EL-NIKKORレンズをFマウントカメラに装着する2 ― 2018年05月30日 06時33分
前回の続きです。
Amazonに注文していた、「Pixco M39 M42レンズ焦点調整式ヘリコイドマクロチューブアダプター 12mm-19mm」と、「Beschoi マウントアダプター M42-Nikon M42マウントレンズ- ニコン Nikon Fマウントボディ対応レンズアダプター レンズマウントアダプター 高精度」が届きました。
よくわからんブランド名は、恐らくは中華製でしょうが、安価かつ見た目の仕上げも問題なさそうで、恐れ入ります。
ああ、こうして世の中の工業製品は、殆どが中華製になっていくのだろうか…
まずは、マウントアダプタを装着です。
薄いこのマウントアダプタ、ちゃんと装着位置の指針の赤丸も入っています。
ちょいと心配でしたが、問題なく装着できました、取外しも、多少の引っ掛かりはあるものの、外れるので問題ないでしょう。
ボディ側のAIガイドにも当たりません。
精度的には問題なさそうです。
次に、ヘリコイドを装着します。スクリューマウントのM42マウントなので、ねじ込むだけです。
このヘリコイド、12~19mmで光路長を変化できます。7mmの変動幅なので、繰り出し量は極めて少ないです。
↓ヘリコイドを縮めた状態(12mm)
↓ヘリコイドを伸ばした状態(19mm)
うーん、薄いのでこれしか動かないのね。
今回買ったヘリコイドには、M42→M39(ライカLマウント)に変換するネジも装着されているため、それを外せば、M42マウントレンズも装着可能です。
ただし、世の中にある引き伸ばし機用レンズは、多くがM39なのだそうです。
嬉しいことに、このヘリコイド、リングの回転方向はNikonのレンズのフォーカスリングと同じ方向なので、フォーカスエイドを使ってフォーカシングする際も、ファインダ内のフォーカスの矢印表示の通りにリングを回せば良いです。
何事もなくヘリコイドが装着できました。双方ともネジ精度に問題はなさそうです。
最後に、EL-NIKKOR 80mm F5.6を装着します。これもねじ込むだけです。
なお、このヘリコイドには、M42→M39(ライカLマウント)への変換アダプタも付属しています。
まずは試しに、PK-11を使わずにフォーカシングできるか見てみましょう。
…あれ、
…あれれ
使えます。普通に使えます。無限遠が出ますし、近接で1.5mまで合います。
中間リング、いらないじゃん(笑
計算では中間リングが必要なはずですが、まあ結果オーライでしょう。
作例はまた次回に。
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