茨城空港「空の日」イベント2019 その32019年09月26日 06時07分

空の日イベントでは、ファントムの展示が人気でしたが…

F-4EJ改(37-8315)

支援車両も展示されていましたので、ちょっとご紹介。

●2000GL燃料給油車
2000GL燃料給油車

いわゆるローリーです。
娘が「このレバーなぁに?」なんて隊員にさんに聞いて説明してもらっていましたが、流石に保育園児には難しい話だったかなw

●起動車「KM-3」
起動車「KM-3」

ファントムのエンジンスタートのための圧搾空気供給と、整備時の電源供給するための起動車です。
F-15Jイーグルなどのように、APU(補助動力装置)搭載を搭載した機体は、自らジェットエンジンの始動が可能ですが、ファントムのJ79ターボジェットエンジンは、機体だけではエンジン始動できないため、圧搾空気を供給してエンジンのブレードを強制的に回しながらエンジンを指導します。そのために車両です。
ファントムが退役すれば、この起動車も退役となりますね。

起動車「KM-3」のパネル

起動車「KM-3」の操作盤

操作盤に「あっち」「こっち」とテプラが貼ってますが、どっちなんだ?w

そして、突如"ヤツ"が現れた!

くにまる

何だこのキャラは!?

くにまる

奇跡のケロヨンスペマファントムとのコラボ。しかも、ねばーるくんみたいに上に伸びますw

F-4EJ改(37-8315)と「くにまる」

彼の名は「くにまる」だそうで、ゆるキャラブームが到来するはるか前、今から四半世紀前に誕生している、由緒正しき?キャラクターだそうです。

F-4EJ改(37-8315)

名残惜しいですが、暑くなってきたのでファントムの展示会場を後に。

この後は、空港内でお土産買ったりして、茨城空港の向かいにある「空の駅 そ・ら・ら」に移動。

そららで遊ぶ

子どもたちは、そららの遊具やら、イベント会場でずっと遊んでいましたとさ。おしまい。

茨城空港「空の日」イベント2019 その22019年09月25日 06時52分

これが見たくて来たぞ! ということで、ケロヨンファントムのスペシャルマーキング機体、現役ファントムとしては最古参(飛行実験隊の301号機を除いては)となる315号機を間近で見ることが出来ました。

F-4EJ改(37-8315)

F-4EJ改(37-8315)

F-4EJ改(37-8315)

F-4EJ改(37-8315)

ファントムおじいちゃん!

ファントムおじいちゃん、もう公認キャラですね!

F-4EJ改(37-8315)

F-4EJ改(37-8315)

F-4EJ改(37-8315)とタグ

F-4EJ改(37-8315)とスカイマーク

スカイマークが上がっていったので、ファントムとコラボ!
息子がグズってしまってあまり撮れませんでしたが、航空祭と違って観客数も程々なので、じっくり見ることが出来ました。

茨城空港「空の日」イベント2019 その12019年09月24日 06時32分

毎年9月20日は「空の日」だそうで、それに合わせて20~30日の間は「空の旬間」だそうです。
それに合わせて、茨城空港で毎年行われている空の日イベント、たまたま休日出勤の代休日と重なったので(Yamaroのお仕事は通常祝日は出勤)、子どもたちを連れて行ってきました。

ファントムの丘から眺める会場

子どもたちは初めての茨城空港。
朝は曇っていましたが、この後晴れ間が出てきました。

ほこまるシールを貰った

地域イベントを兼ねているので、茨城空港のある小美玉市ほか、鉾田市からも出展していました。

F-4EJ改(37-8319)を背に

まずは子どもたちの腹ごしらえ、おみたまヨーグルトで。
背景の展示機のF-4EJ改(37-8319)は、先日の第15号台風で、キャノピーが吹き飛ばされてしまったため、カバーが掛けられていました。

F-4EJ改(37-8315)

さて、この日は茨城空港のエプロン開放で、展示が行われていまして、お目当ては展示機319号機と同い年の315号機、301SQのスペマファントムを近くで拝む事ができました!

航空祭以外では、なかなか近くで見ることは出来ません。加えて航空祭だと人混みですからね。

ってことで続きの写真はまた。

最後のレッドブルエアレース観戦の一部始終(その5)2019年09月13日 06時57分

レッドブル・エアレースが終了し、表彰式はオーロラビジョンで。木更津飛行場からの中継です。

表彰式

この後会場にも移動して来たようですが…

帰り道渋滞

帰り道は大渋滞で、エントランスや屋台のある場所までは30分程度かかりました。
道が狭い上に大量に人が移動します。
奥は木陰になっていますが、蒸し暑さで倒れる人もいたようです。

モトクロス会場

モトクロスも行っていたようですが、既に終了していました。

レッドブル車両

この車種はなんだろう? なにわナンバーで、右ハンドルでした。

室屋選手のEDGE 540 V3

ファルケンのブースには、室屋選手の機体、EDGE 540 V3のモックが展示されていました。意外と小さい機体です。原寸大ですよね?

LEXUS LC500ni

LEXUSブースには、室屋選手応援メッセージをLC500に貼り付けていました。

ZOZOマリンスタジアム

時々雲がかかるも、最後まで晴れていて、この後台風15号で千葉が大変なことになるとは…。
レースを早めに切り上げた運営は、称賛に値しますね。

以上、現場からでした。

最後のレッドブルエアレース観戦の一部始終(その4)2019年09月12日 06時47分

これが最後! マット・ホール選手の機体が進入してきます。

マット・ホール選手

陽炎の影響で解像度は出ていませんが、背景の工場が、何だか幻想的、そして最後のレースなので、皆が一斉に旗を振る。

マット・ホール選手

マット・ホール選手

マット・ホール選手

撮影に慣れてきた頃に終わりだなんて。
背景が単調にならないよう、雲やパイロンを入れる。

マット・ホール選手

安定のフライトです!

マット・ホール選手

歩留まり上げるのに1/500秒でシャッターを切る。もう少し疾走感は出したかったかな…。練習不足です。

マット・ホール選手

背景には工場や貨物船。日常と非日常のコラボ。

マット・ホール選手

会場は逆光で写真撮影は厳しい、上の写真はちょうど雲で直射光が入らなかった。

マット・ホール選手が去る

競技を終えて木更津飛行場へ戻るマット・ホール選手の機体。
これを持って、2019年の、そして最後のレッドブル・エアレースは終了しました。
マット・ホール選手は、この千葉では優勝を逃したものの、年間ワールドチャンピオンとなりました。

短い時間でしたが、とても楽しかった! また見たいのに、もう見れないなんて!
いつかまた復活することを願います。

最後のレッドブルエアレース観戦の一部始終(その3)2019年09月11日 06時38分

レッドブル・エアレース参戦者唯一の日本人にして、2017年王者の座を手に入れた、室屋義秀選手。
室屋選手の最後のフライトを観戦出来たことは、とても良い思い出となりました。

室屋義秀選手

室屋義秀選手

圧倒的スピード感! ビビってしまって絵は引き気味、シャッタースピードも上げ気味でした。
もう、ぶっつけ本番の写真なので、写真をよく撮ろうなんてのは二の次でしたが、母国のレースで優勝してくれよと祈りながら撮っていました。

室屋義秀選手

ものすごいGがかかります。11G以上でペナルティですが、10Gだとしても、ジェット戦闘機以上のGがかかるわけです。
小回りがきく、レース用のプロペラ機だからこそですね。

室屋義秀選手

この日、曇りの天気予報に反して晴れでしたが、湿度も高くて、上の写真のように靄がかかる場面も。

室屋義秀選手

室屋義秀選手

室屋義秀選手

最後は、ラストレースを惜しむかのようにダイナミックなローリングを披露しつつ、レース会場を後にしました。
周知の通り、ラストレースの千葉幕張で、室屋選手は最高得点獲得で優勝、年間ワールドチャンピオンには、惜しくも1ポイント差で2位となりましたが、日本人として誇らしい結果となりました。

最後のレッドブルエアレース観戦の一部始終(その2)2019年09月10日 06時40分

あまりの蒸し暑さと、移動の疲労で、カメラの設定ミスという凡ミスを犯しつつも、少しずつ体を慣らして水分補給しつつ、RAWに切り替えて撮影に挑みます。

ピート・マクロード選手のフライトです。

ピート・マクロード選手機体進入

向かって左側から機体は進入します。2019年のレッドブル・エアレースは、機体の発着は、陸上自衛隊木更津駐屯地内にある、木更津飛行場を使用しました。
2018年以前の過去4回は、浦安市総合公園内に仮設飛行場を設置していましたが、周辺の建物などへの安全配慮の結果、今回は木更津飛行場を使用することになったようです。
レッドブル・エアレースが今年限りで最後となってしまったのも、興行的に厳しかったのだと思われますが、開催各地での配慮の難しさもあったかもしれません…。

ピート・マクロード選手

1つ目のファルケンのエアパイロンを通過。

ピート・マクロード選手

2つ目のDHLのエアパイロン、バンクして機体の向きを変えつつ進入。

ピート・マクロード選手

ピート・マクロード選手機体エアパイロンに当たる

エアパイロンに当たってしまいました! パイロンがスパッと切れています。

ピート・マクロード選手

https://airrace.redbull.com/ja/rules

エアパイロンなので、機体が当たっても破断するよう、安全性に考慮されています。
しかし、エアパイロンに当たると、3秒のタイム加算となってしまいます。
エアレースのルールは細かく規定されていて、速度やオーバーGなどでも、ペナルティが課せられます。

ピート・マクロード選手

反転してからは確実にパイロンを通過していきます。

ピート・マクロード選手

この後は確実にこなしていきましたが、3秒加算は大きな痛手ですね。

ピート・マクロード選手

ピート・マクロード選手

最後の写真は、ちょっと空の青さを強調してみました。

ピート・マクロード選手は、今シーズン総合6位の成績でした。

破れたエアパイロン

エアパイロンは、破れてしぼんでしまったので、回収して、すぐ新しいエアパイロンに入れ替えられました

最後のレッドブルエアレース観戦の一部始終(その1)2019年09月09日 05時15分

レッドブル・エアレースが、2019年を持って開催終了となり、千葉幕張が最終戦ということで、一度は行ってみたかったので、カメラマンエリアの決勝チケットを購入。
…そうしたら、まさかの仕事で取る予定の検定試験の日とブッキングするという、何とも残念な結果に。

それでも、当初の予定では競技は午後から、試験は午前中のみだったので、午前中に都内で試験を受けて、電車で幕張に移動すれば、十分競技の時間には間に合う、はずでした…。

しかし、8日は台風15号が関東に接近しつつあることから、前日7日夕方にプログラム開催時間変更が決定し、チャレンジャークラスのレースが無くなったほか、マスタークラスの競技や海上自衛隊の展示飛行などすべての予定が前倒しとなり、15時には終了となることに。

レッドブル・エアレース決勝当初のプログラム

これが当初のプログラムでした。開場自体は午前10時ですが、エアレース開始は午後から、つまり、午前中に都内で試験を受けて、移動しても、午後の競技には間に合う計画でした。
海上自衛隊のUS-2も、ホワイトアローズも見れる予定だったのですが…

レッドブル・エアレース決勝 変更後のプログラム

こちらが変更後のプログラムです。
プログラムは一部中止や、大幅前倒しに。
台風15号を警戒し、会場を安全に撤収できるように、観客が安全に帰宅できるようにとの配慮です。
下に、

※大会プログラムは天候などにより変更となる場合がございます。

とあるように、時間変更は仕方のないもので、受け入れるしかありません。
試験をサボりたかったのですが(笑)、仕事上受けると宣言したものなので、サボるわけにも行きません。

そんなわけで、まず早朝に幕張に車で移動し、幕張メッセ前の地下のコインパーキングに駐車。流石に午前5時前だと、余裕を持って駐車できました。
今回、望遠レンズだけではなく三脚を持っていって撮影するため、とてもではないけど重量機材を持って電車には乗りたくなかったわけです。

早朝の幕張

早朝、ずっと車の中は暑いので、外に出ました。
この日は朝は晴れ、午後には曇ってきて、予報によっては雨となっていましたが、この時点ではスッキリと晴れていました。
とりあえず、都内にある試験会場の近くの喫茶店で、試験勉強の復習がてら時間をつぶすことにしたので、海浜幕張駅に向かいます。

レッドブルのミニが海浜幕張駅前に集合

駅前には、レッドブルのミニが3台展示。面白いことに、2台は品川ナンバーでしたが、1台は千葉ナンバー。全国各地にいるのかな?

京葉線

京葉線で都内へ移動。
なおこの日、台風による影響で、京葉線は午後9時で運休するとのアナウンスがありました。

早めに試験会場近くに到着、喫茶店で試験勉強していざ試験!
んー多分合格はできるでしょう。
退室可能時間になってすぐに退室。急いで電車で海浜幕張駅に戻ります。海浜幕張駅には12時前に到着。
よし、マスタークラス最後の競技には間に合う!

駐車場に行って、機材を背負って会場に向かいます。遠い…

レッドブル・エアレース会場のZOZOタウンスタジアム横

やっと会場に入りましたが、ここからも更に歩きます。
こんな時間に入る人なんていないだろうと思ったら、案外この時間に入る人って多いのですね。
途中、海上自衛隊のホワイトアローズの飛行展示がチラッと見えました。とにかく歩く歩く!

問題の会場案内

カメラマンエリアのチケットを買ったので、この案内看板通り向かったのですが…
返って遠回りだった! 実際は、この看板の右側から入ったほうが、カメラマンエリアに近かったのです!
ちょっと問題ありの会場案内です。この辺は、以前のエアレースでも指摘されていましたし、周りの人達も同様に遠回りしてしまったとの声が聞かれました。これだけで10分は時間ロスしたなぁ。

レッドブル・エアレースのカメラマンエリア

レッドブル・エアレースのカメラマンエリア

何とかかんとか、カメラマンエリアに到着。三脚を据えてカメラをセット。
カメラマンエリア、こんな遅くに行っても、割とスカスカで、撮影には支障なかったです。
三脚も使用可能ですし、少なくとも一般エリアより高価な分、ちゃんと撮影は可能でした。
一般エリアは、観客ギッシリで総立ち、とても大きなレンズを振り回せる状況ではないので、大型望遠レンズで撮るなら、カメラマンエリアですね。

もうね、蒸し暑いし、機材重くて疲れてしまって、頭回っていなかったですね。
最初に撮ったカット、JPG設定のままでした…。

カービー・チャンブリス選手

カービー・チャンブリス選手

カービー・チャンブリス選手

多少トリミングしています。JPGでも割とまともですね。
とにかくシャッタースピードがよくわからず、ジェット戦闘機と違ってプロペラなので、あまり速いシャッタースピードではペラが停まってしまうし、初めてのエアレースですし、ぶっつけ本番なので、歩留まりはイマイチでした。

ミカエル・ブラジョー選手

ミカエル・ブラジョー選手

ミカエル・ブラジョー選手

続く…


明日のレッドブル・エアレースが…2019年09月07日 18時18分

©︎ Predrag Vuckovic/Red Bull Content Pool
©︎ Predrag Vuckovic/Red Bull Content Pool


ただ今明日のレッドブル・エアレース観覧の準備中ですが…

台風の影響でプログラムが早まるそうです。
https://www.rbar.jp/news/1121/

午前中、都内で試験があり、午後から参戦できると見越していたのですが、このままだと試験が終わって海浜幕張に着く頃には、ほとんどのプログラムが終わってしまいそう…

でも、チケットは開催中止にならない限りは返金もできないし、さてどうしたものか…

とりあえずは行きますけどね…

【百里基地】19/7/29の記録62019年08月06日 06時34分

さてダラダラ引っ張ってきた百里写真、これでラスト。

F-4EJ改(17-8439)

ウェスト降りのファントムに続き、残りのファントムが帰ってきました。

●F-4EJ改(97-8416)
F-4EJ改(97-8416)

残念ながら、ウェスト降りではなかったですが…

F-4EJ改(97-8416)

この日の気温はかなり高かったのに、あまり陽炎の影響が出ません。
いつもなら、この時間の高温時は陽炎が酷いので、撮影は諦めていたのですが。

●F-4EJ改(17-8439)
F-4EJ改(17-8439)

F-4EJ改(17-8439)

同じドラッグシュートでも、ファントムとF-2では印象が違いますね。

ケロヨンの301SQに続き、ウッドペッカー501SQのスペマ2機も降りてきました。

●RF-4E改(47-6905)
RF-4E改(47-6905)

●RF-4EJ改(07-6433)
RF-4EJ改(07-6433)

最初から偵察機の905号機と、戦闘機から偵察機へ転用された433号機。

よく見ると、垂直尾翼には、かつてRF-86F時代や、RF-4E導入初期にマーキングされていた「光とレンズ」のモチーフが控えめに描かれています。
1961年に、余剰となったF-86Fセイバー戦闘機を偵察機に改造したRF-86Fを用いて、戦術偵察機部隊である第501飛行隊(501SQ)が発足、以来、入間→百里へと移動し、RF-4E偵察機が導入され、また余剰となった戦闘機型ファントムを改造したRF-4EJも導入されて、現在に至っています。
フィルムをまとったマーキングの通り、デジタルカメラが一般となった現代でも、フィルムによる撮影を行っています。
後継機として、F-15J戦闘機の初期型を解像する計画がありましたが、担当の東芝が要求された性能の偵察ポッドを開発できず、開発中止に。
そして、2020年3月、第501飛行隊のRF-4E/EJは全機退役の予定となっています。


F-2が再び上がっていきます。
これからの百里基地の主役です。

●F-2A(43-8524)
F-2A(43-8524)

●F-2A(43-8529)
F-2A(43-8529)

●F-2A(63-8538)
F-2A(63-8538)

●F-2A(43-8525)
F-2A(43-8525)

F-2の洋上迷彩は、青空オンリーの背景だと、迷彩効果で溶け込んでしまい、撮影が難しいですね。
適度に雲が入った529号機の写真が良い感じです。

F-2も初期の機体は20年が経過、後継のF-3はまだ計画段階で何も決まっていないので、後継機問題は待ったなしですね。
まさか、ファントムのように数十年使うことになるのか?
それでも自衛隊の戦闘機では、F-35Aに続く新しい機体ですからね…。

この日は、あまりに暑かったので、上がったF-2の降りを待たずに自分は帰投。
次の撮影は9月になるかな?