキャナは必須です。
長年愛用し、来年で修理が不可能になるX750に変わり、型落ちで安くなったフラッグシップ機を導入したわけです。

さて箱もデカいGT-X970ですが、もちろん中身もデカいわけで、これまで使ってきたX750と並べると、これだけ違います。

EPSON GT-X970とX750の比較

容積にして、倍以上違うように思います。
なぜこれだけ大きさに違いがあるかというと、透過原稿をスキャンできる面積が違うため、透過原稿用の光源が非常に面積が広くなっていて、そのユニットを動かす関係上、蓋の厚さが相当大きくなっているのです。
蓋を開けて比較してみると…

EPSON GT-X970とX750の透過原稿ユニット比較

GT-X970は、35mmフィルムのスリーブ4列24コマ)、あるいは4X5や8X10など大判フィルムもスキャンできるよう、原稿台全面で透過原稿スキャンが可能となっており、蓋の裏側の光源(冷陰極管)ユニットも大型になっています。
一方、GT-X750は中判フィルムまでのスキャンとなっており、透過原稿をスキャンできる範囲も狭いため、蓋の裏側の光源ユニットも小型になっています。

設置しましたが、カラーボックスの上では結構ギリギリかも。

2007年発売と設計が古い機種らしく、接続はUSB2.0のほかIEEE1394(6pin)も装備。
一般的には、USB接続よりIEEE1394のほうが、CPU負荷率が低く、実転送速度も有利、と言われていますが、昨年新調したメインPCは、IEEE1394接続ができないため、使う場合はPCIeかPCIのボードを買わなければなりません。が、そこまでする必要があるかな?
ボードはハードオフで調達でもしてきますか。


i1ProfileやPhotoshop Elements11が付属

上級機らしいのは、スキャンプロファイル作成用ソフトのx-rite i1Profilerが付属されていること。
GT-X970発売当初は、EZColorというソフトだったようですが、後継ソフトとしてi1Profileが採用されたようです。プロファイルは早速作ってみましたが、手順が書かれた説明書はなく、少し調べが必要でした。
これについては別途、紹介しましょう。

バンドル版のPhotoshop Elements11も付属します。GT-X980からは付属しないようです。
なお、生産時期によって、添付されるElementsのバージョンも違いますので、初期の物は7.0だったりします。うちには9.0までしかなかったので、サブPCに使わせていただきます。

では、先日スキャンしたフィルムと同じものをスキャンしてみます。

●EPSON GT-X970 i1Profileでキャリブレーションしたicm割当 3200dpi
GT-X970 i1Profileで作成したicmでスキャン

如何でしょう?
GT-X750にあった、太陽の白飛びやトーンジャンプがなく、グラデーション豊かに再現されています。
これは自動補正のみで、後は何もいじっていませんが、ここまできちんと色が出るのは大したものです。
COOLSCAN IV EDは、フィルムの状況によっては、変な色転びが発生することもありますが、GT-X970は安定性が高そうです。

また、Digital ICEによるホコリ取りや傷除去も、GT-X750のような不自然な補正がないですね。GT-X750ではあまり使い物にならなかったDigital ICEが、結構使えるようになっています。それでも、つながりの自然さは、COOLSCANが一方上手です。

フォーカスは、フィルムガイドデフォルトの高さですが、やはりCOOLSCANやD810 + ES-1に比べるとシャープさはもう一歩な感じです。ここはある程度高さ調整による追い込みが必要ですね。
スキャナドライバも、慣れたEPSONそのもので問題ありません。

今度は中判もスキャンしてみたいと思います。

今はなきエクタクローム642010年08月06日 22時22分

県境の火災物件から
データ:Nikon F90Xs + AF Nikkor 35mm F2D Aモード(f16 1/320) -0.7 エクタクローム64(EPR)



写真を整理中。
なかなか自分のカメラに自分が写っている写真ってないわけで…。

そんななか、エクタクローム64で撮った写真を見つけたので、スキャンしてみた。

撮影データでは2003年3月とある。山梨と長野の県境にある、国道沿いの廃墟(というか火災物件)。

エクタクローム64はたまに使う程度だったけど、フジクロームとは違う重厚感と、やや暖色気味の発色。
Wikipediaには、風景に向かない、などと書いてあるけど、そんなことはない。

Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZF2をフィルムで楽しむ その22010年06月29日 22時43分

益子の旧濱田庄司邸から
データ:Nikon F90Xs + Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZF2 Aモード(f2 1/20) フジクローム ASTIA 100F


明るいレンズを使うと、ついつい絞りを開け気味にして撮影してしまう典型的写真。
室内でも何とか手持ち撮影可能。
デジタルに慣れると、感度ISO100がものすごく低感度に感じてしまう。


今回使ったフィルムは、富士のアスティア100F。発色が落ち着いているので、最近良く使うフィルム。
さすがにデジタルのようにストンと白飛びしてしまうこともなく、ハイライトのトーンもなめらか。

デジタルも、ハイライトを線形処理ではなく、もう少しなだらかにしていただきたいですね。


写真は、益子焼で有名な益子町にある、陶芸家の旧濱田庄司邸から。

Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZF2をフィルムで楽しむ2010年06月25日 23時50分

レストラン「マショネ」から
データ:Nikon F90Xs + Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZF2 Aモード(f2 1/50) フジクローム ASTIA 100F



いろいろ忙しくてなかなか写真が撮れない今日この頃、せっかくのCarl Zeissもフィルムがなかなか回らなくて。

やっとこさ現像を終えてスキャンしてみました。


うん、やっぱいいw


F90Xのファインダはなかなか気持ちがいいですね。D300とは別世界。
フィルムの良さも再認識。

もうちょっと積極的に撮りに行きたいなぁ。