最後のレッドブルエアレース観戦の一部始終(その2)2019年09月10日 06時40分

あまりの蒸し暑さと、移動の疲労で、カメラの設定ミスという凡ミスを犯しつつも、少しずつ体を慣らして水分補給しつつ、RAWに切り替えて撮影に挑みます。

ピート・マクロード選手のフライトです。

ピート・マクロード選手機体進入

向かって左側から機体は進入します。2019年のレッドブル・エアレースは、機体の発着は、陸上自衛隊木更津駐屯地内にある、木更津飛行場を使用しました。
2018年以前の過去4回は、浦安市総合公園内に仮設飛行場を設置していましたが、周辺の建物などへの安全配慮の結果、今回は木更津飛行場を使用することになったようです。
レッドブル・エアレースが今年限りで最後となってしまったのも、興行的に厳しかったのだと思われますが、開催各地での配慮の難しさもあったかもしれません…。

ピート・マクロード選手

1つ目のファルケンのエアパイロンを通過。

ピート・マクロード選手

2つ目のDHLのエアパイロン、バンクして機体の向きを変えつつ進入。

ピート・マクロード選手

ピート・マクロード選手機体エアパイロンに当たる

エアパイロンに当たってしまいました! パイロンがスパッと切れています。

ピート・マクロード選手

https://airrace.redbull.com/ja/rules

エアパイロンなので、機体が当たっても破断するよう、安全性に考慮されています。
しかし、エアパイロンに当たると、3秒のタイム加算となってしまいます。
エアレースのルールは細かく規定されていて、速度やオーバーGなどでも、ペナルティが課せられます。

ピート・マクロード選手

反転してからは確実にパイロンを通過していきます。

ピート・マクロード選手

この後は確実にこなしていきましたが、3秒加算は大きな痛手ですね。

ピート・マクロード選手

ピート・マクロード選手

最後の写真は、ちょっと空の青さを強調してみました。

ピート・マクロード選手は、今シーズン総合6位の成績でした。

破れたエアパイロン

エアパイロンは、破れてしぼんでしまったので、回収して、すぐ新しいエアパイロンに入れ替えられました